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ペルー焼きそば ~ Icaへ向けて砂漠を走る


チンチャの町を出発する前に、載せ忘れた写真を一枚。



こちらはチンチャではポピュラーな料理なんだそうな。
名前は忘れてしまったが、なんか普通な名前だった気がする。
焼き麺みたいな。

見た目通りの焼きそばである。
焼きそばというよりも、新潟のイタリアンに近いかもしれない。
パサパサ感とか、麺自体が薄味なところとかが似ていると思う。


   参考、イタリアン

画像:wikipedia

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5b/Italian(2)_(Mikazuki),_Japanese_local_fast_food.jpg より



さて、食中毒は治ったようだが、日にちがそれほど経っていないので、完治したかどうかはわからない。

腹の調子を心配しつつの走行になった。


町を出る途中、犬が一匹ひき殺されて死んでいく様を、すぐそばで目撃してしまった。

体が痙攣しながらフルフルと天を仰ぐ犬。
それから救急車のサイレンにも似た叫びをあげる。
心配して近寄ろうとするほかの犬たち。
しかし犬の飼い主がそれを許さない。

・・・・・うむ、幸先が悪いな。


いや、
きっと魂になったこの犬もこちらに気づいて、楽しそうに並走してくれるはずだ。

ね。
一緒に楽しく走ろうね。






あれ?

それって、
動物霊に憑かれるってこと?


あー、
それはちょっと・・・


まあいいけどさ、
なんかピンチになったときは協力してね?

あと、走行中にほかの犬たちがこちらを追いかけないように威嚇もしくは説得をよろしく。

肩が重くなるとか、そういうのはノーサンキュー。
自分の足で走ってください。



町を抜け出し、ひきつづき進行開始。


    ↑いい感じの風車と畑。ペルーじゃないみたい



    ↑砂漠はつづく。いい天気だから暖かいしカラッとしていていいね。砂が目や荷物に入って来なければもっといいのにね


今日はあまり走れなかったが、無理もしたくないしこの辺でいいか。
ホテルがあったのでそこに泊まることにした。


ハイウェイから外れホテルの奥側の道路を歩いてみると、そこそこの規模の村になっていた。

広場でタープの下に立っているおばさんに、
「この風船を盗みたいんだけど、取ってくれない?」
などと笑顔で言われる。

治安はよくないようだ。


ここの小さなスーパーで、エナジードリンクのVoltが少し安く売っていたのでまとめ買いをする。
まとめ買いと言ってもたかだか2個だけであるが、あまり買いだめはしない自分にとっては衝動買いに等しい。


ホテルは値段が安いわりにいい部屋で、ゆっくり休むことができた。

しかしここで大変なことに気がつく。


あれ?

ない。

カナダで買ってからずっと愛用していたレーサーパンツがない!


通りで自転車に乗ってる感じがいつもと違うわけだ。

それにしてもおかしい。
今日、宿を出る前にしっかりと忘れ物がないか室内をチェックしたのに。

どこか見逃していたのか。




・・・まあいっか。
あれも結構古くなっててクッション性も少なくなってきてたし。

そのうちまた新しいのを買おう。

いやー最近はなんか集中力にかけているな。
年かな。


※レーサーパンツ
またはレーシングパンツ。自転車用の短めのスパッツのこと。股と尻部分にクッションがついている。著者はこの記事を書くまでこの名称を知らず、たんにスパッツと呼んでいた。




翌日、
村のちょっと先にピスコという大きな町があることが判明。


えー!
ここで泊まればよかった!!


寄って行こうかすごく迷った。

迷ったけど、
きっと大したものはないのに無駄に物価が高いんだろうな
と思ったので見て見ぬふりをすることにした。



    ↑とりあえず次に目指しているIca(イカ)まで60㎞。近いといえば近いのだが、すでに昼なので今日中に着くのは厳しい


しばらく走ると、Paracas(パラカス)という観光地へと続く分かれ道についた。


人に話を聞くと、

「ここを右に曲がって10㎞くらい行くと着くよ。え、いや、すごく小さいとこだけど海があるしおいしい海鮮料理とかかわいい女とかいっぱいあるぜ。25ソルでホットシャワーがついてる安いホテル知ってっけど行くかい?」

とのこと。


10㎞、か。

そこまで遠くはないけど、明日のことを考えるとなぁ。
ここからイカまで約60㎞。
パラカスに泊まるとなると、明日70㎞走らなくてはいけない。
そうなると、朝早く起きないといけなくなるわけで。

しかし、この先にはおそらく町がない。
googleマップを見た限りでは、イカまで延々と砂漠の道がつづくのだ。
休憩地点はないと考えたほうがいい。

となると、ここでホテルを見つけて今日は泊まったほうがいいだろう。


ハイウェイの交通整理をしていた警察に尋ね、安いホテルを紹介してもらう。
が、イマイチ。

部屋は広いがあまり設備もなく、これで30ソル(1050円)は高いかな。
いいとは言い難い。


ほかにないか探すと、あと一つだけホテルがあった。

料金を聞くと、トイレシャワー(冷水)室が別の部屋で35ソル(1225円)、一緒だと50ソル(1750円)なんだそうな。
しかしwi-fiがついてるらしい。

恐ろしく値は張るが、一応部屋を見せてもらう。
すると、
「この部屋はすごく狭いから30ソルでもいいよ」
と別の部屋を紹介してくれた。

それならまあいいか。
wi-fiを使うのに2ソルかかるのだが、その分回線の調子はこの辺では珍しくすこぶるよかった。

悪ガキがいて少し厄介だったが、いいところを見つけたと思う。


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