[PR] 2024年11月21日 ×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net[PR]
まずは北にあるTuti村をめざすのじゃ ― Nevado Mismi アマゾン川源流 前編 13、ペルー 2017年06月21日 最近、アマゾン川の源流のなかでも一番遠いと言われるところ※に行ってみたので、そのことを書きたいと思います。ルートについては後日書くとして、ここでは景色や出来事を中心に追っていくことにします。※アマゾン川源流のなかでも一番遠いと言われるところ ナショナルジオグラフィック調べまずはミスミ山のふもとにある村、Tuti(トゥッティ)へ向かいます。ここで荷物や自転車を置いておいて、登山開始の予定です。チバイに荷物を残してもいいのですが、ホテル代を2か所分払わないといけないのはちょっといただけないので、今回はすべて荷物を持って行くことにしました。トゥッティには以前、仲良くなったホテルスタッフと自転車で行ったことがあるので、どのような道を走るか、勝手はわかっています。それでも上り坂に照り付ける太陽、そしてのしかかる荷物。かなりきついです。ぜえはあ 言いながら進んでいると、追い抜かしていった軽トラックが目の前で止まりました。あ、この展開は・・・「乗ってくかい」乗せてもらいました。ペルーなど南米の田舎、特に山岳地帯ではこのように人の車に乗せてもらうというのが交通手段のひとつみたいで、みんな結構軽いノリで乗せてくれることが多いです。ちょうど今日、この先にある町で祭りを行っているらしく、運転手のおじいさんはそこに向かっている最中だったのだそう。村の付近で降ろしてもらい、横にしたせいでずれたり外れたりした自転車の荷台周辺を直していると、今度は別の軽トラックがやってきて、「今日はトゥッティに泊まるのかい。いいホテルがあるから連れてってやるよ」と、またまた車に乗せてもらいました。この距離なら自転車で行ったほうが楽なんですが、断り切れずに自転車を持ち上げて後ろに乗せます。そして着いたのが、ここ"Casa Vivencial Mismi"というホテル。 きれいで部屋も大きくて、とてもいい宿でした。こんな小さな村で観光客も滅多に来ないというのに。ほら、室内に楽器が。 窓もこのようにあるし、 天井からもこのように光が入るので、昼はとても明るいです。シャワールームには電気ノズルシャワーが!! この辺はどこもソーラーで沸かしているため、夜や曇りの日は冷たいシャワーしか出ないんですよ。これはよかった。しかもノズル式なので取り外し可能!!・・・と思ってたら、このシャワー25℃程度しか温度が上がらないようです。なので、ここでシャワーを浴びるとしたら、暖かい時間を選んでガガガっと水を浴び、すぐに体を拭いて外に出て太陽を浴びなくてはなりません。それくらい寒いの! ココ!このホテルは朝食と夕食も頼むことができます。一食7ソル(245円)。村の食堂は6ソル(210円)なので若干高いですが、ここのお母さんの料理は素朴ながらめちゃくちゃおいしかったのでオススメです。 ↑夕食のtrucha(トゥルーチャ ― 川マス) ↑ここだけじゃないけど、フリードリンクのところでは大抵あるコカの葉(中央上)話によると、ミスミ山はルートがいくつか枝分かれしているそうです。一人だと心配なので話を伺おうと、チバイのインフォメーションセンターで聞いてきたガイドの名前をホテルのおじいさんに尋ねます。するとなんと、その人を知っているそうで電話をかけてくれました。翌日に話をしに来てくれるということです。道だけ聞こうと思っていましたが、せっかくなのでガイドをつけることに。次の日、こちらへ来てくれたのはいいのですが、この人何を聞いてもちゃんと答えてくれません。「彼が全部知ってるから大丈夫だよ」と宿のおじいさんは言ってますが、どの辺りで泊まるかとか何が必要かとかご飯はどうするかとか、聞いておきたいことをちゃんと教えてくれないのはひどい。何度も質問した結果、ある程度まで情報を聞き出すことに成功。昼ごはんはこのホテルが弁当を作ってくれるらしく、夕食と朝食は山の山頂ふきんに住んでいる人がいるのでそこでお金を払って食べさせてもらうらしいです。水や食料はサーモス※一つだけで十分だということでしたが、ちょっと信用できなかったので久しぶりに活躍するサーモスのほかにも水とスポーツドリンクとエナジードリンクを1個ずつ持っていき、お菓子もザックのなかへ詰めこみました。ガイド料は一日50ソル(1650円)、2日かけて行くので100ソル(3500円)だそうです。他のツアーだと人があまり行かないところなので個人ツアーになり、最低でも400ソル(14000円)くらいかかってしまうので、安いほうでしょう。もしかしたらちょっと値引きしてくれているのかもしれません。※サーモステルモス、魔法瓶ともいう。お湯の温かさが持続するステンレス製の水筒。重いのが難点。ちなみにサーモス/テルモスは商標名。ちょっと長くなってしまったので、登山編は次回にしましょう。 [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/tutinevadomismi120170619まずは北にあるTuti村をめざすのじゃ ― Nevado Mismi アマゾン川源流 前編