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出先で年末進行、Ferreñafe




ランバジェケもそこそこ堪能したところで、次いってみよう。

普通のルートを考えるならここから都市チクラヨに行くと思うのだが、ここでちょっと寄り道することにした。


目標地点はFerreñafe(フェレニャフェ)とBatangrande(バタングランデ)の間にある 「Bosque de Pomac」ポマックの森 である。



    ↑ランバジェケからちょい北、白くて細い通りを抜けてフェレニャフェへ向かう



まずは中継地点である"フェレニャフェ"という気の抜ける名前の町を目指すために、10kmほど来た道をもどる。

もどったあたりで腹が減った。


そこは集落のようになっていたので食堂を探してみるが、どこも定休日らしい。
今日は年末。

扉は開いているのに、入ってみると料理はないと言われ続ける。


唯一あったバーの料理は値段が高めだったので、結局なにも食べずに進むことにした。



道を曲がり細い通りに入る。


路面状況はガタガタで大変よろしくない。
転がっている大きな石を踏むたびに自転車が悲鳴をあげる。

今の自転車の状況だと壊れるかもしれない。
特に荷台とバッグがもうヤバい。
すぐにでも死にそう。

なので、ひどいところは押して歩かざるをえなかった。



    ↑自転車を押していると、奥から土ぼこりを上げてやってくる怒濤のヤギ



それにしても腹が減った。


どうせないだろうとあきらめ半分で民家の人に
「この近くに食堂ってありますか?」
と聞いてみる。

返事はもちろん「ない」。
そりゃそうだ、こんな田舎道だもの。


しかし聞いて正解。
ここの人たちが残り物で食事を作ってくれたのだ。


みんなこちらの話を聞きたがっている様子。

食べている間中色々と質問されたのだが全然聞き取れず、ほとんどちゃんとした会話はできなかった。
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


食べ終えた食器を片付けようとすると「これ以上はもうないよ」と言われる。
まったく噛み合ない。



その先の小さな店で飲み物を買うと、今度はそのおばあちゃんが家のなかに招待してくれ、招待といっても入口のすぐそばのイスにこしかけただけなのだが、
「ここに座って休みなさい」
と休憩させてくれた。


これからフェレニャフェへ行くと言うとおばあちゃんは

「フェレニャフェならあと20分くらいだよ。そこに娘が住んでいるんだ。へえ日本から来たのかい。日本にも家族がいてねえ。あとスペインにもいるんだよ。仕事でね」

という本当か嘘かわからない話を延々としてくれる。



そろそろ行かなくちゃと席を立つとちょっと寂しそうな顔をするおばあちゃん。

彼女の言う通り、その先20分くらいでフェレニャフェにつくことができた。



    ↑大きな給水塔は各町にある



道が安定してきて一安心。

まずは中心部の広場を目指しつつ、安くてwi-fiの繋がっているホテルを探そう。
人に聞きながら目についたところをいくつか探ってみる。



広場のすぐ近くのホテルにwi-fiがあることがわかった。

そのホテルの店員たちは愛想がよく、値段も25ソル(約875円)と安い。
そんな安値なのに中はとてもきれいで室内も毎日掃除してくれるし、バスルームがかなり広かったのもうれしい。

ここはかなりオススメだ。
wi-fiが繋がるホテルはどうやらこの町にはここだけのようだった。


    ↑Hospedaje Arcangel(オスペダへ・アルカンヘル)というこのホテル。混んでいる日もあるため注意


 
    ↑すぐ隣の静かな広場。人が多く、みんなベンチや芝生に座ってゆったりしている



この町の人たちは表情が穏やかで優しい感じがする。
旅行者はあまり見ないが、ここはなかなかいいところなのではないか。
そしてなによりホテルの居心地のよさもあり、ここが気に入った。

年末はここですごし、年初めにポマックの森へと出発することにしよう。




広場にはわたあめの屋台があって、その制作行程を眺めているうちに日本の縁日を思い出した。





懐かしくなってひとつ購入。
値段はたしか1ソル(35円ちょっと)だった。

日本の祭りで買うと400円以上するのだから、この値段は破格といってもいい。

というか日本がぼったくりすぎなんだけどね。
ザラメ砂糖しか使ってないのに400円はねーよ ってね。
子ども向けなのにね。


食べてみると、なんのことはない普通のわたあめ。
日本のものと同じだった。
すこし香料が入っていて人工的なフルーツの味がする。

食べ終わったら手がベトベトするのもおんなじ。




あー、日本時間では今日が元旦か。
今頃日本では神社で屋台が並んでいたり、そこでは人がごった返していたりするんだろうなぁ








なんてことはまったく考えず、ただ純粋にここの生活を堪能したのだった。


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