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パスポートを忘れてった話と 工場の町Yura


次の日には出発したものの、パスポートなどが入ったシークレットポーチをホテルの部屋に忘れたことに気がつき、急いで戻るとホテルは鉄の扉で封をされ閉ざされていた。
無事かどうかひどく不安になった。


もしかしたら、盗っていったから閉めたのかもしれない。
しばらく足がつかないようにして、どこかおいしいものでも食べに行ったのかも・・・

そうでなくても今日中に戻って来なかったらどうしよう。はしごを借りて窓から侵入し回収しようか。


そんなことを考えながら数時間待つ。
風が肌寒い。
アレキパからそこまで離れていないのに、そんなに標高が上がったのだろうか。
上着を着て、地面に座り込んだ。


周りの人たちの助けもあり、車の修理工が電話をしてくれたのが功をそうしたのかそうでもないのか、学生ほどの年齢のホテル従業員がこちらの事情を何も知らずにやってきて扉を開けた。
スペイン語で事情をうまく説明できないので、デタラメに話しかけながら部屋へと入り、ポーチ入手。
それを見せると、中身は無事かと心配してくれた。


「忘れ物には気づいてたが、一切手をつけんかったぞ」
と、夜から朝までの番をしているホテルのおじさんがのちに語った。


遅くなってしまったのでもう一泊。
水はいまだに止まったままだ。




翌日。
今度こそ出発。
忘れ物はもうないはずである。


    ↑完全なる山中に突入


   
    ↑線路の奥に何か見えてきた


いくつかの町を通りすぎ、Yura(ユラ)まで来ることができた。
大きなセメント工場がシンボルマークの、小さな村だ。


    ↑入口にはオレンジレンガの洒落た門がある



    ↑大きなセメント工場。むしろこれしかない


ホテルの看板がある家を回ってみたがどこも閉ざされていたので、それは一度あきらめてレストランを探す。
道路沿いに建つレストランの前まで来ると、そこから若い男女が出てきて、

「泊まるとこ探してる? ここなら安いよ」

と、案内されるままレストラン内へ入っていった。
ホテルの看板はたっていなかったが、この建物の2階を宿として貸し出しているようだ。
中を見せてもらったが、見るからに安宿! といった風の汚いところだった。

寝る場所はここに決定。
他に見つからなかったし、何よりも15ソル(450円)と抜群に安い。
鍵はないが、ここは安全で盗難などは起こりえないらしい。


曇り空の寒いなか水シャワーを浴び、村中を見て回ったり部屋でゆっくりしてその日はすごした。



    ↑多角形の教会


    ↑噴水風の池のなかには鯉が飼われていた


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