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テーブルに置いてある油はサラダにかけるようです。Patacamaya 14、ボリビア 2018年09月16日 翌日、11時に起きてしまった。もっと早く起きて出るつもりだったのに。仕度をして、なぜか2人いる神父さんの母親たちに彼の居どころを聞くが、「ここにゃいないよ」と怒ったように言うので、お金を部屋のなかに置いておいてそのまま出てきた。彼女らに盗られないか心配だ。村の外でチャリダーに会ったが話す気にもなれず、こちらは疲れた顔でほとんどイエス・ノー返答をしていると、さっさと彼は行ってしまった。悪いことをしてしまったかもしれないが、ラパスのカサ・デ・シクリスタがいまだに尾を引いているようだ。だれにも顔を合わせたくないし、だれとも話したくない。ドラえもんの独裁者スイッチがあれば自分は幸福に暮らせるのになぁとか考えながら道を走る。 その先 Tholar ソラールという村には大きなホテルが2つあった。どう見ても高そうだ。 ↑町の入口。traveler のスペルが間違ってるのはヒミツにしとこう ↑ホテル↓ こんなヘンピなところだから、ネットもないかもしれない。せっかくのホテルだが、きっと昨日はここに泊まらなくて正解だったんだろう。そして今日もここに泊まることはない。昼食だけ食べて、そのまま出ていった。 このあたりからは村も少なくなってきて、ただただ荒野を走り続けるのみ。正直、たいくつだ。それにしても、地図で見るともっと近いイメージだったのだが、なかなか目的の町に着かない。これはもしかしたら予測を外したのではないか。出国期日まであと10日ほどしかない。このままでは間に合わないのではないか。心配になってきた。あとで調べてみなくてはならない。 ↑温泉があるのだろうか 途中で荷台にはさんでいた2ℓコーラを落としてしまう。拾ったついでに飲もうとすると、メントスでも入れたんじゃなかろうかという勢いで噴き出すコーラ。さすが2ℓである。デカいだけある。手袋や荷物や服がコーラまみれになってしまったが、のどが渇いたときにのむコーラはうまかった。ベタベタするのは特に気にせず先へすすむ。Patacamaya(パタカマヤ)という、少しだけ大きめの町に着いた。 宿もあるようだし、今日はこのくらいでやめておこう。適当に入ったホテルは、25ボリビアーノ(400円)で広めの部屋とホットシャワー。これは相当安いのではないか。 ↑このホテルで飼われていた犬。片足を怪我しているwi-fi はついていないらしく、「ここを戻って国道沿いになんとかというホテルだったら同じくらいの値段でネットもつながるわよ」とホテルのお姉さん。町中にはネット屋がたくさんあるのに。 しかし面倒なので、ここに泊まることにした。今はネットはいい。それよりシャワーだ。ここ4日ほどシャワーを浴びられていなかったし、コーラまみれだし。広めのバスルームで体をながし、コーラの染みついた服を水につけた。久しぶりのシャワーでさっぱり。 事前にキャプチャしておいた地図を開き、指で距離を数えてみると、ウユニまではだいたい400km、そこから国境までがだいたい200km。一日60km走ったとして、休憩日なしで10日。ギリッギリ!!しかもノンストップで毎日走り続けるのはキツいし、それでは観光もできない。とりあえずもうちょっと頑張ってみて、ダメそうだったらバスを使って国境まで行くことにしよう。でもできればバスは使いたくない。自転車を積み込むとたいていいつもどこかが壊れたりなにかがなくなっていたりするからだ。無理をするのはよくないが、できるだけ努力してみることにしよう。ここから、自分のボリビアチャレンジが始まったのである……!それはおいといて、明日出発なのでパタカマヤを見回ってみる。端から端まで歩いてもすぐに着けてしまうくらいの町なので、ササっとね。 店に入ってみると、FC のスーパーマリオブラザーズ3をやっていた。そこでアイスを買う。昼は日差しが強くてすこし暑いのだ。夜はめちゃくちゃ寒いけど。今回も当たり!このリンゴ味のアイスは1ボリビアーノ(16円)と安いのにおいしい。まさにアイスキャンディといった感じで固めの棒アイス。値段通り、"水と糖と香料を混ぜて凍らせました"という感じの作りだが、コリコリした歯ごたえと甘いリンゴの味はやみつきになりそうだ。のどが渇いたので、そこらへんで売っていたリマという果物のジュースを買ってみた。 なかなか美味しい。味は……なんというかうまく言えない。どこかで味わったものに似ているような気もするのだが、なんだったか思い出せない。南国のフルーツっぽくもあるし、違うような気もする。さわやか系の味で飲みやすい。以前紹介できなかったおいしいお菓子。doble chir lito ドブレ・チルリトという名前らしい。外側のコーンにしっかりとうもろこしの味がついていて、チョコもたっぷり入っておいしい。難点はコーンの粉がポロポロ散らばってしまうところ。あとこれもおいしかった! Choco Choco MEGA、チョコチョコ メガ。中にペーストのチョコが入っていて、極小粒のナッツが入っている。50センティモ(8円)。たぶんパンにつけるとおいしいが、量が少ないので1本じゃ足りないと思う。夕食は10ボリビアーノ(160円)のシルパンチョ。毎度どこにでもあるこの右上の油はどれに使うのか聞いてみた。すると、思ってもいない回答が。なんと、サラダにかけるらしい。なぜだ。ボリビアは謎にあふれている。 [2回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/bolivia/20180911_210calamarcaテーブルに置いてある油はサラダにかけるようです。Patacamaya