忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

胃痛腹痛でダウン、Machachi(追記)



小さいながらも平和な雰囲気が気にいっていたタンビージョという村を出る。



今日は気合いが十分。
天気もわるくない。


いっぱい走るぞ、とスタートを切ったものの、いきなり胃が痛くなりはじめた。

ぎゅーっとした痛みとともに、吐き気がこみあげてきた。


それから腹痛が襲ってくる。
腸のなかがボフンボフンと飛びはねているのがわかる。




どうしたというのだろう。


もしかして昨日の昼に食べたチャーハンのような料理がわるかったのか。
たしかにあれを食べたとき、油が古かったのか米がパサパサすぎたのか、胃にゴロゴロとたまる感覚があった。


それとも夕食に食べた野菜がダメだったとか。
生野菜で塩もレモンも酢もかかっていなかったから、それが原因かもしれない。


もしくはウォーターボトルの水か。
後からなかを見たら、藻のような苔のようなものが浮いていたのに気がついたのだった。
走っている最中ゴクゴクのんでしまっていた。


それともストレスとか?




どれも怪しい。


軽い食中毒ならまだいいが、虫が体内に入ったとか炎症を起こしているとか、はたまた胃がんだったとかだったら本当にイヤだ。




とにかく腸内の小爆発をおさめるため、ガススタンドのトイレを借りる。
しかも2度も。


それでも胃腸の痛みがつづいていたので、これはもうダメだとここMachachi(マチャチ)という町で休むことにした。

走行距離約5km。


本当はこの日70kmほど走る予定だったので、かなり無念だ。





適当にみつくろったホテルでは腹にやさしいお茶、おそらくカモミールティーだと思うが、それを差し入れしてくれたりホテル料金を少しさげてくれたりと世話になった。


しかしこの町、物価がまわりよりもちょいと高い。
せっかく節約してきたのに、こんなところで散財してしまうなんて。

くやしいがここはしかたがない。
体調がもどるまで安静にしていよう。



しかもこの町、食堂が少なめ。
なにが多いかって、鶏肉系のジャンクフード店が軒をつらねているのだ。

胃が弱っているときによりにもよって脂っこいものばかりなんて。






実はキトの滞在が長すぎてこのブログが現在に追いついてしまっているので、これ以上ここに書くことがいまのところない。

ホテルで寝ているだけだし、胃は痛いし。



そういうわけで、ここのところ更新できなかったのはネット環境がなかったわけではなく、体調不良です。

そろそろ出発できると思うので、また更新していきたいと思います。





    ↑マチャチではbuffがよく売られているようだ。火山灰よけのために販売しているらしい。エクアドルのハイウェイ料金所の見張りはみんなガスマスクを首にぶらさげていたので不思議だったのだが、こういうことだったのか。




    ↑マチャチの協会内部。派手ではあるが柱のターコイズブルーがきれいで見ごたえがある。奥の窓はステンドグラスになっているのだが、カメラの設定の関係で光ってしまっている。




    ↑seco de polloを注文したところこのようなものがでてきた。seco
とは乾燥という意味があるのでフライドチキンかと思っていたが、どうやら煮込み料理のことらしい。ほかの国ではpollo sudadoという。polloは鶏肉ね。




    ↑小さな雑貨屋を見学。キッチュな柄の食器がおいてある。




    ↑日本の雑貨屋よりもホントに"雑貨"という感じのものを置いていて、時計・ポット・水筒・スタンドライト・置き物・ミキサー・懐中電灯・グラスなど、見た目より実用性の高いものも多くそろえられていた。




    ↑この右にある茶色グラデーションのカップが欲しい。底も深そうだし。もう少し大きいほうがいいけど。




    ↑カフェのお菓子売り場。ポップな飾り付けで目に楽しい。



2015/10/4追記
http://www.afpbb.com/articles/-/3057394

マジか!?
2ヶ月前に噴火があったらしいですね。
しかもちょうど今いるところの火山が。

通りでこんなにマスクつけてる人がいるわけだ。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[2回]

PR

野山へ出て行く…キト脱出






気がつくとキトには11日間も滞在していた。

最初は印象がわるかったキトも、いまではいいところかもしれないと思えるようになってきたが、しかしそろそろ出発しなくては。


さきにお金を払ってしまわないと、これまたダラダラ出発が延期してしまうと思ったので、前日に宿の支払いをすませる。




つぎの日は10時すぎに起きてしまい、あわてて支度。
そしてオーナーのホセにさよならを言う。

「ああ、じゃあ」

というそっけない言葉がかえってきてそれっきり。


ほかの人にはもっと手厚くさようならを言っていたのに。
まああまり話はしなかったし嫌われていたのだな、とちょっとがっかりしながら出口へ。



いざ戸外へ!というときになってホセがこちらを呼び止めた。

出口ふきんに置いた自転車が心配だったが、なんだろうと戻ってみる。


すると、
$6足りないから出せ、と言うではないか。



ここで色々と手違いがあったことが発覚。

まず、泊まっていた部屋は$5ではなく正式には$6なのだそう。
そして昨日、11日分ではなく間違えて12日間分払ってしまっていた。

この2つの間違いで事件はおおきくふくれあがる。



ここについた当初、ホセにいくらか確認したときには$5と言っていた。
しかしいま従業員が言うには、いままで泊まっていた部屋は$6でもっとせまい部屋が$5なのだという。


いやそれなら窓なんていらなかったのに。
ていうか、$5って言ったんだから$5で済ませよ。



ここで従業員は、
「じゃあ足りない$6はおまけして払わなくていいことにする」
という妥協案を守備表示で召喚。



しかし自分としては、1日多く払ってしまったのだからその分を返してほしい。


1年以上前にニカラグアでぼったくられ、なにも言えずに支払ってしまったことをいまでも悔いているのだ。




だっておかしいでしょ。

「こちらは$6の損失、あなたは$5の損失ってことで」

っていう大岡越前の三方一両損みたいなこと言ってっけども!
なんでこちらが$5多く払わなくてはいけないんですかねぇ。

もちろん間違えて多く払ってしまった自分の過失もあるが、それでそのまま返さなかったら横領でしょ?



ちょうどそばにいた韓国人が仲裁にはいってくれたが、こちらは一向に引かず。

「ぼくたちも$6で払ってるし、$6安くなったと思えばちょうどいい手の打ち所なんじゃない?」

と言うが、
「だってホセが$5って言ってたし!」を攻撃表示で召喚、速攻魔法[増殖]で量産しつづける。



ホセの件では従業員は丁寧にあやまってくれたが、ホセはあいかわらず自分に非はないの一点張り。

いやべつに謝って欲しいわけじゃない。
$5返せって言ってんの!



結局、「今回だけだからね」と$5返してもらい、代わりにこのホテルを宣伝しておいてほしいと、ここのホテルの案内が書かれたちいさな紙を3枚渡された。




…って、だれがするかボケェ!!!!




と、そのときは思ったのだが、最後まで丁寧な口調でつきあってくれたその従業員のためにやってあげることにした。


自分から宣伝はしない。

ただ、その紙をどこかに置いてきてあげよう。




これでこの旅のミニ目的がまたひとつできあがった。

一つ、ブラジルのベレンまで本を届ける

一つ、パンフをどこかに置いてくる

こちらはすぐに達成できそうだ。




階段まで見にきたホセを軽くにらんで、ホテルから去っていった。





心のなかは大層ブルー。
足どりが重い。

これからしばらくは大人しくしておこう。



あんな無茶をしたんだから、きっとなにか代わりに悪いことが起こるだろうなぁ、と考えながら進んでいくと、メガネが割れていることに気がついた。

まあこれくらいならべつに。
メガネがなかったら生きていけないわけでもないし。



ちょうど眼鏡屋のよこを通ったので、そこで応急処置をしてもらった。
ボンドのようなものでフレームとレンズをくっつけてくれた。

しかも無償で。


「お金はいいから。旅行を楽しむんじゃぞ」


やっぱりここは嫌いになれないんだよなぁ。





キトを出て南へいく道を事前に調べていたはいたのだが、都会の道路は複雑でよくわからず結局勘をたよりに進む。


どうやらハイウェイとは違う道路に出たようだ。

道が徐々にせまくなっていった。




ホテルの件をひきずっているため、なかなか進む気にはなれない。
進めど進めど町がとぎれない。

切ない感じの歌を口ずさんで気やすめ程度に自分をなぐさめながら歩いた。




そろそろ夕方だし街中でキャンプはあまりしたくないので、目についたホテルに何度か入ってみるが、

$25、

$12、

ネットはなし。



高い。





トボトボと進んではT字路にぶちあたり、左へ右へと方向転換。

するとこんな景色が。




高い山がそびえたっているのが見える。
それもくっきりと。

上のほうは岩壁になっている。

その右側には雪がかかった高山。
火山なのか、てっぺんから煙がすこし出ている。




目のまえの巨大な自然がはげましてくれているような気がして、すこしずつ元気をとりもどしてきた。


と、走る意欲がわいたところで時刻は5時。
タイムオーバー。


もうすこし走っていいホテルがなかったら適当にキャンプしよう。

そう考えながらあと一息、あと一息と前進する。




いつの間にかハイウェイへ戻ってきていたのだが、ここからの風景がとてもきれいだったので写真を撮りまくった。



    ↑すでに日が暮れかけている



    ↑下り坂の目の前に現れるごつごつした山。岩肌が夕日に照らしだされてより立体的になる



    ↑遠くまで円形の町はつづいてゆく



    ↑墓場と山脈。光が強くて緑がビビッドに



    ↑山の左側は荒野がひろがる



    ↑空色と雲のコンビネーションもすばらしい




    ↑山の低層は表面がボコボコしてジオラマのようなちょっと不思議な形をしている。右下の林もノスタルジックでいい雰囲気





Tanbillo(タンビージョ)という小さな村に入り、ここにホテルがあるということでそちらへ。


値段は$10。

wi-fiもあるしかなりきれいなところだが、それ以上にスタッフたちがとても元気で温かい。


この村の人たちはみなこのどこの馬とも知れぬ外国人に優しくしてくれる。

それが嬉しかった。




久しぶりに熱いシャワーを浴びて、異臭のしない清潔なベッドで寝ることができた。



それにしてもスクレの毛布はなぜあんなに変なにおいがしたのだろうか。
あんまり悪く言いたかないのだけれど、あれは本当に不思議だ。


魔法陣グルグルという漫画で、主人公2人に変なおやじがくさい毛布をかけるシーンがあって、それを読んだ当時は毛布にくさいもなにもないだろうと思っていたのだが、


いやあったわ。

くさい毛布が。


本当に存在していた。



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

キト旅行者のための[2015年度版]ちょっとした情報と食器とお菓子




キトへ来た人のために一応情報でも残しておこうかなと思ったのでここにすこしばかり書きます。

たいした情報はないのであしからず。



ホテルスクレの情報は    キト観光その1

赤道の情報は        キト観光その2

新市街マリスカルについては キト観光その3 を

ごらんください。




自分はスクレに泊まっていたので、その周辺のオススメの店を書いていきたいと思います。



地図上の中央やや右下、赤い四角ぶぶんがスクレ。
もしかしたらずれているかもしれませんがおそらくこのへん。


スクレの斜め向かいにはサンフランシスコ教会がある広場があります。

その通りをまっすぐ進むとスーパーがあります。
ほかにも近くに3店くらい小さなスーパーがありますが、一番行きやすいのはここです。



キトで雑貨屋を見たかったのですが見当たらなかったので、しょうがなくスーパーの食器を撮ってみました。











日本とそこまで変わらないですね。

値段は100円前後。
100円ショップと同じくらいと考えると、そんなに安くもないのかなという印象ですね。



日本から輸入している商品もたまに見かけます。

  

チャッカマンがちょうど必要だったのでこのガスライターを買いましたが、これが粗悪品でよくありませんでした。

ロックのレバーが固すぎ。




地図にも丸をつけているのですが、

  ____ ☝こっちに行くとスーパー
⏋ ⎾     ⏋⎾
 │   │ 公園   │ │
⏌  ⎿____⏌⎿______

         ⎾○ホテル
          │


この道。
この赤い矢印を行くと次のブロックの角にカフェレストランがあるんですね。


そこのソフトクリームがとてもおいしい!


$1と値ははりますが、味はとてもおいしかったです。
北海道のヘタな牧場ソフトと対はるくらいおいしい。



その近辺には50セントという安さでソフトクリームが売られているところが何ヶ所かあります。

味は$1のものにはかないませんし量もすこしだけ小さいのですが、そのソフトも十分おいしいので、あまりお金を使いたくない方はそっちを探して買ってみるのもいいかもしれません。




それから
              ↓



地図の中央やや左上にある丸の部分。

もしかしたらこれもズレているかもしれませんが、そこに大きな写真がついた柱がたくさん建てられている小さめの広場があるんですね。




そこの角のカフェがオススメ。
コーヒーが50セントと安く、かつ量もあっておいしいです。

昼食(almuerzoアルムエルソ)は$2.25と安くはありませんが、肉にニンニクが効いていて非常においしかったです。



しかしこのへんは$1.50や$1.75で料理を食べられる場所もときどきあるので、節約したい方はそちらを探すほうがいいでしょう。



ホテルを出て左手(西側、地図だと下)へそのまま数ブロック行くと安い食堂が何個かあります。
地図に長丸をつけてあります。

左手がわにある$1.75の夕食(meriendaメリエンダ)がおいしくて量もそこそこあり、よく通っていました。

もう少し奥に$1.50のところもありますが、量も味もイマイチ。





キトでよく食べたお菓子はこちら。





左上はチョコがついたマシュマロのお菓子で、エクアドル入国時からよく買って食べてました。
値段は$1.25。
安めで腹持ちがいいのですが、一個一個が大きいのであっという間になくなってしまいます。

スーパーではあまり見かけないので、小さなお菓子屋で探しましょう。


左下はマーブルチョコ。
M&Msよりは味は落ちますが量がかなりあり、スーパーで買えば$2.00いかないくらいです。
自転車走行中やバス内での間食にちょうどいいかも。


右の袋は、中にフルーツフレーバーのジャムのようなものが入ったチョコ。
値段$2.10くらい。
これがかなりおいしかったので、食べ終わった次の日にまた探しにいったのですが、どこにもありませんでした。

どこかのスーパーで買ったはずなのですが、どこだったかなぁ。
もう売り切れてしまったのかもしれません。
心残りです。




にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

新市街へいこう…キト観光その3




今日はですね、いままでまったく縁のなかった新市街、マリスカル地域へと足をはこびたいと思います。




そこでちょっとご相談が。


あのですね、前回の記事で

「写真を減らしまぁす!」

なんて高々と宣言したばっかりなんですが、



今回も写真はがっつり大盛りです!!!




やっぱり観光してるのに写真をあまりつけないというのは難しい。
というか、このマリスカル観光があまりに楽しくて、そのテンションの高さを写真の量で判断してくれればな、と思います。

なにとぞ、なにとぞ。





さて、
ちょっと見にくいんですが、下の地図をご参照ください。(クリックですこし拡大可能)



これがキトの地図の一部です。
右下のぐちゃぐちゃっとしたところに赤い小さな丸と矢印をつけたのですが、そのあたりが今泊まっているホテルスクレ。

そして左上の大きな丸が新市街と呼ばれるマリスカルです。



なぜマリスカルに行くかというと、どうやらアウトドアショップがいくつかあるそうで、量はないけど質はなかなかどうしてな代物なんだそうです。

そこでちょっとのぞいてみたいなーという気持ちが高ぶってきたので、観光がてらに行くことにしました。




とりあえずマリスカルという名前は調べましたが、さっそくどこにあるのかわからないので、カテドラルの近くにある観光所でアウトドアショップの場所を聞きこみます。



受け付けのおねえさんが印をつけてくれました。

自転車マークの上にある青丸がそのアウトドアショップ。
バス停の名前を2つ丸をつけてくれ、そこで降りると近いですよ、と教えてくれました。



が、近そうなので歩いていきます。




アイスクリームを買い食いしながら歩いていると、楽器屋がならぶ通りに出ました。



                     ↑


お、オーボエよおおおおおぉぉぉおおx!!




なんと、いままで旅行してきてもなかなか見なかったオーボエ、そしてファゴットまで並んでいるではありませんか!


高校生のころ部活でオーボエを吹いていた時期があったので、その親近感は異常なほど持っています。


値段は約25万円。


新品ならかなり安い!

でも見たところ中古っぽいからそれだとまあ妥当かな、というところでしょうか。



ショーウィンドウにへばりついて口元をほころばせながら楽器を眺めているアジア人に、まわりの歩行者もおののきを隠せなかったことでしょう。






右にはプラスチックのカウベルとパンフルート、真ん中には鍵盤ハーモニカに混じって小型電子ピアノがありますね。

左端にみえる丸いつつはなんだろう。
ブブゼラじゃないだろうし。
ディジュリドゥでもないだろうし。




店内に侵入。




プラスチックオカリナがありました。
ホールは10個か。
足りないなぁ。

説明書きが日本語だったので日本から取り寄せたのでしょう。
だって見たことあるもん、これ。



せっかくなので楽譜をみせてもらいましたが、いいのは見つからなかったので残念ですがなにも購入せずに退出。





ボンゴにジャンベにアコーディオン。

なぜか拡声器もあります。
この形をみるとどうしても椎名林檎を連想してしまいます。


ほかにもアンプやミキサー、DJミキサーなどの機器類も豊富にありました。
それらはイストリコ(今滞在している地域、旧市街)にもあったのですが、いややっぱり都会ってのはすごいですね。



    ↑入口に貼ってあった西遊記のポスター





もう少し歩くと、アジアンチックな店がありました。
アジアンチックというか・・・



    ↑銭だ。日本のものかな?





骨董品屋みたいな感じでしょうか。
七福神や金のなる木などその数豊富。

高そう。





そんなこんなで着きました。
アウトドアショップ。


    ↑andes6000という店

店中には愛用しているbuffもあったりして、ウキウキしながら店内をみてまわります。

そしてこれ。



                          ↑

ガスカートリッジが!!!

おおお、なかなか見つからなかったガス缶がこんなところに。
在庫あるならもってるやつ使ってしまえばよかった。

まだ大きいのが残ってるんですよね。


ちなみにお値段$12。
高めですかね。

もういくらだったのか忘れてしまいました。


写真の上で見切れてならんでいるのがピッケルです。

高山がおおいのでこういう登山用具もおいているみたいですね。
ザイル(クライミングロープ)などもしっかり用意されていました。



全体的に値段は高めで、汗止めがついているサングラスを探していたのですが高かったのでやめました。




その後新市街をちょっとだけブラブラ。




本屋に入ってみたりバーゲンセール中のノースフェイスをちら見してみたり。



すると、ドラッグ売りのにいちゃんたちが横にぴったりついてきました。

これはポケットの中身を狙っているのだなとわかったので、お返しに相手のポケットも探ってやろうとしましたが、相手は未遂に終わったのでこちらも軽く叩くだけにしておきました。


個人商店っぽいアウトドアショップがちょうどあったので彼らを置いてスルッとそちらへ入店します。



    ↑「グリップ」。これ日本のワークショップで買ったことある


ここにもガスカートリッジが$10で売っていましたが、買うとザックが溢れてやばいことになるので断念しました。

ほかにもアイゼン(靴につける氷上用の滑り止めのトゲトゲ)やら色々と安値で置いていましたが、錆びていたり中古っぽいかんじだったので目利きが必要かもしれません。

でもここ、なかなか好きです。



    ↑看板もなにもないので住所だけ撮影



この辺はホテルが乱立しており、探せば安くて居心地のいいところもたくさんあると思います。

ただ治安はやっぱりとてもいいとは言えない状況のようなので、注意しましょう。




帰り道は違う道を、
と9 de Octubre(10月9日通り)というところを歩いていると、アーティスティックな広場を発見。




広場のまわりの家にはこのようにすてきなグラフィティ的な絵が描かれています。



そのまままっすぐ進んでいくと、見覚えのある文字が。

ん? Anime?



たまたま日本のアニメショップを見つけました。




ドラゴンボールの衣装が。

コスプレなどはあまり見たことがないので物珍しさに写真を撮っていると、上品そうな奥さんが

「どうぞ入って。日本語を話せる人もいるから」

とうれしそうな表情をうかべた誘いに断りきれず、中に案内されました。




小さな店ですが有名どころを押さえていて、そこまでアニメに詳しくない自分でも楽しめました。


    ↑左から犬夜叉とブリーチとナルトのコスチューム



    ↑日本刀。たぶん模造刀だろうけど、下にみえる手入れ具が本物っぽい



    ↑中国の刀。環刀というものらしい



    ↑エルフ耳だそうで。そんなものもあるのか




    ↑コンとモコナのニット。ちょっと欲しい。彼女がすこし日本語を話せるそうです



    ↑ドラゴンボール7つ集まってんじゃん。願い叶っちゃうねこれ



    ↑いろんなポスターも壁一面に貼ってあった。ニコロビンの手配書がかなりよくできてます。『ツバサ』とか昔姉と一緒によくテレビで見てたなぁ




「コロッケ知ってる?」


と突然聞かれ、
ああ、はい
と答えると

「おいしいわよねぇ。うちでよく作るのよぉ」

と奥さん。
なぜコロッケ。

それだけでなく、家で着物の裁縫をしているというのだから驚き。


お礼を言って「またね」なんて日本語で言い合いながら店を出ました。





Parque El Ejido(地図ではピンクの11の公園)の横に自転車ショップが並ぶところがあったので、そこでサングラスを探しましたが、いいのが見つかりませんでした。


いま持っているサングラスは熱のせいでゆがんでボコボコになっているので買い替えたかったのです。

しかしまあそこまでサングラスは必要でもなく、大抵キャップと眼鏡でなんとかなるのでなくても問題ありません。



そんな風に心地よい疲れとともに楽しい気分で、結局なにも買わずに帰っていったのでした。



    ↑かわいらしい教会。なぜかベルコを思い出した


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

出会い、そしてニセモノの赤道…キト観光?その2






ブログを新しくしたからって調子にのって最近写真をバンバン上げまくってしまっていることは誠にもって反省しています。

これからは見る側の負荷とページスクロールに考慮して、もう少し画像を控える所存にございます。

大変失礼いたしました。





しかしですね!


今回はどうしても写真がめいっぱいになってしまうんですよ。
その数33枚!


いやはやどうしたものでしょう。

ということでどうしても長くなってしまうので、
イヤ今まででもかなり長かったのですが、

ひさびさにページ分割を使いたいと思います。


これページ分割って言う名前でいいんですかね?


まあとにかく、面倒をおかけしますがブログTOPからごらんの方は下にある つづきはこちら ボタンを押して下さい。





にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[2回]

近所を探索したいの…エクアドル・キト観光





第一回チキチキエクアドルキト観光大会ー!



ということで、キトを観光します。
全部で3投稿分になる予定です。



その第一回となる今回なんですが、
まずは前回気になっていたあのどでかい教会を見に行きました。


この辺はとくに治安がわるいそうですので、キョロキョロして真剣な顔つきを崩さないように気をつけながら向かいます。


ホテルからそんなに遠くないので助かりましたが、他のチャリダーさんがケチャップ強盗にあったそうなので気は抜けません。






ほら、すごいでしょ。

立派!






でね、なにが一番すごいかってね、


ここ、入場料$2かかんの。





教会はいるだけで$2もかかんの。







ひどい…






もちろん入りませんとも。

だってね、$2って言ったらあんた、わりといい食事ができるからね。
ソフトクリーム2〜3個食べられちゃうからね。


ケチりました。





で、悔し紛れに壁の隙間から中の写真を一枚撮りました。




正直に言うと3枚撮りました。

ただ他の2枚はうまく撮れなかったのでなかったことになりました。





中がものすごいきれいなんです!

ステンドグラスがー。


ああ、入りたかった。


日曜日ならミサがあるから無料で入れるかもしれないという姑息な手を考え出しましたが、

「入場料2ドルです」

相手に抜かりはなかった。








次に、

ホテルの屋上から見えていた、「丘の上の天使」(勝手に命名)を見に行くことにしました。

ひとりで。




    ↑これね



遠くから見るとくねくね道が続いていて長そうなその道のりは、実際に行ってみると下から階段が続いていて、到着にそこまで時間はかかりませんでした。


道を間違えそうになり、他の観光客たちに遠くから
「こっち!こっち!」
と指示されながらの軽いハイキング。


そして辿り着いた先にはこんな光景が・・・!





わりと地味!


ってか鎖持ってるよ、この天使。
平和そうな顔してヘビみたいの踏んづけてますよ。



反対側を見ると、






なんとキトの町を見とおせちゃうんですねー。

そしてこの丘、意外と広くてですね、グルッとまわりを見渡すことができます。



パノラマワイドテレビって感じです。
ハイビジョン。




そこに迎え撃つはクリーム売りのおばちゃん。





これ、実はコロンビアからかなり目についていて、ちょっと気になっていたんですよね。


中米でも売っていたんですけど、暑い中でクリームってちょっと怖いじゃないですか。

でもコロンビアやエクアドルの山の上は涼しいのでたぶん悪くなっていないはず。
ならば食べよう。

ひとつください。





なんかショボ。



プレートにどっさり乗ってるときは見応え十分食欲そそるお姿だったのに、コーンに乗ったとたんうぶな表情に早変わり。


シャイなのかな?



まあ50セントだし、ね。


味は、クリームでした。
おいしいけど食べごたえはないです。
見た目通り。

あと鼻やら口やらにべっとり付くので注意。



ここに来る途中のブランコや運動器具でキャッキャキャッキャしているところはそのうち動画にしようと思っています。






さて、次。

今度は目的もなくブラブラ散歩してみましょう。



カテドラルのある広場には人がたくさん。
なにかデモのようなものをやっていたようです。

 
    ↑写真を撮ろうとすると毎回布を降ろしてしまうのでちゃんと撮れなかった


毎日だれかかれかベンチで演奏しています。



昔ながらのフォークソング的な曲を歌っているもよう。



どこの教会か忘れてしまいましたが、ここはかなり雰囲気がよくて内装もきれいで好きです。
落ち着きます。

 


この辺の教会はどこも中が金ぴかでちょっと目に優しくないですね。




雨が降ってきました。

するとどこからともなくやってくる傘売り。




コンビニみたい。

コンビニがない代わりにその役目を他の人が受けもっているのですね。




珍しくホテルのお隣にあるサンフランシスコ教会が開いていたので中を見に行ってみます。


犬がやってきて中をじっと見つめていました。

彼もまたお祈りをしにきたのでしょうか。



    ↑ほら、中がすごく金ぴかでしょう



兵隊が、ブリキのおもちゃでよく見るような恰好をしています。
オシャレな雰囲気。



待機中の足の幅が違うところを見ると、ここの兵隊の訓練はそこまで厳しくないのかも。

いやそんなことはないか。
というか本物の兵隊かどうかもわからないけどね。





夜にホテルの屋上に出てみます。
街灯に照らされ、ホテルや教会がライトアップされて町は光り輝いています。








    ↑この鐘が黄色に光っているのがお気に入り






そうそう、ここでも勇気をふりしぼって路上オカリナ演奏をしてみましたよ。

バスキングというやつですね。
つまり大道芸。


その結果は。





デレーン!!!



$4.95でした。

すごい、今までで一番多いよ!


演奏時間はたぶん30分〜1時間程度。
レパートリーをある程度ぜんぶ吹くとそれくらいなので、おそらく40分くらいかな。


チップを入れてくれた人達にお礼を言っているのですが、そのうちの多くの人が
「こちらこそありがとう」
と言ってくれてとっても嬉しかったです。

吹き始めた途端にどんどん入れてくれるからびっくりしました。






部屋で動画の編集をしていると、隣から大きな声と音が。

なんだろうと見に行ってみると、




どうやら誰かの誕生日だったらしく、ケーキや風船が用意されていてギターサックスボンゴのトリオで演奏。
パーティをしていたようです。


ものすごい大音量だったのですが、ちゃんと1時間ほどで終わらせて静かにしてくれる彼らはマナーを守っていてすばらしいですね。




ということで、

ツヅク

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[2回]

きっとキトに到着する  Quito



昼前にホテルをでる。

きょうも出発が遅くなってしまったが、それはいつものこと。

そのリカバリーとして朝食は抜いておいた。

このあたりはあまり安くはないし、それにすぐにでも店が見つかるだろう。

そう思っていた。

そこから一気に坂をくだり、とてもいい気分で自転車をすべらせる。

川をわたって、そこから壮絶なアップヒルがつづく。

そんなところに店などなにもなかった。


    ↑まるい小山のうえに村があるのがいい雰囲気


腹をすかしながら自転車とともに歩いていく。

コロンビアの道を思いだすが、こんかいはバナナすらもっていない。



首都のキトまであと5km。

大丈夫、

飢えることはない、

飢えることはない、

と心でとなえながら、それでももう限界にちかい。



対向車線のトラックから甲高いくちぶえの音がきこえた。

どうやらこちらを呼んでいるようである。

自転車をいったん道のサイドに置いておき、車に気をつけながらトラックの助手席へ。

オレンジと水をカンパしてくれた。

ピンチのときにはどこからか助けが来てくれる。

これは毎度のことだ。

それこそほんとうに神様のようなものが見守ってくれているように。

助かった。

とてもありがたい。


すっぱいオレンジをほおばり、元気がすこし回復した。

これでまだ進める。



そのさき1kmほどで店やレストランがならんだ料金所にぶちあたり肩すかしをくらったが、それでも助けてくれる人がいて見ていてくれる人がいてとても嬉しかった。

それに、わざわざ対向車から差し入れしてくれるなんてこれまでなかったので、とても驚いた。




そこからまだまだ非常な坂をかけあがり、町についたと思ったら実はまだ先はながく、そんな風にいつたどりつけるのかわからないキトにつづく道をゆく。



    ↑Quitoキトに到着。と思いきや、中心部まではまだ何kmもあるらしい



    ↑ものすごい家の数



    ↑奥まで家がつづいている





    ↑なぜか空手道場がたくさんある↓




やっと町の入口にはいったかと思えばすでに暗くなりかけている。



目についたホステルによってみる。


ここはアメリカ人が経営しているらしく、なかでは欧米人風のひとたちがキッチンで楽しそうに食事をしたり料理をしたり、そんな暖かな光景がみえる。



ものすごく気がすすまない。

自分はアラスカのせいで英語話者に不信感をもっている。

値段をきくと、ドミトリー(相部屋)で$15だという。

高い・・・

その経営者がいうには、

このちかくのホテルはみな$20以上でここが最安値。安いホテルが集まっている中心部はもっと遠くてバスをつかわないと行けない。ここは設備もととのっているしきれいだし、いまをのがすと部屋がうまってしまうだろう。ここらは治安がよくなく危ないから野宿はやめたほうがいい。そこまでいうなら特別に$12でいいよ。

ドミトリーで$12はやっぱり自分のなかではありえなかったし、彼のことばにどこか嘘があるように思えたので断った。




つかれたので道のわきに座りこみ、さきほど買った鶏肉いりのエンパナーダ(コロッケのようなもの)をもそもそ食べ、商店街をぶらぶら歩いて見つけたホテルにチェックイン。

個室で$12だった。

へえ、どこも$20ねぇ。

そこは虫がおおくてシャワールームが極端にせまい。

あまりいいところではなかったし、そもそもそれでも$12は高いとは思ったのだが、ここは安全を買ったと思おう。

ちかくの商店で飲みものを買い、ひとり部屋のなかで祝杯をあげる。

    ↑左はL-カルニチンが入っているらしいスポーツ飲料かなにか。薬臭い
    ↑真ん中はインカコーラ。リボンナポリンと同じ味
    ↑右のコーヒーはかなり高いがまあおいしい



翌日、

ちいさなゴキブリの大家族がすまうホテルを抜け出し、安いホテルへとうつる。

情報によると旧市街にスクレという日本人宿があるらしい。

そちらへ向かうとしよう。


    ↑朝食。高いだけありコーヒーとココア、そしてホットミルクが出てきた!もちろん両方混ぜてカフェモカにしましたとも



おおきな道路を走ったり歩いたり。

ここを通っているとき、かなりの人に声をかけられた。

自分もサイクリストだという人や、南端のウシュアイアまで自転車で行ってみたいんだという人。

キトは治安がかなり悪いということで警戒していたが、彼らはそういう意図はないらしい。

それだけ自転車への関心がある人がおおいということだろうか。





    ↑通りがけに見えた荘厳な教会。そのうち見にこよっと



    ↑カテドラルとその広場。人がいっぱい、警察もいっぱい



    ↑サンフランシスコ教会を目指しています



     ↑この日は水が無料で配られていた。知らない人に「飲みなさい飲みなさい」と勧められて一杯いただく



    ↑セグウェイ



道はわからずもなんとかサンフランシスコ教会へとたどりつくことができ、その隣のホテルスクレへと足を踏みいれる。

ここのオーナーであるホセという人が親日家らしい。

談話室には日本語の情報ノートが置いてあり、日本と韓国それからフランスなどの大きな国旗がかべに飾られている。

ブログなどでもかなり高評価のコメントが見られ、少しまえまでは泥棒宿とも言われていたがそれも減ってきているらしい。

これは個人的な意見なのだが、ここは自分にはあまり向いていないかもしれない。

点数をつけるとすると、

良い点:

屋上があり景色もよくオカリナの練習もできる  70

飼われているネコのソルくんがかわいい  100

個室であり自転車も室内に置けた  30

すぐそこに広場がある  10

wi-fiがある  50

バーベルがある  50

キッチンがある  30

$5ととても安い  50

日本図書が若干だが置いてある 10

悪い点:

とにかく汚い  -30

深夜天井から黄色い液体が垂れてきた  -70

毛布から腐ったたまごのような臭いがする  -40

周辺の治安がよくない、ホテル内の治安もよくない  -20

外がうるさい  -5
飼われているネコのソルくんがすぐ逃げる  -10

鍵がなく、南京錠もかけづらい形になっている(一部の部屋のみ)  -50

人が多い  -50

wi-fiが非常に重い  -40

キッチンの設備が悪く、必要なものはホセさんに一々言わなくてはならない  -30

シャワーから水しか出ない、調子のいいときしか湯が出ない  -30

で、25点といったところだろうか。

ちなみに、前々回で泊まったカジャンベのホテルは76点です。

他の人だったらもっと泊まり客と話をしたりして楽しい首都生活になるのかもしれないが、自分にはそんな能力はもちあわせていない。

話しかけてくれたコロンビア人と少し話した程度で、あとはとても窮屈な思いをした。

新市外にはドミトリーで$5、個室で$7くらいで泊まれるところも多いらしく、このへんより治安はよくてオシャレな通りが多いと聞いた。

また、すぐそばにはバスカー(路上パフォーマー)が集う安ホテルもいくつかあるらしい。

ここよりそっちのほうで泊まったほうが懸命だと思う。


ここスクレへ入ってきたときにたまたまカウンターに警察の人が来ていて、マップをくれた。

これはとても嬉しかったしラッキーだった。


そして自転車を盗まれないよう気をつけてと忠告を受けた。
ここに来ていたということはなにか問題が起こっていたのだろうか。


その警官から署名の紙のようなものを差しだされサインをしてくれと言われたので素直にサインする。

これはなに?と聞いてみると、どもりながら

「いや、その旅行者に向けたちょっとした調査だよ」

とかなんとか困りながら言っていたのが少しおもしろかった。





    ↑ネコのソルくん



    ↑部屋の窓にハトがとまった



    ↑屋上からの光景。でかい女神像が見えますね



    ↑屋上からの光景その2。この日は祭りが行なわれていた



    ↑バーベル。けっこう重量がある



    ↑ホセさんと無理矢理なでられるソル。嫌がっているが普段はホセさんのあとにくっついていくくらい慕っている



    ↑情報ノート。ちょっと古い



  ↑こんな話も載っている。たこ焼き屋しながら旅行かー



    ↑こんなところにまで”侍や”が宣伝されてる!!大将愛されてんなぁ


にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[2回]

赤道ってどこにあるの? Guayllabanba





風邪っぽい症状がすこしひどくなってきたので、次の日は休むことにした。

町を軽く回って見学。
その後昼寝、そして夕寝。



    ↑教会の前で売られていた花。たぶん生花ではなかろうか。青いのが気に入ったが、枯らすだけなのでもちろん買わなかった



    ↑町の中央広場。真ん中のミラーボールのようなオブジェが目立つ



    ↑広場の教会。薄みずいろと白の組み合わせがファンシーできれい



    ↑町通りの様子。けっこう大きい



のちにキトの情報ノートで知ったのだが、ここは民芸品などの露店で賑わうので有名らしい。

日曜日は大変な賑わいを見せ、扱っているお土産品もなかなかいいものがそろっているそうだ。


それを知らず、次の日にはここを去ってしまった。





町を抜けて数十分。
村にぶつかる。


こじんまりしていて静か。
とっても自分好みの村だ。

そして衝撃的事実。




見えますかね?

なんと、この宿、$5なんです!


やっす!
ここに泊まればよかったよ…


でも一昨日は疲れ果ててたし空は真っ暗だったから無理だったか。



ああ、こんないいところで安く泊まれただなんて。

しかし今日はまだ5km程度しか進んでいないし、この日はなぜか絶好調。
気分が高揚しているし、誰にでも親切にできそうなくらい気分がいい。
未来は明るい。

そんな調子なのでここでストップするのはもったいないではないか。
もっと先へ行こう。




    ↑そんな村にあった地球の巨石。つなぎ目が薄ら見えるのが切ない



乾燥地帯を走り、肌はカサカサ。
唇は荒れてヒリヒリ。

そんなものにも負けません。
だって今日はいい気分なんだもの。



    ↑乾燥高原地帯




     ↑雪山はいつまでも付き添ってくれるが、その姿も徐々に小さくなる




    ↑山を切り崩した道。地層により凹凸面の違いが見える背の高い土壁は芸術的




    ↑白い部分にトンネルが空いていておもしろい




     ↑ほら、これなんてもう壁画みたい。どうなっちゃってるの?



ここまで特筆することはない。

途中の町で安い昼ご飯を食べたら小さい子たちに少しからまれて大変だったというくらいか。





    ↑Oton(オトン)。目立つ教会が建った村だったが、スルー




    ↑Chinchinloma(チンチンローマ)。ローマの悪口かよおい


という風に、ここらへんは変な名前の村が多い。

ここGuayllabanba(グアイジャバンバ)もその一つであろう。



さて、ここで一つの疑問が浮かんできた。

赤道ってどこだろう。



エクアドルと言えば赤道、というくらい有名な場所だ。
エクアドルという名前自体「赤道」という意味があるくらいだ。


今日機嫌がよかったのは体調がまずまずよかったせいだけでなく、今日おそらく赤道の上に立てるだろうという予測があったことにも由来していた。



では、その赤道はどこか。





地図を見てみると、


  赤道線は


    現在地の


      上方に引かれていた・・・






こ、これは、まさか

知らずに通り過ぎたパターン!?




正直ショックを隠しきれない。




そうか。

もっと目立ってドンとなにかこう線が引かれていたり像が立っていたりするのかと思っていたが。

そうか。




まあね、しょせん赤道なんて目に見えないものだし、行ったとしても「で?」っていう感じで終わるでしょうからね。
別に行かなくてもいいですよね。
そんなに重要でもないし。
そうそう、だから別に平気ですし。

平気ですし。。




くっそー赤道め。

今に見てろよ!
この借りは必ず返してやるからなぁ!!(小物臭)




あれ?
もしかしたら

ここが赤道だったとか。

よく見ると線のようなものが引かれているし…


いやまさかね。
たぶん見落としたのでしょう。




走る気が一気に失せてしまったため、グアイジャバンバに泊まろうと思ったが$20と高かったので、少し先へ進んだ村はずれのホテルに値下げ交渉をして休んだのでした。



今に見てろよー赤道ー!



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]