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ぬるいと噂の田舎町温泉、さて湯加減は? Yura 13、ペルー 2017年03月30日 次の日はどんより曇り。途中で雨が降ってきたら最悪だし、そんな天気で出発したくなかった。という言い訳を用意してもう一泊頼み、噂の温泉に行ってみることにした。道案内役としてレストランで働いている青年、ヘンリーを誘う。始めはチップを欲しがっていたが、話をしているうちに"ここで食事をしてくれればいい"ということになった。それまで他の安いところで食事したりパンだけですましていたことも多く、ここはそれほど活用していなかったので、それをずっと気にしていたのかもしれない。バスで50センティモ(15円)、隣町のYura Viejo(ユラビエホ)へ。そこは観光地化されていて、高そうなホテルが並んでいた。 そんなホテルの一軒へと入っていくヘンリー。この敷地内に温泉があるらしい。 チップ替わりにヘンリーの分も出してあげることにして、彼のレンタル水着を借りる。ついでにここのホテルの値段を聞いてもらうと、なんと朝食付きで一泊150ソル(4500円)だそうで。うゎぁ、こりゃあ高すぎですわ。 ↑高級感が漂うホテルのロビー受付で5ソル(175円)払う。意外と高いのね。温泉というよりも小さなプールと言った方が近い。冷たいシャワーを浴びて着替え、いざ入浴。 ↑温泉のひとつがこちら。ここは冷たかったのでもっと一般的で小さな方に入浴したが、人が結構いたので写真は撮らなかったお湯で満ちたところが6か所くらいあり、階段を下りながら入ると、ぬるい。30℃くらいだろうか。水深は胸から首元あたりまであり、かなり深い。下にはツルツルした石が敷いてある。うん、匂いはあの温泉特融の卵のような硫黄臭だ。しばらく浸かっていると体に気泡がついてくる。たしかに温泉らしい。が、まわりは水着でキャップを被ったおじいさんおばあさんだらけ。外から見ればどう見てもプールにしか見えない。久しぶりの湯船だが、その見た目から風呂にひたっているという気分ではない。気持ちいいといえば気持ちいいが、温度的にも物足りなさを感じる。30分ほど浸かり、震えながら外へ出て着替える。ぬるすぎて、芯まで温まるのは無理なようだ。ヘンリーは満足してくれたようでよかった。実は彼ではなくこちらがホスト役だったというわけだ。最初からそのつもりで誘ったのだ。 ↑案内看板があった。色々書いてあるけど、結局は何もない山の中である距離は遠くないので。村や景色を見学しながら歩いて帰る。ヘンリーは学業を終えた21歳で、クスコから出稼ぎと手伝いでこちらの叔母のレストランを手伝っているらしい。いつかクスコへ帰りたいが、今はお金がないから無理だと言う。大変なんだなぁ。夜になり、仕事から帰ってきたレストランの長男と一緒に草サッカーを見に行った。彼も参加するつもりだったのだが、人数が集まらずに即解散。そしてコカ・コーラと、この近くに生産工場があるという炭酸ジュースをごちそうしてくれた。ルートビアのような、かすかにハーブのような味がするものだった。好き嫌いがわかれるかもしれないが、ルートビアもおいしく飲める自分的には合っている味だった。 ↑そのコーラ。Kola Escocesa(コーラエスコセサ)と書かれている ↑ここの次男がパズルで遊んでいるところ [0回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/20170330ぬるいと噂の田舎町温泉、さて湯加減は? Yura