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雪山の見える町 Huaraz




2016/3/26 Tarica, Peru


昨日お世話になったレストランで朝食を済ませてから相棒の自転車にまたがり出発。

この先は簡単な道で距離もそれほどでもないため、すぐに次の町ウアラスへと着いてしまうが、体は相当疲れているようだ。

腕や脚にあまり力が入らないのが気にかかる。
早くホテルを見つけて休まなくては。



最初に入った郊外のホテルは100ソル(3500円)とバカ高!
やっぱりセマナサンタという行事が原因なのか。
80ソルに負けてくれたが、それでも払えないのでお礼を言って出てきた。


つぎに、裏路地の通りにある隠れ家的なホテルに入ってみる。

看板がなかったら絶対に気づかないであろうそのホテルは、値下げしてもらってもお値段30ソル(1050円)とそこそこしている。
だが、なかなかよさそうなところだった。

表門はオートロック式の大きな電子扉で、そこをくぐると大きな庭が目に入る。
そこには小さな管理小屋、ホテルの家族が住んでいる家と客室になっている家が2軒はいっていた。


安くしてもらった30ソルの部屋は、手入れをしていないような埃っぽい雰囲気。

使われていない2段ベッドが放置してあるし、テーブルの上に使用済みの工具が置いてあったりしているが、それでも室内はとても広くてシャワーもホットを完備。

窓から見える景色もなかなかだった。


もっと安いところを探すか迷ったが、ホテルの人たちもめちゃくちゃ親切だし体も早く休めたかったしで、ここに泊まることにした。



   ↑ホテル入口



   ↑路地裏へと誘導しているホテルの看板。自分は町に入ったところですぐに決めてしまいましたが、中心部へ行けばパッカー宿もたくさんありそうでした



疲れた体を休めたいところだが、やっぱり町を歩いてみたいのが旅行者というもの。

天気もいいのでついつい足が外へ向いてしまう。



    ↑小さな公園通りにぶつかった


そのまままっすぐ進むと大きな商店街に入る。



このあたり一帯は、住民が使う市場や旅行者むけのオシャレな店などがひしめき合っていて、とてつもない賑わいを見せている。


アーケード街でアウトドアショップがいくつかあるのを発見。
さすがアンデス山脈の谷間にある町だ。


現在大きな問題がひとつあって、
それはザックの底に穴があいていること。

もし近々買い替えないといけなくなって、かつリマにいいのがなさそうならば、ここにバスで買いに戻ってもいいかもしれない。

現在のザックは非常に使いやすいので、できればまだまだ現役でいてほしい。


    ↑ガスカートリッジもいっぱい置いてあるよ!



街中には雪山登山のポスターやトレッキングのツアー会社もよく見る。
やはりジュンガイやカラスではなく、ここを起点にする人が圧倒的に多いようだ。


確かに、なんでもそろうこの町で泊まるほうが圧倒的に便利だ。
観光客の姿も多い。





中心の広場へ。

 

そんなに人がいない。
商店街の賑わいがすごすぎてそう見えるのかもしれないけど。

ゆったりくつろぐにはいい場所だ。

  
    ↑昔話の「幸福な王子」を思い出した



  
    ↑噂のsemana santa(セマナサンタ)。そのまっ最中なのだが、ウアラスは思ってたより祭り感がなかった




翌日3/27は雨だったのと、休養のためにもう一泊した。


散歩をしているうちに、“登山ツアーの町”としての姿ではなく、明るい雰囲気のこの町自体を気に入ってしまった。
バックパッカーが来るのもわかる気がした。


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