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再スタートでストップ&ゴー《リマ脱出》


リマから出発する時が来たようだ。


ブログには書いていないこれまでのことを説明すると、宿を「お宿桜子」から「カサデルソル」という日本人宿に替え、その後すぐに出るつもりだったが大風邪をひいてしまい一週間寝込む。
そこからズルズルと滞在が伸び、さらにそのホテルの小学生の女の子を相手に家庭教師をすることになって数週間いつづけた。

前に話した"応援している芸能人"は、今シーズンはテレビに出ないことをほのめかしていたが突然また番組に登場。
試合にはあまり勝てていないようだが、それ以外のところでなかなかいいアピールをかましているようだ。
Eyal Berkoverという名前なので、ペルーに訪れる機会がある人はどうか応援してあげてください。

さて、すべてに折り合いをつけ、これで安心して出発ができる。



「カサデルソル」の小田島さんからこの先の町の情報をもらい、ここの家族と別れを告げる。
いい別れ方だったと思う。

すぐ向かいの店で水を買い、1ブロック隣のガソリンスタンドでタイヤの空気を入れて、
旅はまたスタートする。


パンアメリカンハイウェイという大きな主要道路、そのひとつ隣に小さな自転車道を見つけた。
街中ではこのハイウェイは巨大な高速道路と化し、自転車ではちょっと走りにくいので、その自転車用道路をたどることにした。

ハイウェイと平行に走っているかはわからない。
行き先が同じことに賭ける。


その賭けはみごとに成功。
ハイウェイに通じていた。
見知らぬ登山道にたどり着いてしまったらどうしようかと思った。



    ↑狭くても自転車専用の道があると安心する

途中からハイウェイに入り、リマを抜け出せるように車に気をつけながら必死にペダルをこぐ。


久しぶりの自転車。
足がすぐにパンプアップしてしまった。

レストランに立ち寄り、おいしい肉料理を食べて体力を回復させる。
店の客とそこでかかっていた音楽の話をしたり、この辺は感じのいい人が多い気がする。



小田島さんの話では、リマから25㎞ほど南のLurín(ルリン)という町で今日は終わるのがいいのではないか、ということだった。
出発が昼すぎになってしまったので、この日はあまり走れない。

他の人だったならば、こんなところで立ち止まるはずがない。
だが、自分は足が遅いし暗くなる前に休みたい。

この「25㎞」というのはものすごくちょうどいい位置にある町だと言えよう。


そこはホテルもたくさんあり、安値のところもあるだろうということだった。

ハイウェイを左に抜けて砂漠のなかを少し走り、ルリンと書かれた丘の町へ入る。



が、


全然ホテルがない。



ガソリンスタンドのあったホステルは閉店しているし、看板を頼りに入ったホテルは50ソル(1700円)とめちゃくちゃ高い。

道路の警備をしていたおばさんと一緒に近場のホテルを探すが、すべて部屋はないと言われる。

おばさんが管理している部屋を貸してくれると言ってくれたが、天井に大きな隙間が空いていて寒そうだったのと、1泊20ソル(700円)ということだったのでほかのホテルを探すことにした。
10ソルならば泊まっていたかもしれない。


丘をもっとのぼったところに安いホテルがあったのでそこに決定。
なんとか部屋にありつけた。

店番をしているおじさんが感じのいい人だったし、ネコがたくさん飼われていて、古めの建物だったが気に入った。

この町はなにもない小さなところだし治安も悪いそうなのだけど、人がみんな笑顔で接してくれてとても居心地がいい。
観光レストランの呼び込み、ガススタの店員、道路の見張りをしているおばさん、バイクタクシーの若者、レストランのウェイターをするおじさん、小さな商店のおばあさん。

リマを含め、ペルーの特に海岸線あたりは感じの悪い人ばかりだったから、こういう他人に優しい地域というのは新鮮だった。


食事を済ませたホテルへの帰り道、丘を登りきったところで振り返ってみる。

町に着いたときは小さく見えたこのルリンも、丘から見るととても広く、夜の暗闇のなかいくつもの街灯と家の明かりが光っていた。




ついついもう一泊したいと思ってしまったが、さすがに再出発の当初からそれはイカンだろうと思いあきらめることにした。



翌日、

朝起きたら強烈な胃の痛みが襲ってきた。
昨日食べたサラダか肉かプリンが悪かったのか、それとも食べ過ぎたのか。
変な病気だったら嫌だな。

昼頃には多少痛みは静まっていたものの、この日は大事をとって休んだ。


再出発の2日目にしてこれって・・・
もう1泊したいという望みはかなったが、こういうことじゃないんだよなぁ。


この日はほとんど寝て過ごした。



    ↑日曜日だったので広場では催し物が行われていた。タープの下でレストランが開かれている


※ストップアンドゴー(記事タイトル)
ストップアンドゴー政策とは、経済政策で好景気を伸ばそうとする方針と抑えようとする方針を、短期間で交互に繰り返す政策のこと。一般的に経済成長が遅れてしまい、良くない政策と言われているらしい。
もちろん筆者はそこから持ってきたのではなく、『スーパードンキーコング』というゲームの「ストップ&ゴーステーション」というステージ名が小さいころからただ単に好きだった、という特に意味のない理由からである。


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