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ひたすら待つ Mataraniまで 13、ペルー 2016年10月08日 あのね、リマの日本人宿のオーナーさんに言われてたんですよね。ペルー人は時間にルーズな人が結構いるよって。ルーズっていうか、すっぽかされたんですけど。リマで待ち合わせしてたら。そういう人って、その後も何度もやるよって、言われてたんですよね。トラックに寝かせてもらって翌日。運転手のハイメさんは早朝に出発する、と言っておきながら、まったく車まで来る気配がありませんでした。昼になっても来なくて。で、ハイメさんの家はインターネット屋とレストランを経営しているらしく、そこの店の人に言って呼んでもらいました。そしたら、やっぱり明日にするって。リマで起こった悲劇がよみがえります。またなかったことにされるのではないか。トラックのバッテリーがあがってしまったので、それを買いに行かなくてはならなかったらしいんですけど。それ言いに来てー。こっちはわかんないよー。で、今日行かないならね、シャワーを浴びたいし、ブログを更新したいし、カメラの電池もう切れるし、ということでね、この日ホテルに泊まることにしました。ハイメさんもついてきてくれて、「じゃあ明日の朝6時から8時の間に迎えに来るからね」と別れました。ホテルのスタッフも気さくだけど結構フォーマルな対応をしてくれたり、ネット回線も良好だし、大きな窓があって部屋に光がいっぱい入ってきて、ものすごくいいところだったんですけど、なにぶん値段がちょっと高め。だから2泊はきついなーと思ってたんですね。でもいいだろう、と。だって明日出発するんでしょ?翌朝、迎えに来てくれませんでした。12時にチェックアウトだったので、あせってハイメさんを大声で呼びに行きました。ネット屋のおばさんが「もうちょっとで来るから、静かにね」と言われるほど怒鳴り声で呼びました。のどが潰れた。ハイメさんは、「仕事が入ってリマに行くことになるかもしれないから、まだ待ってて」とのこと。だからそれ知らせてー。こっち知らないよー。荷物と自転車はレストランに置いておいていいと言ってくれたのでホテルを出ます。翌日リマ行きになったら一緒にはいけないけど、今夜はトラックで寝ていいから、と言ってくれるハイメさん。そして申し訳なさそうな顔をしながら、「食事をごちそうしてあげるよ」と料理を提供してくれました。 ここのパン屋で気に入ったパンをほおばり本を読みながら待ちます。夜になったらトラックに乗り込み、休む支度をします。ちなみにこのとき首をおかしくしています。ホテルを出るときに、そこのスタッフが土をロープのついたバケツに入れてホテル屋上まで引っ張る作業をしていて、それがもう楽しそうで楽しそうで。で、やらせてもらったら、バケツが思ってた以上に軽すぎて、体重を後ろにかけすぎてこけちゃったんですね。ザックを背負っていたので、背中をついたら首の後ろにだけスペースが空くじゃないですか。こう、ガクンって。首筋をおかしくしてしまいました。ずっと寝違いみたいになってんの。荷物降ろしてやればよかったね。ま、とにかく首をあまり動かせない状態だったので、どちらにしても今日は動かなくていいのは助かります。 ↑1ソル(35円)のパン。中に甘納豆を甘くしたようなもののペーストが混じっている暗くなり、「仕事先からなんの連絡もないから今日の深夜に出発する。今のうち寝とけ」とハイメさんが言いに来ました。夜1時に起こされ、助手席には見慣れぬ女性、後ろのベッドに自分が座り、出発。買っておいたエナジードリンクのVoltをあげると、くしゃくしゃな顔をして「そんなに心配するなよ~」とかなんとかそんなことを言っていましたが、受け取ってもらえました。外は真っ暗で道はウネウネのカーブだらけ。道を外すと崖に真っ逆さま。かなり心配だったけど、運転歴が長いであろうハイメさんを信じるしかないと思い、眠りました。翌日7時。起こされてパンとジュースをもらい、Matarani(マタラーニ)という聞きなれぬ小さな町で降ろされました。「ここでバスに乗ってアレキパまで行けよ。な。そこまで連れてってやるからな」とハイメさん。アレキパの町に行くには、ここで道路が変わるようです。いや、バスは使わないんだ、と答えると、「しかしこっから先はずっとキツイ山道だぞ?」と言いながら荷物を降ろすのを手伝ってくれました。ここでハイメさんとお別れ。 首の痛みがひどいので、ここでしばらく休養することに。町の奥にあるサッカーコートの近くに安ホテルを見つけ、そこで部屋をとりました。これから、どうなっていくのでしょうか。 [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/20161007ひたすら待つ Mataraniまで