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折り紙を売ったり子どもたちに教えたりした話 Arequipaその6傍観 13、ペルー 2016年12月04日 日本人宿に登山が好きでよく登るという人がいたんですよ。ここアレキパからは大きな3つの山が見えます。「どれかに登りたいよねー」そんな流れから、一緒に宿から4kmほど離れた中心街のツアー巡りをして値段や情報を聞いてきたんですね。で、ついでに彼女が折り紙を売るというので、付き添いというか、ちょっと見てみようということになりました。彼女はここで折り紙を売るのは2度目。旅行中少しでもお金を稼ぎたい、そもそもなにか行動を起こしたいという思いで始めたらしいこの折り紙売り。一日目はペルー人とのちょっとした出会いがあったようで、今日も期待十分、楽しそうに折り紙を並べています。風が強い今日は、飛んでもすぐ回収できるようにあまり個数を出さずにスタート。さっそく男性が食いついています。 お土産屋の子どもたちに邪魔されながら続けること約20分。 金色のネックレスとごつい指輪をつけた成金風の女性と紳士な感じの男性がやってきて、「あら、折り紙ね。いくらで売っているの?」50センティモ(15円くらい)と教えると、一気に4つ買ってくれました。そして、「私の学校にきて教え子たちに折り紙を教えてくださらないかしら。私、そこの校長をやっているのだけれども」とのお誘いが。自分が簡単に通訳してあげると、彼女はとても嬉しそうにその依頼を引き受けました。そしてなぜか自分もついていくことに。なぜ。 ↑家で練習がてら、売れそうなものをネットで探して折ってみる。こちらドラゴン ↑こちらはバラ3日後の月曜日、朝。宿の女将、サンドラさんが馴染みのタクシーを呼び寄せます。心配だったのか一緒について行ってくれました。予定通り、自分も通訳兼アシスタントとしてタクシーに乗り込みます。あの、言ってもそんなスペイン語できませんからね。学校の外観は幼稚園のような見た目でした。なかは本当に幼稚園児くらいの子から高校生くらいの子まで幅広く在校していました。海外の学校に入ったのはこれで5回目くらいでしょうか。なぜか縁があるようです。校長先生と少し話をし、しばらくしてから入口すぐの教室へと案内されました。なかには5歳くらいの子たちが椅子に座っていました。低年齢ということで簡単に折れるかぶとを教えることに決めたらしい折り紙先生。宿に置いてあった折り紙をみんなに配ります。そして用意しておいた大きな紙で折りながら教えて回り、自分もそれを見よう見まねで手元の紙を折って各テーブルの様子を見て回ります。折り方が簡単なだけあり、大体みんなかぶとの形にすることができました。次は6歳クラスで、お題は”鶴”。一気に難易度が上がりましたが、感覚的にわかるのかちょっと教えるだけで大体の子どもは折ることができました。昼休憩。ジュースと軽食をご馳走してもらいました。その間に一人の先生が「私のところにもぜひ来て!」と熱烈な招待を受けました。そしてラスト7歳の教室へ。年齢が上がると使える語句が増えるためか、自然とみんなおしゃべりになっているようです。ひとりに捕まると他の子を見るとこができず、授業時間もよけいに使ってしまいます。やはり先生というのは大変なんだと痛感しました。宿の息子ディエゴは小学校の文法の先生だから、毎日こんなことをしているのか。そんなことを考えました。いつも疲れたと言って帰ってくるのもうなずけます。 ↑6歳児の教室を許可をもらい撮影↓ 校長先生にタクシー代プラス給料ということで、40ソル(1200円分)いただきました。二人で分けてタクシー代を引き、一人15ソル(450円)。また来てほしいと再度依頼され、折り紙先生となった彼女は楽しそうに承諾。次回も行く気まんまんなようですが、自分はもういいかなという感じ。次はスペイン語をちゃんと話せる人を連れて行かせたほうがよさそうです。 [4回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/arequipaorigami折り紙を売ったり子どもたちに教えたりした話 Arequipaその6傍観