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贅沢は味方 Huacho




2016/4/15 Paramonga, Peru


お気に入りだったパラモンガの町を出る。

ホテル代を払うと、おつりがなかったようでかなり待たされ、出発が少し遅れた。
ペルーではおつりがないことが結構多いので、そんなに驚くべきことでもない。



すぐ先にBarranca(バランカ)という大きな町があるのだが、治安がかなり悪いらしい。
近くの町はすべてスルーして先を急ぐ。


パソコンもスマホもなくインフォメーションセンターでもらった地図もかなりアバウトなので、今はネット屋で写真に撮ったgoogle mapだけが頼りだ。



    ↑町を出たところ。奥にうっすら海が見える。左に見えているのがバランカ



この先にSanta Cluz(サンタクルス)という村があるらしいのでそこを目指していたが、その手前でちょっとよさそうな村を発見。


海がすぐそこ。
村の規模はかなり小さめ。
でも集落レベルよりは上である。
さびれた感じがとてもいい雰囲気。
物価も安そうだし自然が豊かで、歩き回るのも楽しそうだ。


名前を、Medio Mundo(メディオムンド)という。
翻訳すると、世界の中心 といったところか。
海に向かって、愛でも叫んでみる?



村の中に入っていってホテルを探してみる。

村の広場に一軒あり、そこの泊り客に携帯電話でホテルスタッフを呼び出してもらう。

値段は20ソル(700円)。
安いほうだ。


 
    ↑「重そうですね。お手伝いしますよ」



    ↑”世界の中心”の役場


荷物をホテルに置いて海のほうへ行ってみる。

海の手前にはラグーンがあり、その手前は湿地帯になっていた。


つまり、砂漠 → 湿地 → 池 → 細い砂浜 → 海という並び。


※ラグーン
潟湖。湾と海とが、流れてきた土砂などによって分かれてしまった地形のこと。


    ↑ラグーンの手前だけ緑が豊かで青々としている



    ↑見晴らし台があるみたいだ。行ってみよう



    ↑イスラム世界に迷い込んだかのような建物を通り過ぎる



    ↑まわりを一周見渡せる



    ↑砂漠との境界線


そのあとはのんびり散歩してすごした。
なかなかいい一日だった。


    ↑村はこんな雰囲気



201/4/16


朝10:30ごろホテルを引き払う。
いつもより少し早い出発となった。


昨日目指していたサンタクルス村はほんのすぐそこで、ほとんどつながっていると言ってもよかった。
昨日来ることができなかったので代わりとしてそこで朝食を摂る。
値段交渉も成功。



ボーっと走る。

こうなだらかな道だと走るのも楽しい。
苦しくない。



25㎞先のHuacho(ウアチョ)に到着。
まだ昼すぎだが、google mapさんが言うには、この先はしばらく町がないはずである。



ということで今日はここで宿泊宿泊!



ここがかなーり大きい町で、ホテルがどこもかしこも高い。

やっぱりここに泊まるのはやめようかと思ったが、なんとか25ソル(875円)の安宿を見つけることに成功。



ここは物価も高く、もういいや今日だけ、あきらめて節約解除。
高めのレストランで夕食を食べた。


そこで一波乱起こる。


レストランでメニュー表にのっているコーヒーを頼むのだが、どうしてもお茶が出てくる。

「いや、これcaféじゃないよね」
と言うと、今度は違う種類のお茶のティーバッグが。

それを拒否すると、そのウェイトレスは他のスタッフたちに愚痴を言っているようだ。
おそらく「あいつ注文したくせにいらないと断るんだ」などと言っているのだろう。

愚痴を言った相手スタッフの一人に何か言われたのか、そのウェイトレスがもう一度来て、「このcaféはどう?」と聞いてきた。

そこには見たことも聞いたこともない名前のティーバッグが・・・・・

もしかしたらティーバッグ型のコーヒーなのかもしれない。

「これ、本当にコーヒーなの?」
「ええそうよ」

と言うので、
「じゃあそれで」と告げる。


しかし心配になったので、ほかのウェイターに
「あれって本当にコーヒーなのか?」と問いただすと、
言葉はうまく通じなかったが、

「ちょっ、ちょっと待っててください! 今すぐコーヒーを持ってこさせますので!!」

と慌てて厨房へ入っていった。
そしてさっきのティーバッグはどこへやら、ちゃんとコーヒーが出てきた。


隣でさっきのウェイトレスがまた愚痴をこぼしているのが聞こえる。

その話の聞き取れるところを想像で補ってまとめると、彼女の地元はお茶全般のことをcaféというのだそうだ。

ほかの人たちはやっぱりcaféはコーヒーのことと認識しているらしく、不思議そうに彼女の話を聞いていた。


よかったね、その言葉の違いがわかって。


今回、いつもと違い自分が笑顔で愛想よく対応できたのは、この日節約をしようとしなかったためだろう。

やっぱり貧乏ってつらいね。




    ↑町の道路にあったゆうパックのトラック。



    ↑ケーキが安い!



    ↑スーパーにはこんなデザインのパッケージのお菓子も



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