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クレジットカードと人間アレルギーの到達 Arequipaその7 錯乱


届くのを待っていたクレジットカードがやっと届きました。


追跡を見てみると荷物が日本を発ってから9日後にリマの交換局に到着し、そこで保管と書かれていて、それ以来動きがありませんでした。

全然来ないのでペルーの郵便局であるserpostに行ってみると、なんとすでに届いていることが判明。

それまで3度ほど届けに来たと局員さんは言っていましたが、こちらに不在届けが来ていないところを見ると、配達員が家を間違えた可能性が高そうです。


受け取り名をこちらの家族の人にしていたので自分では受け取れず、その人を連れてこないといけないということで、一度戻ってその人と打ち合わせ。


いやね、届くときに住人じゃない人の名前だったらなんかマズいことがあるんじゃないかと思ってね、宿の息子ディエゴに名前を聞いて使わせてもらったんですよね。

ディエゴは仕事と学校で忙しいのですが、その合間を縫って一緒に取りに行ってくれました。
その日の学校は遅れてしまったようですが、無事にカードとそれから姉に頼んでいた新しいプラスチックオカリナ、さらにセキュリティポーチをゲット!



・・・のはずでしたが、
どちらも頼んでいたのと全然違う!



オカリナは高音がちゃんと出ない子ども用のものだし、ポーチはジップロックに包んだパスポートが入らないほどの小ささだし。


   ↑届いたオカリナ


   ↑欲しかったオカリナ。これのG管かF管がよかった


子どものころよくあった、”母親にクリスマスプレゼントを頼んだのに全然違うものを買ってきてしまう”ことを思い出しました。
親子2人ちゃんと血がつながっていることを確認。


まあ、カードは手に入ったし、よかったよかった。



    ↑やっとお金が下ろせたのでちょっと贅沢。少し値下げしていたアイスキャラメルマキアートを注文。この日は記念日だったらしくドーナツがひとつ付いてきた


これでやっと出発できると思いきや、実はちょっと前に自転車が故障しまして、それを直さなくてはいけないのです。

しかしその前に買った荷物を早急に日本に送らなくてはならず、さらには送る前に他にも買い足さなくてはいけなくて・・・・・


つまりやることが山積みなのです。








つらたん。








なにが辛いかって、まず未来に予定があるとパニックになっていく自分の性格によるもの

そしてもう一つの性格。
これまでこのブログを読んだ読者の諸君はわかると思いますが、
人間嫌いがすでに発動しているのです。


今泊まっているここは日本人宿。
人がたくさん泊っていて毎日顔をあわせなくてはなりません。



最近ネットでこの症状を検索してました。

対人恐怖症は半分くらい違う部分があるし、社交不安障害もかすってるけど違う。自閉症も若干ずれてるし――
と調べていった結果、自分は人間アレルギーっぽいということが判明。


※人間アレルギー
相手のちょっとしたことが気に障り、人をどんどん嫌いになっていくというもの。病気認定されているのか誰かが作った造語かはわからないが、この症状の95%が自分にピッタリと来ている。人見知りなどきっかけになる性格は生まれ持ったものだが、ここまでひどくなったのは後天的なものだ。



自分の場合は、最初は大丈夫なのですが日にちが経つにつれて「何か嫌な気持ち」がしだいに溜まってゆき、これが一定レベルに達するとちょっとしたことで傷ついたりイライラしたりして拒絶してしまうのです。
そのうち人間がみんな嫌になってきます。



カードを受けとる数日前までこの人間嫌いがね、もう最高潮!
フィーバー状態に入ってしまい、ファンキーでパンキーなことになっていました。

具体的に言うと深いノイローゼになっていて、
たとえば中心街へお金をもらいにバスキングに行くときに泣きながら歩いたり、
無感情・無感覚・無味覚になって思考がきちんと働かなくなったりしていました。
人と会うのがひどく億劫で、朝起きたときに挨拶するのも嫌。

今は少し落ち着きましたが、それでも情緒不安定がつづいています。


※ファンキー
funky。「おびえている」「憂うつな」「臆病な」という意味もある。

※パンキー
punky。「火照った」「熱のある」という意味があるそうだが、おそらく著者は使い方を間違えている。



「自分、人間嫌いなんでぇ」

という話を実際会った人なんかにすると、

「そんなことないでしょーwwwwwww」とか
「はいはい」みたいな反応する人がほぼ占めているのですが、



あんたたちが思っている30倍はひどいからね、これ。




しかし今回はこれでもかなり長く保ったほうです。
それは、ここの家族の下二人兄弟、ディエゴとジョナタンが図らずも自分を守ってくれる形になっていたから。


パソコンゲームをするジョナタンはそれを覗きにガンガン部屋に侵入してくる自分を受け入れてくれ、お互いあまり話はしませんがかくまってくれていました。

ディエゴはそんなゲームを覗き見ている自分へいつも笑顔で元気に話しかけてくれ、友人として話し相手になってくれたり一緒にyoutubeやtwitchを見たりして気分を紛らわせてくれました。


それでもだんだんと人間嫌いは浸食していきます。

夕食の話の流れで、屋上に行って好きにオカリナを吹くことができなくなってしまったことで、楽器で自分を慰めることもできなくなったこともあり、一気に追い込まれていきました。



まわりの「とっとと宿を出て行ってほしい」という空気も感じますし、早く用事を済ませてここを出なくちゃ!
そうやって作り出された予定と焦りがさらに自分の精神を圧迫してゆきます。

さて、この先どうなってしまうのでしょう。


次回につづく! のか?


※出て行ってほしい
被害妄想の可能性が十分にある。精神的に不安定になるとこのように他人が自分の悪口を言っているのではないか、という想像を抱きがち。でも実際、少なくともちょっとくらいはなんやかや言われていると思う。


※注
ホテルが悪いのではないことに注意。



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