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毎週キッチリ体調崩すのはもうやめて! Chincha



   ものすごく腹が痛い。


夢うつつで正常に保てていない意識のなか、苦痛だけがはっきりと感じられた。

汚い話だが、
漏れるかもしれない

それくらいの危機感があった。
だが、体は眠りたがっていて動かない。


なんとか痛みの波を乗り越え、朝、レストランでトイレを借りる。
腹の調子は変わらない。


これは・・・・・
一刻も早くホテルへ行って休まなくては。


どうしたのだろう。
通常の腹痛より症状が激しい気がする。

食中毒だろうか。
昨夜飲んだミルクが悪くなっていたのかもしれない。


休み休み、ゆっくりとテントや寝袋を片づけていると、レストランの関係者とおぼしき男がこちらへきて、少しの会話のあとオレンジをくれた。

「とても甘いよ」
と手渡されたオレンジ。

レストランから少し離れたところで朝食として食べてみると、本当だ。甘い。
むさぼるように水分と栄養を摂取して、腹の痛みを我慢しながらゆっくりと坂をのぼった。



町があった。

わらでできたちびくろサンボみたいな巨大な人形や、ワインや大振りの瓶に入ったアルコールが並ぶ。
目に楽しいが、今はゆっくりと眺める余裕はない。

休めるところを探さないと。
いそげ。


目についたホテルはどこも無人。
看板に[←hospedaje(宿泊施設)]と書かれているので、導かれるまま従う。

このころには具合がさらにひどくなり、軽いめまいと強い頭痛、体の節々の痛みが出始めた。

昨日は非常に寒く体は芯から冷え、テント泊で体力も完全ではない。
さらに虫騒動での神経の消耗。
そしてミルク。

4連パンチを食らってしまったようだ。


ってかね、週一で体調崩すのやめてくれませんかね!?


広場に出て、ホテルの文字が目に入った。
どこでもいい。
これ以上はもう歩けない。


    ↑その広場の写真

ホテルは結構な高額でwi-fiも制限がかかっていてほぼ使えなかったが、もう背に腹は代えられない。
今回は”腹は背に代えられない”のだけど。


ひとり旅は一人ですべてこなさなくてはならない。
当たり前だが、ピンチになったとしても、基本誰にも頼れない。
だから、危機的状況にならない努力が必要だ。

本当はね。


体調の波を図り、腹痛がおさまっているときを狙ってご飯を探しに外へ。
ついでに町も様子も写真におさめておく。



    ↑観光者向けのお菓子とアルコールが屋台にならぶ↓







    ↑わらでできた人形のキャラクターバージョン


ATMを探すが見つからない。
実はここは街はずれだったらしく、セントロ(中心部)へはハイウェイをもっと進まなくてはいけなかったらしい。

[←hospedaje]の看板はトラップだったというのか・・・!


体調も戻らないし、どちらにしろもっと安いホテルに移らないといけない。
ってことで、セントロへ移動するよ!



    ↑昨日までは嘘のように閑散とした通り


セントロの手前にホテルがあったのでそこで数泊する。
値段はそこそこだったが、目の前にスーパーがあって便利そうだ。
値下げ交渉はしてある。


ここChincha(チンチャ)は、規模は小さいがなかなか立派な造りになっている。
都市以外に大型スーパーがないペルーで、スーパーとそれに付属する小さなモールがあるくらいには栄えている。
しかし治安は悪いようだ。

ホテルのおじさんにも、

「銀行に行くなら自転車には乗らないほうがいいよ。ここらは危ないから。あとこっちの通りは危険だから入らないようにね」

と注意される。



    ↑セントロの広場。噴水がみごと。贅沢な広さ↓






    ↑酒屋も立派だった。ワインが名産らしい↓





ホテルでトイレとベッドをひたすら往復する日々。
食事もあまりのどを通らず、やつれてしまった。

大学時代にも焼き肉屋で食中毒になったことがあり、そのころを思い出した。
そのときも一人暮らしだったので大変だった。
あの時は確か、1週間くらい症状が止まらなかったっけ。

これは、今週いっぱいは走行をお休みしなくてはならないだろう。


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