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人生のアップダウン、Chivayの人々 13、ペルー 2017年06月08日 ――結局、仲良くなったカフェ店主のフレディとはうまくいかなくなっていった。いつものことだ。そろそろ出発すると言うと向こうから投げかけた「週末にまたバイクで旅行しよう」とか「最後だから皆で昼飯食べよう」という約束をことごとく破られ、こちらが怒ったのだ。普段ならここでお別れとなるのだが、今回はちゃんと仲直りできた。その後、何度かカフェに足を運んだのだけど、彼の顔を見るたびに喧嘩のことを思い出してつらくなってしまう。どうしても明るく振る舞うことができない。その人はとてもいい人だけれど、もう全然信用できなくなってしまっていて、そのことが余計悲しくさせる。彼も、入口に立った自分を迎えてくれ、いつものように口元に にやっとした作り笑いを浮かべてくれるのだが、前のようではなくなった。言葉も態度も、すべてがなんとなくぎこちない。お互い顔を見なくなった。もうダメなんだと思った。失ってしまった。もうこれまでのように楽しく話をすることはできないのだ。元に戻すには、自然に湧き出る嫌な記憶を消すしかない。だがそんなことはできない。そのカフェに足を運ぶ機会も減っていった。・・・・・と、一時期なっていたのですが、他の常連さんのおかげもあって再度仲良くなることができました。やっぱり前みたいにはいかないけど、なんとかほぼ元通りという感じです。これは自分にしては珍しい事例。その後、店の改装を見学したり時々手伝ったり、一緒に携帯ゲームのキャンディクラッシュの攻略に励んだりしました。 ↑3層に分かれたカフェモカ。ここAromas Caffee(アロマスカフェ)では毎度ウエハースがついてくる ↑団体客が頼んでいたコーヒーたち ↑酒も扱ってます。これはpiña colada(ピニャコラーダ)というカクテル。イマイチだった。個人的にはCaipirinha(カイピリーニャ)がおすすめ ↑この人がフレディさん ↑改装の様子。全部自分たちでやっていたまた、仲がこじれていたときに代わりに立ちよっていた他のカフェの夫婦とも仲良くなりました。こちらはメニューにクレープがあるのでそれ目当てなのと、wi-fiがここのほうがよかったので、向こうのカフェで仲直りできた後もたびたびお邪魔していました。 ↑One Coffee(ワンコーヒー)という店 ↑旦那と一緒にちょっとしたお出かけ。この人がとにかくいい人だった ↑飼い犬のロッキー、あだ名はチョコラテ ↑ここではラテアートを練習中らしい ↑クレープと一緒に ↑フェニックス ↑インディアン。名前があったが忘れてしまったそのカフェの主人の両親が観光客向けのレストランを経営していて、無料でビュッフェをごちそうになる機会がありました。そのときの会話のなかで、2週間前にできたというホテルにもプロモーションで安値で泊まらせてくれるという話を持ち掛けてくれ、現在のところより安くて良さそうだったので早速そちらに宿を移しました。ビュッフェも余って捨ててしまうから、閉店後3時すぎまで待てるなら毎日タダで食べていいよ とお母さんが言ってくれたのだそうで、数日間ごちそうになりました。普段は1~2食しか食べてなかったのですが、久しぶりにおいしいものを腹いっぱい食べられました。 ↑サラダ取り放題 ↑おかずもスープも取り放題 ↑なんだかよくわからないデザートたち ↑初日は控えめに取ったら、残りは他のスタッフたちが全部持っていった。捨てるものなんてあるのかな ↑チョコプリンとヨーグルトがおいしかった。これだけ食べてタダ! ↑久しぶりに満腹になるまで食べたので、腹がはち切れそうでちょっと気持ち悪くなったりもしたしかし、そんな日々もそう長くは続かなかったのです。部屋がものすごく寒い以外はいいホテルだったのですが、そこのスタッフのサービスがよくなかった!ちょっと愚痴になってしまうのですが・・・夜の10時半まで上記のフレディさんと話してから帰ってくると、入口には鍵がかかっていました。ここまではOK。しかし何度呼び鈴を鳴らしても誰も来てくれず、この日唯一の長ズボンであるジーンズを洗っていたため短パン着用。そしてここの夜は相当冷えるのです。カフェのオーナー家族宅に行ってみるも、この日は外出していたようで誰もいません。昔のアニメやドラマで見たのを思い出し、ホテルで電気のついている部屋(顔見知りのレストラン従業員の部屋)に小石をぶつける作戦に出るが、失敗。財布にたまたまレストランのカードが入っていたので、中心部へ行って閉まりかけた店に頼み、電話をかけてもらいました。そうして鍵がかかっていることが発覚してから一時間後、ようやくホテルに入ることができました。翌日、そのことを紹介してくれたカフェの主人に言うと彼は丁寧に謝ってくれましたが、ホテルの従業員はまったく悪びれもせず笑っていました。また、同日の朝、部屋のドアのノックで起こされて、いきなり別の部屋に移動してと言われました。その部屋はトイレバス別で小さく、別室のシャワーは水しか出ません。何度も言いますが、ここはかなり寒いです。なぜ最初からこの部屋と言わなかったのか。なぜ数泊してから突然部屋を変えだしたのか。ここになるとわかっていたなら、最初からこのホテルに泊まろうとは思いませんでした。そんなこんなで不満が溜まり、すぐさまホテルを変えることにしました。おいしい昼ご飯は無料で食べられなくなるけど、そんなのは構いません。何よりそこのサービスの悪さに辟易していました。ChivayにあるUrinsayaというホテル、絶対に誰にも行ってほしくないです。最低なので。ビュッフェレストランはおいしいです。高いらしいけど。そのほかにも、 ↑行きつけになったインターネット屋にもらった帽子 ↑前回紹介したホテル・コルカリバーのバイトと仲良くなり、一緒にTuti(トゥッティ)へ自転車で出かけた ↑トゥッティのよくわからない像 ↑ちょっとお高いレストランでおまけしてくれたホットチョコレート。嬉しいなんてこともありました。予定よりずっと滞在してしまったので、この時期雪が少なくなっているはずのMismi山へ行くかもしれません。なにせこの町に来た理由が「ミスミ山のアマゾン川源流を見に行く」だったので。ただ、話を聞くと一人で行くのはちょっと難しいのかもしれません。ここに行く観光客は少ないのだそうで人も少なく、道も少し枝分かれしているらしいのです。行く人がいないので、ガイドを雇うのにもお金がたくさんかかります。もしかしたら行かずに終わるかもしれませんが、もし成功したらアマゾン川源流の一番遠い場所と言われているところを撮ってきてここに報告したいと思っています。もしブログの更新がなければ、遭難して土に還ったということで。それでは、また。 メモ ― いつも文字の大きさを13ptに設定していましたが、今回16pxにしてみました。数値は大きくなったのに実寸は縮みましたね。細くなった分見やすくなったのかな。見比べてどちらがいいかそのうち決めようと思います。 [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/lifecyclechivay人生のアップダウン、Chivayの人々