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8ヶ月かかってやっとエクアドルに入国

今日はエクアドルへ出発。

天気が悪すぎて数日先延ばしにしてしまったので、今日は絶対に進まなくては。

そんな暇を持て余している間に見て回ったイピアレスの光景はこちら。
ドン。


    ↑ホテルに一番近い教会。反対側の広場の方が賑わっていた



    ↑道に置いてあった犬のエサと水のケース。野良犬用だろうか。やさしい



    ↑サッカーボールでバレーをしているおじさんたち



    ↑ハイウェイ沿いにあるスーパーへ行くときに使っていた階段。非常にカラフルである。やっぱりスズメはかわいい


    ↑ホテルの窓から



自転車とともにホテルを抜け出して、たまたま通りかかった自転車屋でタイヤの空気をパンパンにしてもらい、そのまま国境へとやってきた。


さて、エクアドルへ行く前にどんなところか知識をつけておきましょう。

事前に調べてみました。



 さて、エクアドルエクアドルっと。

 なになに・・・?

 な、なんだって!!!!!!



そこ(wikipedia)にはこう書かれていた。



 自由主義革命

 この頃(1875年)からエクアドルはカカオを中心としたプランテーション経済により…




 か、か、か、かカカオによる・・・

 プランテーション、だと・・・・・




カカオ。

つまりチョコってことでいい?

ファイナルアンサー?

マジかよおい!

それってさ、おれがどんなにチョコが好きかわかってて言ってるんだよね。

食い尽くしちゃうよ。

エクアドルといえばバナナしか思い浮かばなかったけど、まさかチョコも有名だなんて、なんてステキな国なのだろう。

もちろん、お安いんですよね?

ねっ!!!!!!!!!!!!!!!

ちなみに、エクアドルのバナナも好きです。

日本では他のバナナより若干高いけど、それでもエクアドル産を選んで買っていたほど。

他に、

エクアドルは食文化が豊か、


気候はアンデス山脈の高山地帯のシエラ、太平洋岸の亜熱帯低地のコスタ、アマゾン川上流の熱帯雨林地域オリエンテの3つに分かれていて、


国内最高峰の山はチンボラソ山(6267m)、


2000年から通貨をスクレからUSドルに切り替えた

とある。



なるほど、ドルなのか。




コロンビアの出国はサッと終わり、両替商によってコロンビアペソをUSドルに交換する。

つもりだったが、手持ちは6800ペソしかない。

そして勘違いしていたことがいくつかあったため、両替がなかなかうまくいかなかった。



その勘違いとは。



まず、100円=2200ペソだから1ドル=2200ペソと考えていた。

だがよく考えてみれば今はたしか1ドル=120円くらいだったはずだ。


そしてもう一つの勘違いは、
今コロンビアはペソ安になっており、100円=2200ペソから2600ペソにまで下がっていたのである!



なんとまあ。



2ヶ月前は2200ペソだったのに、そんなに安くなるなんて。

そりゃあ3ヶ月ほど間を空けただけでチョコの値段が1000ペソ上がるはずだわ。



そういえばその間避難していたニカラグアでもみるみる貨幣価値が下がっていってたっけ。

ホステルが週に一回[ドル―コルドバ]間のレートを更新していて目に見えて宿泊代が高くなっていたのと、好きだったお菓子の値段が突然上がったために実感していたのだった。



2015年9月2日現在、1ドルは3150ペソで取引されているらしい。





そしてここの両替商ではそれを2850ペソで替えてくれるという。

もう少し下げてと言うと、2800ペソでギリギリらしい。

「だって俺は2800で買ったもん」

ということだが、2800で買ったら2800で売ることはできないはずなのでおそらくもっと安く買っているはずなのだが、

とにかく上記のような勘違いをしていたため、相手がぼったくっていると勝手に思いこんでしまったのだ。



そして手持ちの金額も少ないときている。


そのために何人かは相手にもされなかった。



結局、4人目のチャレンジで6800ペソを2.5ドルに替えてもらうことに成功。


レートとしては2720なのでかなりいいと思う。

おそらく国際空港まで持っていって替えてもらった方が高くなるのだとは思うが、空港へ行くのが面倒なのでこれでいい。

少ししかなかったしね。




で、

やっとエクアドルに入国。






審査官のおじさんは親切で、こちらの顔を見るなり



Ah Japon?  
TOKIO!



と声を上げた。

うんうん東京東京

と、別に東京に住んでいたわけではなかったのだがそのノリに乗ってあげると、窓口からポンと地図つきのパンフレットをくれた。

無料で。



なんと!




いつもなら自分で「地図ありませんか?」と聞いてまわらなくては手に入らない国の地図を審査の段階でくれるなんて。

そして「90日だよ」とパスポートを返してくれる。

前に並んでいたバックパッカーは75日くらいだったらしく、ちょっとふてくされていたのだが、
これは日本人を歓迎しているということでいいのか。

なにか日本に対してこの審査官はいいことがあったのだろうか。

自分の知らないところで世界は動いているのだな。




国の入口からいきなり山。

雨に降られながらそんな道をゆく。

山が一部切り崩されているので、勾配と距離が多少緩和されているのが嬉しいところだ。

自然破壊だけれど。


    ↑切り崩され地層が見えている


 
    ↑町はずれにあった果物屋。3種類のぶどうが吊るされている




すぐにTulcan(トゥルカン)という町があったので、そこへ入ってみる。

銀行に行ってお金をおろさなくては。

国境にもATMがあるようだったのだが、一応ドルは手持ちがあり急ぐ必要がないのと、ここは手数料がかかりそうな気がしたので、国境での引き出しは避けたのだ。


ここもなかなか大きな町で、広場にある銀行でお金を卸す。

banco pichinchaというこの銀行は手数料が無料のようだ。


コロンビアでもbanco poplarとbanco de bogotaあたりが手数料無料だったようである。

bancolombiaという銀行も無料だったかもしれない。

自分はpoplarばかり使っていたのでそこら辺はあまり覚えていないのだが、上記にあげた銀行で卸すのがオススメ。

もしかしたら知らずに取られている可能性もなくはないが、レシートには$0と書かれていたのでおそらく無料のはずだ。





    ↑広場にあった日時計。しかし雨ばかりで太陽が出る日は少ない



    ↑頭を押し付けて寝ている野良犬



    ↑エクアドル専用のコイン。アメリカにはない$1と$0.50のコインがあって便利なのだが、かなりでかい



今日はほとんど進んでいないが、近くにあったhostal casanovaというところに泊まる。

$10でそんなに安くないが、かなりきれいな部屋だった。

従業員も感じがいい。




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