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コンドルが見えるかもしれない要塞 Fortaleza Chimpa 攻略編







前回の投稿にて攻略に失敗したMadrigal(マドリガル)にあるFortaleza Chimpa(フォルタレサチンパ)ですが、
馴染みのカフェでそのことを愚痴っていたところ、昔行ったことがあるというオーナーのフレディさんがバイクで入口まで連れて行ってくれるという話になりました。


でね、また行ってきましたよ。

結果を先に言うと、ちゃんと登頂できたんですけど、今回もこれまた悔しい結果に終わってしまいました。
行かなきゃよかったんじゃないかってくらいにもうホント。

なにがそんなに悔しかったのか。
ちょっと長くなりますが、まあ聞いてやってください。



 
    ↑クリックで少し拡大可。コンパスの左上に現在地Chivay(チバイ)、中央あたりにマドリガル、そのちょい左に見える黒いコンドルの絵のところがCruz del condor(クルースデルコンドル、コンドルの谷)



朝5時に待ち合わせ。
外は非常に寒く、しかもバイク移動なので頭に首に手にと着こまなくてはなりません。

エンジンを温めて出発。


外は暗いながらも、顔を横に向けるとはっきりとした山の輪郭や谷の影が流れていきます。
空は次第に明るくなり、山の向こうから一本の太陽光線が、ミルク色・紫・オレンジ・薄い水色に濃い空色とグラデーションを作りながら天上へ向かって射しています。


・・・実を言うと、これが一番きれいでしたし、楽しかったです。
このバイク移動のときが。



マドリガルに到着したころには2人とも凍えてしまっていました。
とくに膝が冷たくなって、脚がガクガクと大きく震えます。

まだ6時30分で食事ができなかったので、コーヒーだけ注文。
ホテルからもらってきたパン一つを半分、運転手フレディさんに分けてあげました。
コーヒーはフレディさんがおごってくれ、それからもう一度バイクにまたがりフォルタレサの入口へと進み出ます。


前回とは全く違う道へ・・・・・



下に地図を用意しました。



赤い線が前に行った道。
ここからでも行けはしますが、かなり険しい道だったようです。
前に写真を載せた川のなかを渡るか、崖の上から降りてこないといけないという意味なく危険が伴う道でした。


今回は広場の横を通り、途中軽い十字路っぽいところを右方面へ抜けて砂利道をずっとずっと進む道。

川があるところまでバイクで送ってくれたフレディさんとはここでお別れ。
ちょうど同じタイミングで他の観光客3人も車でやってきました。


うわ。
マジか。


自分一人しかいないと思ってたのに。
このあたりでテンションは下がり始めています。



    ↑川のところにある看板が目印


空はだいぶ明るくなってきていますが、それでも寒い。
どのくらい寒いかというと、



↑朝露が凍ってしまうくらい寒いのです!


2つ目の川の場所。
上の手書き地図参照。



休む場所があったり駐車場があったり。
ここでキャンプもできそうです。



こんな細い橋を渡ったら、ここから登山が始まります。



    ↑寒いのにサボテンだらけ。影になってますが右下にもウチワサボテンがあります


高所なのでちょっと登るだけで息が切れます。
動画用にしゃべりながらカメラを向けて歩いていたので、さらに苦しいです。

 
    ↑15分くらい登るとこんな景色


椅子やゴミ箱など休憩場所が各所たくさん設置されている模様。




道が時々わかれていますが、毎度看板が設置されています。
これで迷わないね!(下にも付けておけよ!)




遺跡のようなものも。



かまどとツボが置かれています。



昔の人がここに住んでいたのでしょうか。
説明などはありませんでした。
柵もないので、いつか誰かに壊されそう・・・



そろそろ太陽が昇ってきて暑くなってきました。
ここは非常に光が強いです。
日焼け止めクリームとサングラスを持ってきた方がよかったと後悔しましたが、時すでに遅し。
まあ天気がよくてよかったということにしておきましょう。

汗をかくと体が冷えて大変なので、防寒のために着ていたレインジャケットなどを脱いで体温調整します。



なにかちょっとカッコいい岩の隙間を発見。



道を外れて近づいてみます。



そこからの眺めは、




おおー。

晴れているおかげでよりきれいに見えますね。
まだ太陽が昇り切っていないので、影ができてまだはっきりとは写らないです。



そうして写真や動画を撮りながら登り始めて約2時間、ようやく頂上へ。


    ↑眩しすぎるせいで少し白っぽくなってしまってます

何やら城壁のようなものがあります。

まったく事前情報なしで来たのですが、フォルタレサというのは「要塞」という意味だそうです。
今調べました。

攻めてきたスペイン人が建てたものでしょうか。



1年ほど前に大きな地震があってこの辺は通行止めになっていたと聞きましたが、それでも崩れずに残っているというのはすごいことです。
だってこれ、石積んだだけでしょ?




向こう側にある見晴らし場へ行くため、中をくぐります。
すると、すごく小さな狭い階段がありました。



わーすごーい、RPGみたーい。
気になるのでちょっと上ってみますね。ええ、ええ。


すると、なにやら石のかまくらのようなものが見えます。



中は狭く、居心地は悪そう。



天井はどのようにしているのでしょう。



なんと、石を積んでいるだけ!
崩れないのか不思議ですが、草が生えているところを見ると石の間に土をかぶせているのでしょうか。



そのまま石垣を越え、大きな岩を越えながら岩場の隙間の階段を通ります。

横は崖。
そちらに目を向けると、



奥の山がきれいですね。


そうして見晴らし場に到着。



下には、



川が流れていますね。
たしかにコンドルが飛んでいそう・・・



が、いない!
まあ期待はしていませんでしたけどね。

それよりめっちゃ怖いんですけど!!
この地面が崩れたらどうしようとか、カメラ落としたらどうしようとか、いろいろ不吉なことが頭をよぎります。
へっぴり腰でささっと撮影。


ここに焚き火跡があったので、だれかキャンプしたようです。
たしかにここに泊まれば朝焼けも見られるしコンドルが見える可能性も高いし景色もきれいだし、良さそうですね。

ただめちゃくちゃ寒いと思いますが。



反対側へも行ってみます。
小さな小屋があったはずですが。


    ↑骸骨みたいな模様


ぐるっと回ってマドリガル側の崖へ。
ありました。小屋です。

近くで見るとボロボロで公衆トイレみたいですが、中はどうなっているのか。






汚い!!

落書きとゴミで散らかっていました。
しかし雨風は防げるので、キャンプするならここのほうがいいかもしれません。
キャンプ道具と食料を持ってくればよかったかな。



奥の崖に近寄り写真撮影。



ふむ。
なかなかいいんじゃないですか。

左手側には謎の建物群が。



軍の基地かなにかかと思ったら、後で聞いた話では捨てられた村なんだそうです。
大きめな団地のような建物もありました。




青くかすんだ山の重なり。



その後、もう一度石の要塞の屋上へと戻り、オカリナを吹いて30分ほどすごしました。


    ↑この陰にウサギのような生き物がいたのですが、写っていませんね


    ↑要塞上からの眺め


気のすむまでこの眺めを堪能して、
そろそろ降りましょうか。

登りのときよりも日が昇り明るくなったので、再度軽く写真を撮りながら。







歌なぞ歌いつつ下の方まで来ると、このフォルタレサで働いているという男性が立っていて、ノートに名前と国名を書かされました。

彼に、ここには本当にコンドルがいるのか聞いてみました。
すると

「うんいるよ。今日もさっき一匹飛んでるのが見えたよ。他の観光客たちも見たって言ってた」




な、なんだってー!!




その時間はたしか、オカリナを吹いていたころ。
腰かけていたのは谷間のほうで、コンドルが飛んでいたのは村側だったのだそうで。


これを聞いて、ものすごくショックを受けました。
見れるチャンスがあったのに、他の人たちはみんな見れたのに、自分だけ見れなかった。

まあ、そこまでコンドルに興味があったわけではなかったのですが。
現にコンドルとはどういう鳥かも知らずに来ましたから。

それでも、残念でならない。
本当に悔しい。
怒りとやるせなさでいっぱいでした。


たとえて言うなら、
宝くじで10万円当たったけどその券をなくしてしまったような気分です。

別に1億なんていう大金が当たったわけではないのであきらめはつきますが、それでもものすごくがっかりするしとても不幸でしょ?
そんな感じ。

一時間その場でコンドル待ちしてみましたが、この日はもう来ないだろうとその男性。



あーあ。





あーあ。




打ちひしがれながら、早朝にバイクで通った道を歩いて帰りました。




その後、バスがなくて三度乗り継ぎし、疲れと眠気のなか帰ったのが夜7時になっていたのだそうな。



そういえば、マドリガルで警察の人たちが心配して何度もこちらに話しかけてくれました。

「また来たら俺がバイクで上まで連れてってやるよ。今度はいつ来る?」

と聞かれましたが、ショックから立ち直れていない自分はまた来るなんてことは考えられず、

「いや、もう無理」

と答えるしかありませんでした。
バナナを一本貰いました。



※三度乗り継ぎ
しかもそのうちの一回はバスではなく一般の軽トラ。バスが少ないここでは人に乗せてもらうのが一般的らしい。




ちなみに、みんなの話ぶりからするにここチンバでは朝に割とよくコンドルが見られるようです。
それでも確実にコンドルが見たい! というかたは、有名なコンドルの谷へ行きましょう。
お金はかかりますがいつも飛んでいるということでした。

自分は行きません。


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