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山のうえの閉館するホテルへ Contumazá





2016/2/25

昼食を食べて、1時という遅すぎる時間にホテルを出る。
この遅起きはいつか治るのだろうか。


ひたすらずっと急激なのぼり道。
ここまでずっと下りだったので、そのツケが回ってきたようだ。




しかも天気は急降下。
パラパラとではあるが、雨が降ってきた。



    ↑この雲を見よ!



次の町まで40㎞※1はあるらしい。


こ、こんな状態でそんなに進まないといけないのか。

このまま絶え間なく上り坂がつづく場合、今日中には町まで着けないだろう。
そうなるとこのべちゃべちゃでぐちょぐちょな中、屋根もないところでキャンプしないといけないのか‣・・


考えるだけで嫌になり、ちょうど工事のおじさんたちが休憩していたガードレールに自転車を立てかけ、並んで休憩する。


おじさんたちは迎えの車が来たようで、一足先に行ってしまうらしい。
この~、うらぎりもの~。※2


※1 ノンストップで歩いても10時間以上はかかる。このとき山道なので自転車には乗らず、押して歩いていた。

※2 誰も裏切ってなどいない



すると、おじさんたちの中から「おい、アミーゴ!」と呼ぶ声が!

ほとんど口を聞いてなかったのにアミーゴとはこれいかに、
とか思いながら疲れた顔をそちらへ向けると、彼らがウェルカムの表情をしているのが目に入った。

Contumazá(コントゥマサ)の町まで連れて行ってくれるという。
なんて素敵な提案なのだろう。

二つ返事でバンに乗り込んだ。



    ↑バンのなかの様子。ごめん、酔いそう‣・・・・



    ↑隙間からチラッとだけ自転車が見えているのだが、わかるだろうか。落ちないか心配で何度も振りかえって確認していた



工事のおじさんたちはみなそれぞれ、なにやら小さなひょうたんのような形の入れ物を手に持っている。
つまようじがついたふたを、その木製のひょうたんのなかにカコンカコンと出し入れし、そのつまようじについた何かを舐め食べていた。

名前は忘れてしまったが、そのオキシドールのようなにおいと、将棋の駒を将棋盤にコンコン打ち付けているような乾いた音が心地よく、カコンカコンという音に揺られて眠った。



街中で降ろされる。
雨はやんでいた。


適当にすすんで目に入ったホテルへ。
正直ここにはいるかどうかはちょっと悩んだ。
なぜなら、どうみても高いからだ。

安く見積もっても★3くらいのランクはあるのではないか。

しかしここの平均価格を知るためという名目で、とりあえず入ってみることにしたのだ。
入口が大きくて自転車を入れやすかったし。



そこの支配人の女性がすごくいい人で、今は泊り客がいないからと35ソル(1225円)から25ソル(875円)に負けてくれた。

※ 当時のペルーペソの価格がわからないので、現在の価格で計算。2016/2/18現在、1ペルーソルの価格は約33円。手数料などを考慮してここでは35円として計算している。


 
    ↑こんなにいい部屋が1000円切ってるって奥さん!!!



    ↑ロビーのホールがこちら。ほらね、どう見ても高いでしょ?


ここでもまた数日泊まってしまったのだが、日を追うごとに部屋の料金が安くなっていく。
最終的には10ソル(350円)にまでしてくれた。


なぜこんなに値下げしてくれるかというと、オーナーの彼女らは今月でここを引き払うそうなのだ。


ここがなくなる前に来ることができて本当によかった。

彼女の楽しげで明るく、聡明な性格にかなり救われた。



    ↑もういらないからと色々持たされた。映っていないが、ミルク缶も2個もらう。ありがたい。しかし荷物が入りきらない。持ち物を捨てますか? はい/いいえ




   ↑丘の上から撮影。この時期はこの辺はいつも天気が悪いらしい。


聞いた話によると、ここは標高2600mをこえているらしい。

そんなわけで、ここはかなり冷える。


今日出てきた町が860mだったので、あの坂がそれだけすさまじいものだったということがうかがい知れる。
車に乗せてもらえて助かった。




    ↑中央の広場。小さい町だがきれいなところだ



   ↑町の象徴のような大きな木がそびえ立っている



    ↑ネコがたくさんいる


ちょうど祭りシーズンだったらしい。
道路には車に乗ったreyna(レイナ、女王の意)たちが通りすぎていく。


    ↑まわりには鼓笛隊


    ↑ここでも祭りの日には水風船を投げつける風習があるらしい。嫌だ



別の日には、ホテルのオーナー夫妻に連れられて丘の上の小さな動植物園へ。


 
    ↑小さいながらもこんな動物がいる。
     チーター? ピューマ?



    ↑花もたくさん咲いているし、見晴らしもいい



ついでに彼女たちの友達のところにもよっていく。

そこも花が咲いていたが、さっきのところよりは見栄えがしなかった。

 
    ↑ニジマスかなにかが生けすで泳いでいた。この辺のマスはすごくおいしいと聞いていたが、食べることはなかった


そんなふうにして、楽しい3泊は過ぎ去っていったのだった。



    ↑小さな公園にある祭壇


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