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不安な装備でチチカカ湖をぐるっとまわり先へ Chucuito、Acora 13、ペルー 2018年06月14日 お世話になったホテルのオスタルマヤを出て、セビーチェ屋のダニーさんに挨拶に行く。この日もセビーチェをおごってくれたダニーさん。彼のセビーチェもこれがラスト。 故郷の Ilave(イラベ)に父と姉がいるから会っていくといいと住所を渡してくれたが、会ったところで何を話していいのか。そう言うと、「イラベのことを色々知ってるし、連絡しとくから」とのこと。とりあえず住所の書かれた紙をメモ帳にはさんでおいた。一泊させてくれたハビエルさんには連絡できなかったが、もう昼をすぎているので急がなくては。通り道にあったネット屋で Dota2 のミニキャラが描かれている看板を発見。 やっぱりペルーでは Dota2 が流行っているのだなと思いつつ、自分の好きな不人気の beastmaster がセンターに描かれていてちょっと嬉しい。ネット環境がいいと、たまに twitch で Dota2 をやってます。↓https://www.twitch.tv/zecserここのところ天気が悪く、通り雨が毎日つづいている。現在は乾季なのでちょっと変な天気だ。今日も山のほうに雲がかかっていた。チチカカ湖の周囲をまわるように自転車を進める。 ↑プーノ出口元自転車乗りのルイスさんに改造してもらった自転車は重く、小回りが利かない。運転の感覚が今までとはかなり違ってしまっている。手を放すと重くなった前輪が勝手に逃げてしまうので、気をつけなくてはならない。後部の荷物は改造のおかげで安定しているので、そのストレスが取れたのは大収穫だろう。これまで調子の悪かったギアもさらに悪化し、数回転に一度ペダルが空回りしている。…こんな状態で大丈夫なのだろうか。関係ないが、現在使っているこの PC も壊れかけである。道はなだらかで走りやすかった。とちゅう小学生にからかわれながら、休憩をはさみつつ進んでゆく。マシュマロを食べたりスポーツ飲料を飲んだり。 隣村の Chucuito(チュクイト)に着いたのは2時ごろだっただろうか。小さなところだったので通りすぎようとしたのだが、石造りの門がちょっと気になったので軽く立ちよることに。 石垣でできた道からはみ出るサボテン。古めかしい教会。なかなか美しい村だった。高そうなホテルが2軒並んでいたので、観光地になっているのかもしれない。 ↑石の門から水が出ている ↑村の教会のひとつ。塔のベルと屋根に生えた草が映画やアニメの世界のようなファンタジー感を醸し出していた↓ ↑村の中からも湖が望める ↑中心部の広場 ↑ゴテゴテしたホテル。きっと高い村を出てまた道なり。狭い道路だが車どおりは多い。プーノからボリビアへと向かう道だからなのかもしれない。 小さな村を通り抜け、その隣の町、Acora(アコラ)に到着。暗くなってきたし、今日はここらへんで泊っておこう。 目についたホテルへ入ったが、なんだかそこのおじさんが怒っているような態度だった。ほかにもホテルを探したがそこしかなかったため、しぶしぶ部屋を頼んだ。話してみると意外と気さくな感じだったが、偏屈な様子はぬぐえなかった。「最近は雨がつづいているな。変な天気だ」とおじさん。自転車をチェックすると、ルイスさんにもらったかばんのフックが1つすでに外れてしまっていた。さっそく壊れたか。本当にこの先大丈夫だろうか。夜、ベッドのなかで、冷たい雨が屋根をたたく音を聞いていた。 [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/chucuitoacora不安な装備でチチカカ湖をぐるっとまわり先へ Chucuito、Acora