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神父さんのお仕事に付き添う元気をください Calamarca 14、ボリビア 2018年09月15日 そろそろ走り出さないとマズいのではないか。ということで重い腰を上げ、タイヤに空気を入れる。ホテルの人にドアを開けてもらって見送ってもらい、出発。そのすぐ近くにあったエンパナーダ(中に具を入れた大きなコロッケのようなもの)を食べ、エル・アルトを脱出した。この先はとにかく荒野、ときどき村。5km ~ 10km 間隔で村が発生する。出現というよりは、発生のほうが合っている気がする。 ↑こんな一本道がつづく。ここだけはなぜかゴミ捨て場にされていて、1km ほどゴミの山が脇を占領していた ↑荒野 ↑そして荒野 ↑シャッターチャンスを逃したが、消えゆく竜巻が見えるだろうか。こういうのがそこら中で発生している ボリビアに入ってからずっとそうなのだが、道路に動物の死体が多すぎる。ネット環境の悪さとともに、この死体の量もカナダと似ていると思った。ネコや犬の血や内臓がとび出た体が道路わきに置かれているのでときどきビックリする。Vilaque(ビラケ)という村の店でパンとアイスを買って食べた。 ↑ちなみに 16km 先にアホヤという村があるらしい。村人が日本語を学ばないことを祈る今日はエンパナーダしか食べていないので、お腹が空いていたのだ。昼食はこれでおしまい。ああ、なにも食べなくてもいいのならどんなに楽なことか。いちいち食事に時間もお金もとられないし、トイレにも行かなくていいのに。なんて考えながら、ここで食べたヨーグルトアイスがとてもおいしかったのでオススメ。 サングラスをかけると、まわりが見えなくなるので行動が大きくなりやすい。この日も大声で歌の練習をしながら走った。こういう暇な移動のために、事前に歌詞を検索していたのだった。青山テルマの garden of love やスエミス&ザスエミツの astaire を歌い、そのせいで無駄に息を切らしながら進んだ。そして夕方ごろ。 Calamarca(カラマルカ)という村に到着。地図で見る分にはもっと大きなところかと思っていたがそうでもなく、宿はないらしい。しかし泊めてくれるところはある、と村人は口々に言う。その言葉を信じて村の広場へ行ってみると、迎え入れてくれたのはここの神父さんだった。歌を歌いながら部屋に案内してくれ、トイレや毛布の説明。いくら払えばいいのか聞いてみると、「100ボリビアーノ(1600円)」と冗談なのかよくわからない回答のあと、「高すぎるなら最小で20ボリビアーノ(320円)でいいよ」それでもそこそこ取るのね。いやべつに文句はないけど。 ↑この部屋を使わせてくれた ↑自転車は外でおるすばん夕食を食べに行くため町を下りていると、大きな軽トラに乗った神父さんが「ちょっと向こうまで行くから乗っていきなよ。30分くらいで戻るからさ」と言うので、疲れきった頭ではなにも考えられずそのまま乗車。 村人を乗せたり降ろしたりタクシーの代わりをつとめる神父。これも仕事のうちなのだろうか。通りすがりの人たちに、いちいち挨拶をしながら走る。車に乗って10分程度、先ほどアイスを買ったビラケに入った。どうやらこの村の教会の様子を見に来たようだ。電気がつかないから明日直しに来ないといけないらしい。この日はここビラケでお祭りの真っ最中だった。「見ていくかい?」神父さんと一緒に暗くなるまで見学したが、彼には悪いがこちらは疲れているしお腹も減っているし寒いしで早くもどりたい。お誘いは本当にありがたいんだけど。 ↑パレードと、それを撮るドローンヘトヘトになってカラマルカに戻り、食事をして寝床へと戻った。2枚ならべて敷いたマットは硬く、ちょうど隙間のところが腰に当たって痛い。 本を読んだせいで、この日は嫌な夢を見た。 [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/bolivia/20180911calamarca神父さんのお仕事に付き添う元気をください Calamarca