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毎週キッチリ体調崩すのはもうやめて! Chincha 13、ペルー 2016年08月25日 ものすごく腹が痛い。夢うつつで正常に保てていない意識のなか、苦痛だけがはっきりと感じられた。汚い話だが、漏れるかもしれないそれくらいの危機感があった。だが、体は眠りたがっていて動かない。なんとか痛みの波を乗り越え、朝、レストランでトイレを借りる。腹の調子は変わらない。これは・・・・・一刻も早くホテルへ行って休まなくては。どうしたのだろう。通常の腹痛より症状が激しい気がする。食中毒だろうか。昨夜飲んだミルクが悪くなっていたのかもしれない。休み休み、ゆっくりとテントや寝袋を片づけていると、レストランの関係者とおぼしき男がこちらへきて、少しの会話のあとオレンジをくれた。「とても甘いよ」と手渡されたオレンジ。レストランから少し離れたところで朝食として食べてみると、本当だ。甘い。むさぼるように水分と栄養を摂取して、腹の痛みを我慢しながらゆっくりと坂をのぼった。町があった。わらでできたちびくろサンボみたいな巨大な人形や、ワインや大振りの瓶に入ったアルコールが並ぶ。目に楽しいが、今はゆっくりと眺める余裕はない。休めるところを探さないと。いそげ。目についたホテルはどこも無人。看板に[←hospedaje(宿泊施設)]と書かれているので、導かれるまま従う。このころには具合がさらにひどくなり、軽いめまいと強い頭痛、体の節々の痛みが出始めた。昨日は非常に寒く体は芯から冷え、テント泊で体力も完全ではない。さらに虫騒動での神経の消耗。そしてミルク。4連パンチを食らってしまったようだ。ってかね、週一で体調崩すのやめてくれませんかね!?広場に出て、ホテルの文字が目に入った。どこでもいい。これ以上はもう歩けない。 ↑その広場の写真ホテルは結構な高額でwi-fiも制限がかかっていてほぼ使えなかったが、もう背に腹は代えられない。今回は”腹は背に代えられない”のだけど。ひとり旅は一人ですべてこなさなくてはならない。当たり前だが、ピンチになったとしても、基本誰にも頼れない。だから、危機的状況にならない努力が必要だ。本当はね。体調の波を図り、腹痛がおさまっているときを狙ってご飯を探しに外へ。ついでに町も様子も写真におさめておく。 ↑観光者向けのお菓子とアルコールが屋台にならぶ↓ ↑わらでできた人形のキャラクターバージョンATMを探すが見つからない。実はここは街はずれだったらしく、セントロ(中心部)へはハイウェイをもっと進まなくてはいけなかったらしい。[←hospedaje]の看板はトラップだったというのか・・・!体調も戻らないし、どちらにしろもっと安いホテルに移らないといけない。ってことで、セントロへ移動するよ! ↑昨日までは嘘のように閑散とした通りセントロの手前にホテルがあったのでそこで数泊する。値段はそこそこだったが、目の前にスーパーがあって便利そうだ。値下げ交渉はしてある。ここChincha(チンチャ)は、規模は小さいがなかなか立派な造りになっている。都市以外に大型スーパーがないペルーで、スーパーとそれに付属する小さなモールがあるくらいには栄えている。しかし治安は悪いようだ。ホテルのおじさんにも、「銀行に行くなら自転車には乗らないほうがいいよ。ここらは危ないから。あとこっちの通りは危険だから入らないようにね」と注意される。 ↑セントロの広場。噴水がみごと。贅沢な広さ↓ ↑酒屋も立派だった。ワインが名産らしい↓ ホテルでトイレとベッドをひたすら往復する日々。食事もあまりのどを通らず、やつれてしまった。大学時代にも焼き肉屋で食中毒になったことがあり、そのころを思い出した。そのときも一人暮らしだったので大変だった。あの時は確か、1週間くらい症状が止まらなかったっけ。これは、今週いっぱいは走行をお休みしなくてはならないだろう。 [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/20160825chincha毎週キッチリ体調崩すのはもうやめて! Chincha