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メキシコからペルーまで、いろいろなラテン曲を聞いてきました。
まあいってもそこまで積極的に聞いてきたわけでもないのですが、街中やメディアなどあちこちで耳に入ってきた曲の中から自分が気に入った歌を挙げていきます。
聞き覚えのない曲をわざわざ聞こうとするのは、本当に音楽に興味のある人くらいしかいないとは思います。
ですが、ちょっと聞いてみて、自分が好きだと思った曲を同じく「良い」と思ってくれたら嬉しいです。
――――――――――
さて、まずはこの曲。
DJ Buxxi - Como tú no hay dos
ディージェイ・ボクシー コモ・トゥ・ノ・アイ・ドス
自分がコロンビアに入ったあたりで流行り出した曲です。
ジャンルはレゲトンという、ラップ調のpopsです。
若干重ために歌うキャッチーなサビが癖になるでしょ?
この曲はヨーロッパでも流行っていたらしいですね。
いつかネットのニュースで流れていました。
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中南米には独特のジャンルの曲がたくさんあります。
その中でバチャータという音楽の独特なリズムが気に入りました。
こちらでは男女のダンス文化があります。
日本でいうところの“合コン”的なノリなのでしょうか。
ステップの踏みやすいリズムと切ないメロディ、少しエロティックな歌詞が彼らの情熱に火をつけるようです。
Romeo Santos - Propuesta Indecente
ロメオ・サントス プロプエスタ・インディセンテ
サビに向かってたたみかけてくるスピード感と歌詞の語感のよさが、高音の歌声に乗って心地いいです。
コロンビアで仲良くなった人が、店のカラオケでリピートしては女の子をとっかえひっかえ踊っていたところから、この曲を知りました。
――――――――――
バチャータといえばこの人も有名。
これはメキシコに滞在中のころ流行った歌です。
Prince Royce - Darte un Beso
プリンス・ロイス ダルテ・ウン・ベソ
サーフミュージック系の出だしから、歌い出してすぐにボンゴのポコポコした音が加わりバチャータへ。
曲調がガラッと変わるんですよね。
ここがすごくいいんです!
いいんです!
そういえば、ロメオサントスもプリンスロイスもアメリカ国籍らしいです。
両親が中南米のヒスパニック系の人ってやっぱり多いんですね。
――――――――――
こちらはコロンビアでよく聞いた曲。
ノリが日本人に受けそうなので載せてみました。
というのも、サビが「超超超~」と聞こえるんですよ。
ってか、本当にcho choって言ってるみたい。今調べたけど。
間の抜けたクラクションの音もいいアクセントになっていますね。
OSMANI GARCIA Ft. PITBULL, SENSATO - El Taxi
オスマニ・ガルシア エル・タクシー
この曲もレゲトンらしいですが、全体的に漂うカリプソ臭がいい感じ。
空耳よりむしろそっちの理由で好きだったりします。
実際にタクシーがスピーカーから大音量で流しているのを見て、とてもゆかいな土地だなぁと思いました。
――――――――――
こちらはペルーでよく耳にしたブルースの曲。
美しいメロディラインは必聴です。
音からはみ出ている歌詞を気持ちよく繋げるリズム感がラテン独特な感じがして、そこも面白いので聞いてみてください。
演歌のタメにも通ずるような気がします。
Yuridia - Ya Te Olvidé
ジュリディア ジャ・テ・オルビデ
声が深い!
こちらは同じ曲ですが、ペルーのクンビアというジャンルでカバーしたものです。
オリジナルよりも軽めでダンサブルになっていて、ペルーではこちらのほうが評判がよさげです。
歌手が男性になっているのもあり、印象が結構変わりますね。
ARMONIA 10 - YA TE OLVIDE
アルモニア・ディエス
※同じ曲なので動画は省略。リンクだけつけておきます。
――――――――――
つぎは、ペルーのラジオで初めて耳にして気に入った曲です。
耳に残るフレーズが繰り返されるこの感じが、レゲトンの特徴でしょう。
Joey Montana - Picky
ジョーイ・モンタナ ピッキー
ピキピキピキピキピキー
シンセサイザーを乗せたポップなノリは、大学生とかが好みそう。
とか勝手に思っているのですが、そんなことない?
――――――――――
最後に、音楽だけがずっと流れ続けるテレビチャンネルを見て気に入った1曲。
サーフ系でゆったりした明るい曲調なので、耳に馴染みやすくて気軽に聞けるナンバーになっています。
Buscándote - Mike Bahía
ブスカンドテ マイク・バイーア
「ナッナーナ、ナッナーナ」というフレーズや「マイクバイーア」という自分の名前を歌に入れるのが彼の特徴みたいですね。
というか、自分の名前を曲中に入れるアーティストはこちらでは多いみたいです。
流行っているんでしょうか。
名前を覚えてほしいからなのかな。
日本でもアイドルグループなんかが時々やったりしますよね。
正統派なpopsという感じです。
――――――――――
というところで、
いかがでしたでしょうか。
レゲトンとバチャータに偏ってしまいましたね。
おそらく、ここに挙げたものは現地では全部メジャーなものだと思います。
中南米に来るときには前もって(旅行中でもいいけど)聞いてみると、話のネタにしやすいのでオススメです。
よく「どんな音楽が好き?」って聞かれますから。
やっぱりエンリケイグレシアスやリッキーマーティン、シャキーラなど世界的に有名な人たちはこちらでも売れに売れてます。
しょっちゅうかかってます。
もう、あちこちで。
音楽の話題になったら彼らの名前を出しておくのも手かもしれません。
そうそう、せっかくなのでサルサやボサノバなんかもたくさん聞いてみたいんですよ。
しかしなかなか出会えずにいます。
ステキな曲がもっと見つかったらまた紹介するかもしれません。
でもやっぱり「海外の知らない曲なんて誰も興味がないんだろうなー」というのが正直な気持ち。
いいんです。
好きなことを書いているだけなんで。
ではまたー。
[0回]
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http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/musicranking俺の好きな ラテン曲 を聞けぇー! ~ 中南米で見つけた8つの音楽特集 ~
いや、それを批判したいんじゃなくて。
本当にわからないのだ。
自分はそういう経験がないから。
以前Twitterにも書いたことがあったのだが、「旅行で世界観や価値観が変わった」という話をよく聞くけど、それがまったく理解できない。
そのことについて、エクアドルに入る前あたり(2015年9月くらい?)からずっと考えていた。
暇で。
パソコンが壊れて、暇すぎて。
で、自分探しとはなんぞや? という話をブログに書こう書こうと思いつつ、
一向に答えが出なくて書けずに今までズルズルと先延ばしにしてきた。
「こうかな」という憶測がいくつか立ってきたので、ちょっとここに書き出してみたい。
1、適当な理由づけ
「自分探しの旅」なるものをしている人は、いったいどのような意図でその言葉を使っているのだろうか。
まず考えたのは、自分の立場での目線。
自分はなんの脈絡もなく世界旅行に行こうと決めた。
そこに理由はない。
じゃあ、もしかしたら、「自分探しの旅」も実はそうだったってこと、ない?
理由などない。
理由など、いらない。
それでも周りからは「どうして旅行しているの?」なんて野暮な質問が飛び出てくる。
「そこに、旅があるから」などと意味不明なことを言うわけにもいかない。
そこで、その場をあしらうために使う言葉が、「自分探しの旅」。
どう? 当たってるかな。
これが、憶測一つ目。
あと考えられるのは、
「やりたいことを見つけたい」とか、
「今までの自分から脱却したい」あたりがありがちかと思う。
ひとつひとつ見ていってみよう。
2、やりたいことを見つけたい
これはつまり、゛未来の自分探し”ということか。
なにがしたいのか、どんな職業に就くのか、それを見つけたいということだろう。
たしかに、海外へ行って現地の人々にふれ、そこからボランティアをしたり、土地柄が気に入って言葉を覚え働く人もいる。
自然保護のために奮起したり、日本人宿のような他の旅行者のためのサービスに就いた人もいるようだ。
ただね、そういう人って、たぶんほんの一握り。
やりたいことを見つけられる人のほうが少ない。
ってことを、まずは言っておきたい。
とある旅行者は「導かれたい」という言葉で「自分探し」を表現していたけど、実際導かれる人は少数なのです。
だってさ、たとえば、各地の遺跡を見に行きました。
有名だから。
みんな見てるから。
テレビでやってたから。
ガイドブックに載ってるから。
……で?
ってなるでしょ。
もしあなたが考古学者や人類文化学者、はたまた地質学者になりたい! って思えそうなら全然いいと思うんです。
なる気ないでしょ?
結局忙しく観光スポットを見てまわって疲れたーって帰ってきて寝て起きたらそこはもう日常。
普段と変わらぬ日々が待っているのです。
そこんとこお忘れなく。
ただ、将来を考える方法のひとつとしては十分ありだとは思う。
なにもしないよりは、ずっといい。
もしかしたら何かしらの発見があるかもしれないし。
体をうごかすと脳が活発になると言うし。
それが自分探しとして本当に正しい行動なのかは、自分にはちょっとわからないけれど。
それだったら日本でいいから色々やってみたらいいのに。
料理教室や乗馬、楽器演奏、ほかにも絵画とかスポーツとか、とにかくがむしゃらに経験を積んでみたらいいじゃない。
その中で旅があるなら何も言うことはありません。
いいと思うよ。
3、自分を変えたい
これは、どういうことだろう。
知らない自分を見つけたいということ?
それなら才能の発掘ということだろうか。
それとも、多くの人に出会って、自分の内面や人生を見つめ直したいということ?
才能を見出したいというのであれば、さきほどの「やりたいことを見つけたい」と似たようなことだ。
なので割愛。
内面や人生を変えたい、という人は、
とりあえず現状の環境から離れてみたかった
というのが第1の動機になるだろう。
それはとてもいいことだ。
一度離れてみて気づくこともあるし、リフレッシュになる。
上に「多くの人に出会って」とわざわざつけたのは、人が変わるにはきっかけが必要で、その多くは他者から受ける影響だと考えたからだ。
そもそも内省しただけで見つかるなら、旅行に行く意味がない。
そうなるとつまり、旅行をする動機は人と多く触れあうため、ということになる。
もしそうだとすれば、気をつけていただきたいのは、最終的にあなたを変えられるのはあなた自身でしかない、ということ。
たとえある人の言動がキーポイントになっていたとしても、それについてあなたが考え、理解し、もしくは勘違いしなければ何も変わらない。
つまり、受け身ではダメということですね。
ただ見て、ただ話すだけじゃ今までとおんなじ。
精一杯アンテナを伸ばさなきゃ。
旅行先では、周りの人はみんな他人で長くて深い付き合いがしにくいため、普段より声をかけやすいもの。
旅行という共通の話題もあるし、店や宿の人とも会話が生まれる。
そう考えると、
自分を変えたい → 色んな人の考えや生き方を知りたい → 旅行
となるのは理にかなっているのかもしれない。
海外旅行者の一部の人はこう言う。
海外放浪はリフレッシュなのだと。
わからない言葉を必死で喋っていたりすると、日本であったことがすべてどうでもよくなってスッキリするんだとか。
そういう人も多いのかなぁ。
自分はそういうの逆にイライラしてしまうし、人との出会いを求める行動なんて絶対にイヤですけどね!
[1回]
http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/jibunsagashittenani自分探しの旅 ってなに?
今はペルーの首都、リマにある日本人宿「お宿桜子」に滞在しているのですが、ここに長居しているとやはり色々な人に出会います。
中米で働いていて、日本へ帰国するついでに南米を回っているひと
とあるゲームに感銘を受けて、そのモデルとなった土地土地を訪れているひと
各地の料理を勉強しながらイベントを開いているひと
奇妙な儀式に参加するため、ひとりで奥地まで行った女性
ドローンで風景を撮りながら旅行し、それがfacebookの目にとまり広告契約を結んだ夫婦
アクセサリーを作って売りながら各地を巡るライター夫妻
新聞に旅の話の記事を投稿しながら旅行しているひと…
今まであんまり日本人やバックパッカーに出会わなかったので、こういう体験もなかなか面白いものですね。
さて、お宿桜子では日本語のテレビ局がひとつだけ見れます。
それはNHK。
ホテル内で見るともなくかけられているのをよく目にするんですね。
そこでひとつ疑問があって。
ペルーのテレビとか、みんな見ないの?
パソコンが壊れてから、というか、壊れる前にもちょいちょい現地のテレビを見ていたんです。
メキシコの記事でテレビ番組「エル・チャボ」の話をしたと思うんですけど、こっちでもわりと見てます。
でね、ペルーのテレビ局をつけてる人があまりにもいないので、
みんな海外のテレビとか、そんなに興味ないのかな、と。
どんな感じでやっているのか興味ないのかな? と思ってしまうわけです。
じゃあCMや番組の中で宇多田ヒカルの「first love」のピアノバージョンが使われていることとかも知らないの?
ちょっともったいなくない?
結構おもしろいのに。
小さい頃には「テレビっ子」と兄弟からよばれ、言葉の多くをテレビで覚えた自分としては、なんだかちょっぴり悔しい。
そんなわけで、ペルーのテレビの話を少ししましょう。
最近ではバラエティ番組をよく見ているのですが、大道具にお金がかかっています。
下がパカっと開いて水に落ちる装置とか。
レースの障害物とか。
この辺では、日本でいうsasukeとvs嵐や東京フレンドパークがくっついたような対戦スポーツ番組が流行っているようで、
なんで流行っているのかわかるかというと、同じ時間帯に似たような番組が3つ並列でやっているのと、食堂でよくかかっているから。
ペルーではその中でもEEG(えーえーへー、と読む)という番組が1番人気がありそうです。
ルールや進行が他の2局よりもしっかりしていて見やすい構成となっているのが受けているのかなと思います。
そのおかげでついこの間リニューアルしました。
conbate(こんばて)のほうは、コロンビア、エクアドル、ペルーとワールドワイドにやっている番組なのですが、それぞれの国で別々に撮っているので、内容や出演者が違います。
エクアドルでは人気が高かったのですが、ペルーではまずまずみたいです。
ペルーのconbateはチーム内の恋愛や文句の言い合いなど(おそらくほとんどはヤラセ)が多くてゲームがいちいち中断してしまうんですね。
テンポが悪いので、あんまり熱中できないのが原因だと睨んでいます。
こちらのテレビと日本のテレビとの一番の違いは、カメラの切り替えです。
1カメから2カメにスイッチ、といったあれです。
とにかく切り替えが早い。
その間隔、0.5秒。
目がチカチカします。
しかしそれが許されるからこそできることもあります。
別のチャンネルでplayback(ぷれいばっく、正式名称:Los Reyes Del Playback)という、ものまね紅白歌合戦みたいな番組があります。
音源をかけ、演者は好きな格好で歌に合わせて口パクをしながら踊ったり演技をしたりして競う番組内容です。
その内容のとおり、音楽が半分以上の時間を占めるので、そこでこのカメラワークが生きてきます。
音楽に合わせて、演者だけでなく司会や他の演者たちにもカメラを一瞬だけ切り替えることにより、飽きさせずに楽しませることが可能になっているのです。
イメージとしては映画のエンディング。
スタッフロールの横で、主演たちが踊ったりなにかパフォーマンスをしているところを、画面がパッパッと切り替わりながら映すものがありますよね。
そんな風に、華やかで楽しげに見せることができるのです。
日本のアニメもよく放送しているのですが、キャラクターのセリフはもちろんのこと、オープニングやエンディングの曲までもがスペイン語に吹きかえられて歌われています。
曲は同じなんです。
いわば日本の曲をスペイン語でカバーしたような形。
「ブラックジャック」でもその例に漏れず、エンディングは大塚愛の「黒毛和牛上塩タン焼き680円」がスペイン語になって使われていたのですが、
それを歌っていたのがどう聞いても小さな女の子なんですよね。
これ、歌詞の内容がもし同じだとしたら大丈夫なのか、不安になりました。
ゲゲゲの鬼太郎もやっていまして、妖怪というものがこちらにあるのか、子どもが理解できるのか気になって仕方がなかったです。
普通のアクション漫画として見ているのかな、とか。
想像がふくらみますね。
中南米で有名なソープドラマ(昼ドラみたいなの)は全然見れてません。
せめてスペイン語がわかればいいんですけどね。
噂では相当中毒性があるそうで。
こちらに来たかたは、ぜひ試してみて感想を聞かせてください。
[2回]
http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%AEtv%E4%BA%8B%E6%83%85なんでみんなテレビ見ないの? 【ペルーのTV事情】
今日は、めったにしない 動画の話 をしましょう。
ブログ作成だけでなく、動画も撮っています。
旅行動画を作るのは、この旅行を始める数年前から計画していたことで、その練習としてゲーム実況動画をコンパクトデジカメで直どりで撮って製作し、あげていました。
そうして旅行に出たのですが、やっぱりゲーム実況と旅行動画では違いが大きく、出立してからも"初めて"の連続でした。
ゲーム実況を撮る場合、カメラは固定します。
というか、普通はキャプチャソフトを使うのでカメラは使わないんですけど、自分はカメラの使い方も学ぶために直どりしていたんですね。
それでIOSやホワイトバランスなどの特性を理解し始めてきたのですが、
でも旅行動画となると、一番の問題は手ブレ、そして構図。
歩きながら、もしくは自転車を運転しながら撮るので、画面ブレがひどいんですよ。
ガクガクと動きやすいコンパクトデジカメを使っているのでなおさら。
ぶれると画面酔いがしやすくなりますし、画質もガクンと落ちます。
固定するにしても、どういう風に被写体をとらえるかが重要になっていきます。
編集もですね、それまでほとんどカットくらいしか使っていなかったのが、旅行動画では色々なテクニックが必要になっていき、凝りだすともう大変。
時間も気力も削られていきます。
アラスカ・カナダを走っていたころは、ムービーで景色を撮影しながら編集の構想まで考えてカメラを回し、かつ編集もカットしか使っていなかったので、週一ペースであげることができました。
しかしメキシコに入ってからは、なにも考えずにとりあえず撮っておく作戦に変更。
使用するかお蔵入りにするかはあとから考えるようになり、全体の流れも編集中に決めるようになりました。
内容が決まってないまま編集し始めるため作業に時間がかかり、また余分に撮りだめることが増えたためパソコンにたまるデータ量も莫大に膨れ上がりました。
おかげで愛用のノートパソコンのHDD内はいつもパンパン。
そりゃあ壊れますよねえ…
現在niconicoとYouTubeに動画をアップしています。
niconicoは旅行の詳しい内容を、YouTubeのほうは短めにまとめた高画質版としてつくっていますが、YouTubeは家族や知り合いむけに作っている側面もあります。
「今度はあなたの姿が見たいです」
と知り合いに言われたのをうけて撮ったシーンが、道路を自転車で横ぎる自分。
これはたしかカナダで撮ったはずです。
顔は映らず姿は見えるので、お気に入りの映像になりました。
メキシコシティでは、以前音楽のプロモーションビデオを作っていたという人と知り合い、彼から動画編集のコツややってはいけないタブーなどを少し教えてもらうことができました。
そこで編集の勉強になると勧めてくれたのが、バイリンガールというyoutuberの動画。
http://youtu.be/BfcRNdqU5YY
メールで貼られていた回は、列車で友達と旅行に行くというものだったのですが、こういうやり方もあるのかと目からウロコ。
…とまではいきませんが、編集のポイントをいくつか見て取ることができました。
現在メールアドレスがひとつ凍結したため、彼とはやり取りできなくなってしまっています。
そして、パナマで出会ったスウェーデン人バックパッカーのロアさん。
彼もYouTubeに動画を上げていて、彼の巧みな撮り方もマネしてみたい技法の一つです。
https://youtu.be/zToDsFTewO4
そんなふうに人の影響も存分に受けながら試行錯誤していっています。
元々はniconicoで活動しているせんとすさんの''日常実況"のような形を目指していたのですが、一歩二歩と足を踏み入れると、思いもしなかった底の深さがうかがい知れます。nicovideo.jp/watch/sm13115410
毎回動画を作るたびに、一つは新しいことを取り入れていて、
たとえばBGMやSEをつけはじめたり、テキストをいれたり、画像の挿入や音声入れ替え、自撮りでの状況説明などなど。
最近では機械音声でのナレーションを入れてみたりしました。
少しずつでも技術が向上していればいいのですけど。
本当はキャンプや自転車修理の風景も入れたいのですが、毎度うまくいかずお蔵入りになっています。
いまのカメラだと、暗いところが映せなくて難しいのです。
そんな感じで、超スローペースですがちょっとずつ工夫しながら動画も作っているので、よかったら見てやってください。
[1回]
http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/%E5%8B%95%E7%94%BB%E3%81%AE%E8%A9%B1%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86旅行動画の作成は、ゲーム実況動画とひと味違うのです。
今、ちょっとした裏技を使ってこの記事を書いています。
頻繁にはできない方法なので、次の投稿はまたずいぶん先になってしまうでしょう。
再開できたとしても、現時点に追いつくまでは、ササッと流しめにまとめて書くことになりそうです。
その分、ドラマティックなことがわりかし起きてるので、内容は濃くなるかと思います。
首都リマに着いたらパソコンを買おうと思っていたのですが、色々とより道をしていたらかなり時間がかかってしまっていて。
…そう、より道!
自分はね、反省しました。
パソコンが手に入ったら、まず最初にしたいことがあります。
それは、この右側にあるアフィリエイトをですね、一端排除することです。
またつけることもあるでしょうし、記事内で参考画像またはサーバー容量を使わない画像として使用はするつもりですが、常に表示されている部分は消したいです。
理由はいくつかあって、
まずはサイトを軽くしたい、そして一ページ内の記事量を増やしたいと思ってます。
自分はクリックしないと内容が見れないタイプのブログが好きではないので、できるだけパッと開いてザッと読めるようにしたいのです。
それから、
ま~収入が入らないという理由。
Amazonなんていまだにお金入ってないですからね。
意味をなしてないのです。
そして…
思えば中学生のころ。
旅のスポンサーを探すという手を思いつき、しかし一瞬でその発想を打ち消しました。
なぜなら、自分は好きなように、自由に旅がしたかったから。
足かせになる可能性のあるものをわざわざ付けて、自分のペースを乱したくなかったのです。
他の旅行ブログをなるべく避けてるのも、その人の楽しげで素敵でキラキラ輝いてる文章に魅了され、その足跡をたどるだけになりたくないから。
よく「現地の写真を見ると実際に見たときに感動が薄れる」なんてことを聞きますが、自分はそういうのはないみたいです。
やっぱり写真と実際に目で見るのとでは違いますよ。
愉快に書かれてるのを読んで楽しみにしてたのに、実際はそれほどでもなかった、
というのはありますけれども。
言葉とは恐ろしいものであります。
昔思い浮かべていた理想の旅ができているか。
半分はできています。
半分はできていません。
気ままに道草をくったり突然足を止めたりする部分は、当初思い描いていた旅になっています。
できていない部分。
それは、ネットの影響だったり、自分の積極性のなさだったり……
そんな理想を追い求めるため、
後々この経験を何かに生かしたいとは強く思っていますが、その経験の真っ只中であり進行中である現在に、この旅を本格的な仕事にはしたくないというのが本音です。
…あ、でもでも、もしこんな自分に協力してくれる方がいたらそれは大歓迎です。
寄付とか、依頼という形でも。
あんまりややこしいのは難しいかもしれませんが、できることなら何でもやりますよ。
以前にも執筆依頼をくださったことがあり、ちゃんと納品しているので安心してください。
なんなら無料でも、頼まれればやりまっせ!
こういうことしてほしいとか、これが知りたいとかあれば。
そういうタスクが少しくらいあるのも刺激的でいいと、旅行をしていくなかで考え方がすこし変わってきている昨今です。
遠慮なくメールにてご相談ください。
思い返せば出発するとき、この旅の方針について多くのことを考えていました。
ブログサービスBloggerに英語日記も書いて英語圏の人にアピールしようとしていましたね。
初投稿でどういうわけかいきなりGoogleからアカBAN(アカウント凍結)をくらってしまい、すぐやめてしまいました。
あとは、できるだけ写真を撮らないように決めていました。
ブログに写真を使うようになってからは、せき止めた濁流の押し寄せるがごとく怒涛の連写をきめてますが、
元々このブログ、文章だけでやっていこうとしていたんですよ。
なぜかというと、
写真に撮ってしまったら、忘れてもいいような気分になるから。
シャッターを切るのは、記憶からその絵を切り取ってしまうようなイメージを持っていました。
さっきも書きましたが、写真で見るのと本物を見るのとでは全然違うんです。
そして、写真を撮ると満足してすぐさま去ろうとする自分がいます。
今でも。
フィルム、というかSDカードに焼きつけるのではなく、目に脳に焼きつけたい。
これも反省点のひとつですね。
ただ、さすがにすべてを覚えておくのは無理なので、カメラと折り合いをつけ上手い付き合いかたを築いていきたいものです。
そもそもこのブログは人に見せるためではないただの個人日記でした。
たとえ紙に書いた日記が紛失したり盗まれたりしてもWebに残しておけば安全だろうという発想から作り始めました。
動画も同じ意味で投稿しています。
長い間、閲覧者は常に0で、一人来たものならそれはもう奇跡。
ってか一体全体どうやって来たの?
と、ちょっと斜に構えてたりもしましたが、今ではちょくちょく来てくれる人もいて、ブログという存在が変わっていきました。
そういう初心の気持ちをもっと大切にしようと反省したのです。
登山家・山野井泰史さんの『垂直の記憶』という本を読んで。
彼の、純粋にしたいことを追い求める姿勢に感化されて。
本当に人の影響を受けやすい自分です。
現状にも目を向けながら、この旅のことをもう少し考えていく必要があるみたい。
登山家と自分のスタンスは、
全然違うけれど、
少し似ていると思う。
……ただ登山用の小さなテントを持ってきたのは失敗だったかも。
本当はBE-PALで限定販売していたホーボーズネストが欲しかったんですよ!
再販するすると言っていたので待ってたのに結局しなかったので、馴染み深いこのテントを持ってきたのです。
ということで、みなさんはテントを買うときはちょっと大きめを買いましょうね。
ちゃんちゃん
[5回]
http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/%E7%90%86%E6%83%B3%E3%81%AE%E6%97%85%E3%81%A8%E3%81%AF%20%20%E2%80%94%20%20%E6%98%94%E3%81%AE%E6%B0%97%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B理想の旅とは — 昔の気持ちを振り返る
本当はこんなこと書いちゃいけないんだけど。
ごく最近からなんですが、twitterのネタ帳をパソコンに忍ばせているんですよ。
で、そのなかでブログの書き方についての話がでてきまして。
自分がなにを意識して書いているのかとか、どんなことに苦労しているのか、という話です。
twitterにしちゃ長くなりそうだったんで、もすこし内容を濃くリライトしてこちらに書いてみます。
[2回]
http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/blognokakikatatonayami自分流のブログの書き方とその苦悩
自分は人に影響されやすいタイプなので、旅行ブログやネットでの現地情報などは極力見ないようにしています。
見知った人のブログを覗きにいくくらいはしますが、基本はそれくらいです。
ただ
「どうしてもこの先の道が心配だ」
とか、
「ルートを迷っている」
だとか、はたまた
「大きな町で迷いそう。ホテルくらいは知っておきたい」
となると、やっぱり検索してしまうんですね。
人のブログを見てしまうと、そこで紹介されていた物や場所などに行ってみようとか、同じような方法で進んでみようとか思ってしまうじゃないですか。
それだと偏りが出るというか、たとえば日本人宿と呼ばれる場所がありますけど、そういう感じ、"噂で有名だからみんな行ってる状態"になりそうでなんとなくつまらないと思ってしまうのです。
なぜなら自分はあまのじゃくだから。
たとえホテルだけだから〜と思ってブログ検索したとしても、結局その人が行ったことのあるホテルとその周辺にたよってしまう、つまり行き先をだれかの過去に縛られてしまうんですね。
しかもネットに書かれている情報なので、多くの人数がそれを見る可能性があります。
あるひとりの人の旅程を辿っていく旅とか、色んな人のツテやコネをつたって進んでいくとか、そういう方法も楽しそうでとても魅力的ではありますが、今の自分はそういう旅行をしてはいないので、だれかの行程に自らのゆく全行程が吊られてしまうことはできるだけ避けて、自分だけの旅行がしたいと思っています。
もちろん、どこを選んだとしても結局それは誰かの足跡の上を歩くことになるのですが、自分が選んだ道なのでそれは関係ありません。
結果論です。
それにもしネット情報を見て安いと噂のホテルに行ったとしましょう。
それで「ネットの話と違う」とか「全然いいところじゃなかった」となればですよ、その情報のせいにしてしまうじゃないですか。
「あーあ、もし自分で探してたらもっといいとこ見つけられたのになー」
なんて思いたくありませんし。
もしくは、
情報を見なかったらホテルではなく野宿していたかも、そうしたらお隣の家の人が出てきて家に招き入れてくれてそこからその人がやっているコンサートに招かれて・・・
というような自分だけに起こりうる劇的な出来事をスルーしてしまうかもしれません。
まあ可能性は高くはありませんが。
現地で聞いた情報と直接聞いた情報はそれだけでなんだかちょっとおもしろそうだし、大衆の面前に触れていない分それはそれで"自分だけの旅"になると思うので、そういうのは積極的に取り入れているのですが、
インターネットを使った、特に旅行ブログはあまり目を通していません。
ただ、やっぱりそういうのを見ると便利だし勉強になるんですよね。
屋外での調理法とか、自転車屋がどこにあるとか、どんな道具が便利かとか・・・
それに情報を仕入れないと確実に行かないであろうスポットなども多々あります。
だから情報を意識して取り入れなくすることが正しいかどうかは全然わかりません。
まったく見ないっていうのももったいないと思います。
みなさんはぜひ色々なものを見てみてください。
自分はまだ見るつもりはありませんけれども。
p.s. 今4代目のイヤホンがちぎれました。安いのでも高いのでも結局すぐに聞こえなくなるのなら安いほうがいいじゃんと思いつつも音がいいのを選びたい、そんなジレンマをかかえています。
[2回]
http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/essay/%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%BD%8D%E3%82%92%E9%80%B2%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%AB%E4%BB%96%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%82%92%E9%81%BF%E3%81%91%E3%82%8B%E8%A1%8C%E7%82%BA人の轍を進みたくないばかりに他人の旅行ブログを避ける行為