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Cuenca滞在記その4「日常」






◎往来の闊歩


さて、ホテルの移動もすんで一段落着いたところでクエンカの町を散歩してみよう。

まずはどんな街並なのか。
クエンカといえばとてもきれいな建物が並んでいるということで有名なのだが、そんな町の風景を始めに見せていこう。



    ↑左に見切れているのが前回紹介したシベリアホテル





こんな感じのヨーロピアン風な通りになっている。





川が流れているところは崖になっており、下へ降りる階段から公園や大通りが見渡せる。
南国っぽさを演出している木も生えているが、夜はけっこう冷える。
赤道近くとはいっても、標高には敵わないのだ。



夜のクエンカ。




道ばたでアクセサリーを売っていたり演奏で稼いでいる人がちらほら見えるがハロウィンほど賑わっていない。

売り上げも芳しくなさそうだ。



水量はすくないがきれいな川。
しかしところにより下水の臭いがする。




晴れの日は住民たちの憩いの場になっており、彼らは川の脇の草っぱらや岩に座って休んだりおしゃべりをしたりしてすごす。

雨がふると水量が目に見えて多くなり、川が薄茶色ににごるのでここまできれいに見えない。




教会の一角では花屋がいっせいに店を出していた。



花が売れる町は豊かな証拠。




この青い花は絵の具を塗っているのだろうか。
こんな真っ青な花というのは存在しないと思うのだが。




カテドラルのまわりにはよく演奏家たちが音楽を奏でている。



ハープ(アルパ、ラテンハープと呼ばれるもの)に、



バンド演奏。

別日には中国楽器の二胡のようなもの弾く男性もいた。
『千の風になって』を弾いていたので、もしかしたら日本人だったのかもしれない。




バスカーのなかでも楽器演奏や路上販売とは違い、ジャグラーたちは信号待ちをしている車を相手にしている人が多い。



このように。
このあと信号が青になる前に車の窓の横を歩いてチップをもらう。




このブログでもなんどか出ているカテドラルに入ってみる。
外見はかなりでかいが、中はどうか。







なるほど中も立派だ。
座って休むには広すぎて落ち着かないが、見て回るのなら楽しい。

ステンドグラスもたくさん。
気に入ったデザインのものはあまりなかったが、やはりたくさんのステンドグラスに囲まれるとステンドグラス好きとしては嬉しいし、贅沢な気分になる。




小さなカフェ。



安かったのでフラペチーノを買ってみたが、あまりおいしくなかった。
しかもサイズも小さい。

他にもいくつか回ってみたが、おいしいフラペチーノはあまりなかった。




こちらは自転車屋を何軒もまわり鍵を探していたときに見つけたブラウニー屋のカップブラウニー。



下のブラウニーは電子レンジでチンして温めてあるのだが、あんまりおいしくない・・・

上のアイスと生クリームはとてもおいしかったです!




日曜日の夜。
どこも店が閉まっており、開いているレストランがなかなかない。

やっと見つけて入ってみたが、そこは高いレストランだった。


でもたまには贅沢をしようと、思いきって高いステーキを注文。
贅沢の限りをつくそうぞ!




これで$5.50くらい。

やっぱり高いのは格別。
めちゃくちゃおいしい。
それまで$1.50の食事ですませていたのだが、もう全然ちがう。

ガーリックのきいた肉も柔らかいし、右のポテトにはチーズソースがかかっていてこれも絶品。
左のサラダには酢がちょうどいい濃度に混ぜ合わされたサラサラな透明のドレッシングがかかっていて食欲をそそる。


一気に間食。

はあ〜、元気でた。
出費は痛いが満足満足。

こんな贅沢もたまにはいいよね。




こちらは気になっていた画材屋さん。




小さいながらチョークやパステル、色鉛筆ほかちょっとマニアックなものもそろっている。
画材屋の店内はその商品の特性上カラフルなので、入って見ているだけで楽しく明るい気分になる。

ここで2Hの鉛筆と万年筆風のペンを購入。
また無駄遣いを・・・



ここの隣には本屋があり、子ども向けのスペイン語学習の本が売っていた。
欲しかったがかなりのサイズと分厚さだったのと、レベル別に4つくらいに分かれていたので荷物容量的に購入を断念。

他にも他国語の本がたくさん並ぶ古本屋などもいくつかあった。
日本語の本も探してみたが、2店入って一冊しか見つからなかった。




ホテルの近くにこんな看板が。




Shiatsu

シアツ

指圧



日本語だ!
しかし一体なぜ。

マッサージも受けてみたかったが、節約のため我慢する。
しかしいつかまたどこかでマッサージを受けたいと思っている。

できれば動画も撮れるといいのだけど。




引っ越してきたホテルにはキッチンがついている。
外食だと毎度似かよったものしか食べられないので、料理を作ることに。

だがここは食材が高い。
正直安いレストランで食べてたほうが安上がりだろう。

それに気づいたのは買い物後だったので、ここは意地で作る。
負けない。




こんなん出ましたけど。
トマトが硬くて熟していなかったので味はあまりよくなかった。

後日作ったカルボナーラのほうはとてもおいしくできた。


米も買ってみたのだが、炊いてみてビックリ。


ここの米、パッサパサなの!
まったく粘り気というものがないの!!



どうあがいても見事にパラパラになってしまう。
そんななので丼にしてパサパサ感をごまかしたり、スープに入れてワイルドライススープのようなイメージで食べてみたりした。




・・・・・


うん、エクアドルはパスタで決まり!


米は買わなくていいかなー。




風邪をひいてしまい咳と鼻水に苦しむ。


少し前に「風邪を自力で治した」とか言っといて、結局風邪ひいたんかーい!

という感じだが、ホントこればっかりは自分ではどうしようもないんです。


そんなとき、ホテルで番をしているおじいさんに
「レモンを4つ買ってこい」
と言われ、言われるままに下の売店でレモンを購入。

すると鍋に皮ごとそれをぶち込み、ものすごく酸っぱくて苦いレモネード風レモンティーを作ってくれた。




そして作りながらこちらのコカ茶を勝手に取るじいさん。

おい、紅茶もレモンも全部自分で負担してんだけど(イラッ)
そしてそのコカ茶高かったんだけど(イライラッ)

と思ったが、見逃してあげた。



このレモンティーで風邪は治った

わけはなく、このブログを書いている現在も引きずっている。
咳がつくと長引くんですよね〜。



  クエンカのおはなし一覧 
      1 はじめに
      2 カハス自然国立公園とのたたかい
      3 ホテル引っ越し

      5 ギターのチャリダーとバックパッカーとの出会い
      6 オーバーステイ情報と国外旅行

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