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自分に合わない登山をするとこうなる。 【アレキパ、ミスティ山】 13、ペルー 2016年12月26日 アレキパの町からいつも見えているあの山に登ろうという話になったのです。 ↑あの山名前はミスティ山。自分も登山は好きなほうだし。ほとんど経験ないけど。気分転換になると思い、日本人宿にいる他の2人と一緒に、ツアーに参加することになりました。しかしね、話ではその3人だけだということだったんですけどね、なんと総勢10人を超える大盛況。うんざり、ですよね。そんな不安が募るスタートを切り、レンタルの荷物をチェックしたのちに車で山のふもとまでドライブしました。 約2300mのアレキパから車で数時間、3215mのところまで来ました。ここから6時間かけてベースキャンプまで登ります。 ↑みんなオレンジのテントと寝袋を担いでいてちょっと変な光景になっている40分に一度休憩します。 そしてまた40分歩いて・・・の繰り返し。この山は始めは緩やかに始まりますが、登るにつれて傾斜が急になり、岩場でガタガタしています。後半はサラサラの砂ばかりで足をとられて体力とスピードが落ち、さらに靴や服や荷物に砂がかかって全部真っ白になってしまいました。 ↑余裕かと思えば・・・・・ ↑足をとられる砂地と、そこに生える乾燥に強い草たち。メキシコを思い出す ↑こんな岩場を登ります ↑高いところからスタートなので、ちょっと進むだけで広大な景色が見渡せるしばらく自転車に乗ってなかったので体力が相当落ちているはずだったのですが、なぜか自分はものすごく元気で息も全然切れませんでした。なので、しんどそうな日本人二人へ声掛けをしてフォローしながら登りました。 ↑ガスがかかって遠くがあまり見えません ↑頂上が見えそうで見えない ↑こっちの動画用カメラでもこれが限界 ↑巨大な谷が見えます↓ ↑休憩地点から撮影。ベースキャンプ地点までもうちょっと ↑登っている間に、フジツボのような植物に覆われた岩を発見。トリックアートみたい ↑ベースキャンプポイント付近からの眺め ↑雲から顔を出す山頂。あれはチャチャイ山か、それともピチュピチュ山か 脚を痛めてしまった日本人の後ろをついていって、時間をかけてゴールまで。他の外国人から歓声と拍手で迎え入れられていました。 疲れて元気のない日本人二人だったので自分が率先してテントを立てたりして、その後夕食までちょっと休憩。ウトウトと寝ました。これが、いけなかったのです。 夕食のスープとミートソーススパゲティを食べている最中から、頭と後頭部がものすごく痛くなってきました。かき氷を一気食いしたときに感じる痛みがずっと残ってるような、ぐわんぐわんする痛さ。どうやら高山病になってしまったようです。というのも、このベースキャンプの標高は約4700m。そして少し眠ったせいで呼吸が浅くなり、脳が酸欠を起こしてしまったようなのでした。薬をもらい、20時ごろから0時半まで眠って休んでいましたがよくならず、1時半からの登頂には断念せざるを得ませんでした。起きると朝9時。 頭の痛みはまったくなく、絶好調。これならささっと山頂まで登れそうです。ですが、もうすぐツアーの人々は戻って来る時刻です。最初に戻ってきたガイドに「今から一人で登りに行きたい。今から単独行動にしたい」と言ってみたけどダメ。もしこれがソロなら絶対に登れたのに。そう思うと悔しくなってしかたがありません。登頂して降りてきた人間の顔が憎くて憎くてどうしようもなくなってきます。そのまま山を下りましたが、もう全然楽しくありませんでした。金をドブに捨てた気分。結構したのに。ホントにもうすごくがっかり。多分もうめったなことではツアーは使わないことでしょう。山登りはやっぱり大人数でやるべきものじゃないね。今回の教訓。 [4回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/20161222自分に合わない登山をするとこうなる。 【アレキパ、ミスティ山】