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ついにペルー出国!そしてボリビア入国!! あと両替の話とか




ユングーヨの宿には大変お世話になった。
何度も食事やお茶をごちそうになったり、最後のほうは宿泊料をタダにしてもらった。


しかし、距離感が近すぎるせいで居心地はよくなかったのは確かだ。

――どこに行ったか、何を買って何を捨てたか、シャワーの時間、寝る時間と起きる時間……

どれも監視されていて、閉塞感を感じずにはいられない。
正直、早くここを抜け出したかったのは事実だ。



風邪を引いていたときに使わせてもらった輪っかのマフラーをプレゼントしてもらい、ホテルの人たちにお別れを言う。
自転車に荷物を積み、タイヤに空気を入れ、ザックも準備。

写真を一緒に撮ってほしいという頼みをのみ、それから出発した。



~~~~~~~
(ここから両替の話)


両替はすでにすませてある。

ボリビアではATMのスキミングが多いと以前日本人宿で聞いていたので、ここで多めにおろして両替しておいたのだ。


プーノではこの辺のほうが両替レートがいいと聞いていたが、あれは嘘。
こちらはプーノと同じくらいか、それ以下だった。

2018年8月のペルー/ヌエボソルとボリビア/ボリビアーノのレートは大体

 1ソル:2.10ボリビアーノ

3月に聞いたプーノでのレートはどこも

 0.47ソル:1ボリビアーノ つまり 1ソル:2.12ボリビアーノ


ユングーヨでは日によっても違うが

 1ソル:2.05 ~ 2.10ボリビアーノ
高いところでも最高で2.12ボリビアーノ

国境でも大体こんな感じかもうちょっと安かった。


つまりプーノで両替したほうが安心というわけなのだが、プーノはあまりボリビアーノ紙幣が用意されてない。
大量に両替したいときは両替所をいくつかまわらないといけない事態にもなりえるのだ。


もしユングーヨで両替したいときは、メルカド(市場)にある Ana Maria というところがいいレートで扱ってくれた。



一番レートがいいのはメルカドの角にある Gaby だが、ここは外国人には安く交換しようとしてくるし、対応が最低だった。
もしどうしてもここで両替したいときは、ユングーヨの人を連れてくるようにした方がいいだろう。

自分も一度ホテルのおじさんと一緒に下見したのだが、そのときはものすごく笑顔でレートもすこぶるよかった。
でも別日に再度訪れたときには、怒ったような口調でぞんざいに扱われる始末。
レートも低く、向かいの仲よくなった雑貨屋のおじさんにレートを尋ねにいってもらったら全然ちがう額を提示していた。

できればここは使ってほしくない。


~~~~~~~~



さて、それではボリビアへと走りだそう。

国境へは2度ほど見に行っていたので、道や景色はわかっている。

きつい上り坂、
吠え立てる犬、
それでもすぐに到着した。


イミグレーションオフィスへ。
ほかの旅行者はいない。

審査官に話しかけてパスポートを渡す。

チェックして数秒、ものすごく険しい顔をし始めた。
そして
「どうしてこんなに長い間ペルーにいたの?」
と問われる。


そう、自分はかれこれ2年半ちかくもここに滞在していたのだ。
ペルーは最初に言い渡される滞在日数(自分の場合は183日)をすぎても、出国時にペナルティの料金を払えば問題なく出国できる。
そう聞いていたし、ペルーの国のwebサイトにも書いてあった。

しかしこんなにも怪訝な顔をする審査官たち。



これは……怒られるのでは?



「えっと、いやー色々と問題が発生しまして。パソコンが壊れたり、自転車なんて3回くらい壊れましたし、あと歯医者に行ったりとか……」

審査官
「あのね、料金は去年値上がりしたのよ。それで、」


どうやら怒られているわけではないらしい。
むしろ、こちらのことを心配してくれているようだ。



よくわからないが、前は1日1米$のペナルティだったけど、今は1日4.15ソルになったのだとか。

つまり、100円から150円弱になった、と。


んー、あんま変わんないね。


もしくは滞在超過分300日までは1日1$で、それ以上は値上がりするという意味だったのかもしれない。
レシートに300日という日数が書かれていたから。

このあたりがよくわからなかった。



で、銀行に行くために一度ユングーヨまで戻り、またイミグレへ。
このあたりの手続きは以前からほかの人に聞いていたので想定内だ。


時刻は昼。
ちょうど団体の旅行者とぶつかり、かなり待たされてしまったが、審査官たちは丁寧に接してくれた。

ここで、ここには書けない秘密のやりとり。
そして無事出国成功!


ボリビアの入国もすんなりできて、いよいよ新しい国へ入ることができた。





    ↑遺跡のようなものがお出迎え↓






チチカカ湖にむかって伸びる滑走路。



とても飛行場に見えないけど、良くないですか? これ。
なかなかロマンあふれる景色だと思う。


    ↑ちゃんと飛行場のマークも



    ↑角度がやばい道路標識。グリップがすごすぎる



    ↑光る湖



最初の町はコパカバーナというところ。

高校時代に吹奏楽部で『コパカバーナ』という曲を演奏したことを思い出す。
陽気な曲調とは裏腹にかなりくらい歌で、
簡単に言うと
「ダンサーに恋をした男性が彼女のファンによって殺されて、コパカバーナでは恋をしちゃいけないよ」
という歌詞だった。

しかしその曲の舞台とここは関係ないようだ。


    ↑町の入口



    ↑入ってすぐに見つけたきれいな廃墟


チチカカ湖に寄り添うようにたたずむ小さな小さな観光街。

じゃあさっそく宿探しにいこう。
前にアルゼンチン人のチャリダーに教えてもらったホテルでいいかな。


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