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コンドルが見えるらしい地へ行こうとしたのだが・・・ Madrigal その1 13、ペルー 2017年04月16日 ↑Madrigalせっかくコルカキャニオンに来たのだから、もっと谷の深いところを見てみよう。そう思っていた時期もありました。行ってみたんですよ。一番有名なコンドルの谷は通行料がすごく高いから、行きつけのカフェで教えてもらった無料で行けるところ、そこでも運がよければコンドルが見られるかもってことでそっちに行こうと決めたんです。なによりあまり観光する人がいないというのが決め手になりました。ただね、もうホント酷かった。景色がとかじゃなくってね、もうね、悔しいったらありゃしない。生放送で愚痴ろうと思ったらwi-fiが弱くてできなくてなおさら悔しい!だからね、この話は書こうかどうしようか悩んだんですけど、書くことにします。なにがそんなに悔しいかを。目的地はMadrigal(マドリガル)という村。その奥にあるという見晴らし小屋に向かいます。 ↑写真が切れてしまったがMadrigalの左上にあるFortaleza de Chimpaに行きたい。ルートはYanque方面の黒い線に沿って行き、Maca辺りの橋から向こうへ渡るホテルを出て30分ほどで天気は一気に悪くなり、向こうの山では雨が降っているのが見えます。そのうえ雷も鳴っていて危険極まりありません。初っ端からこんなかよ!! って。 ↑雲が落ちているみたいに見えるのは雨が降っているのです 工事現場のおじさんたちに、「雷鳴っているけど危険?」と、80%ジェスチャーを使って聞いてみました。「うん。危険だけど大丈夫。携帯とかラジオ持ってなかったら平気だよ」とおじさん。よかったー。携帯もってなくてー。スマホがないっていいこともあるのねー。・・・あれ?そういえば、ラジオ持ってきてたんだった!!!!やばいやばいと伏せがちな姿勢になりながら、しかし幸運にもすぐ先に村があったのでそこで昼食をとりつつ非難。雷が落ち着いたところで先へ進みます。基本下りなので早いし楽だし、素晴らしいですね。帰りのことは考えないようにしましょう。途中、展望地っぽいところがあったので、曇ってるけどせっかくだから撮影。 ↑こんなとこ ↑見栄えはこんな。晴れてたらきれいだったかもしれないそれからも村をいくつか越え、谷向こうへと渡る橋が現れるのを待ちます。待ちますっていうか、走ってるのですけど。 ↑ある村で子どものアルパカ?に気に入られた模様。ついてくる ↑この尻尾見て! ぽよっとしててかわいい!!そしてトンネル。 このトンネルが、灯りがまったくなくものすごく暗いんですよ!真の闇って感じでした。一応デジカメのライトで照らしていたのですが、1m先しか光が届かなくてめちゃくちゃ怖かったです。幽霊が出そうだったので、動画を撮っているような体(てい)で大声でしゃべりながら進みました。 本当の真っ暗を経験してみたい方にはオススメかも。トンネルを抜けると、ありました。橋が。 雨が降ったりやんだりを繰り返しながらの進行。レインジャケットが蒸れて暑いです。この谷間で出会った牛飼いと長話※をしていたせいで予定よりも大きな遅れが出てしまいました。※約1時間橋を渡った先にあるLari(ラリ)に着いた頃にはもう辺りは暗くなってしまいました。本当はこの日にマドリガルまで行くつもりだったのですが、ベチャベチャだし暗いしお腹空いたしでもうダメです。今日はここで泊まろうと思います。 ↑翌朝撮った写真この日、疲れていたので夜7時には眠気がやってきました。荷物のなかには暇つぶしの本が入っています。 せっかくなのでちょっとくらい読もう、と思ったのが間違いでした。その本は約400ページ。その日のうちに全部読んでしまったのです。気づけば深夜4時。ああぁぁあぁ。本・・・・・なんて恐ろしい子! つづく [1回]PR http://yumenosukoshiato.ichi-matsu.net/per%C3%BA/20170415コンドルが見えるらしい地へ行こうとしたのだが・・・ Madrigal その1