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マラだけど、マラじゃなかった Mala


サンバルトロのホテルを出て出発。
ハイウェイがすぐ近くなのでスムーズに町を出ることができる。


少し走っていると、地面に書かれた絵が見えた。

ナスカの地上絵かな?




  
    ↑よく描かれている

そんな冗談を心のなかでつぶやきつつ写真を撮りながら走っていると、今度はアイス屋さんがズラッと並ぶ通りへ。
せっかくなので、ひとつください。



このアイス屋、どこもなぜか宇宙人やよくわからないキャラクターが書かれている。


    ↑緑やブルーの両腕をつかまれてそうなものからブラウニーのような妖精風のものまで豊富に取り揃えております


よくUFOが来るのだろうか。
それとも、ご当地のゆるキャラ?

アイスを食べてみる。
マズくはないが、値段が高い割にそれほどおいしいとも思えない。
お値段未満。

うーん、ハズレだったか。


ああ・・・ 地元の「走るアイスクリームショップ」のアイスや「ミルク通り」のソフトクリームや「ジジ」のジェラートが食べたくなってきた。
生まれ育ちが北海道なので、牧場が豊富な関係上、実家の近くにはたくさんのアイスクリーム屋があり、そういう意味では夏はパラダイスなのだ。

あーあ、最高においしいアイスが食べたい。


その先すぐにこんなものが。



十字架!?


だれかがかついで来た、ってことだよね、これ・・・・・
近づいて詳しく見てみよう。


なるほど、快適にかついで運べるよう色々と工夫がしてあるようだ。

十字架の底にはキャスターがつけられており、転がしていくことができる。
十字架の脇の片方、肩に当たる部分にはクッションが巻き付けられ、十字の端っこにそれぞれ荷物がつけられるようになっている。

見えにくいがキャスターの上には寝袋などがくっついていた。
前後輪の上に乗せる自転車の荷物配置とよく似ている。

十字架本体にはいろいろな人の顔写真がはっつけられていた。


これを運んで巡業しているなんてすごいな。
キリストを彷彿とさせる。

少し前までここにいた形跡があったが、残念ながらこのときはちょうど席を外していたようだ。
写真だけ撮らせてもらって、すぐ前進。


    ↑Leon Dormido眠れる獅子とはカッコいい名前だなぁ


    ↑ここが「眠れる獅子」村らしい。たしかに静かだった


    ↑このほら穴がいいね



    ↑砂漠のなかのオアシス的な景色もあった


この日はいろいろな景色を見ながら、Mala(マラ)という町に着いた。

malaとは、スペイン語で「悪い」という意味だ。
ちょっと怖い。


ホテルを探してみるが、どこも閉まっているか、めちゃくちゃ高い。
やっぱりか。
この辺の海沿いはどこも海水浴に来る人狙いで、値段がとても高くなっているようだ。


なんてところだ。
マラだわ。
これはマラ。


途方に暮れていると、一人の土木作業員風の男性が親切にも一軒のホテルへと案内してくれた。

連れられたそこは、
ホテルというか、食堂だった。


そこで30分ほど待っていると、おかみさんが帰ってきた。
「ドミトリーならなんとか用意できるよ」
ということで、そこで一泊お願いした。

ベッドを開けてもらう。
ここは土木作業員たちの下宿のようになっていたようだ。
室内はジメジメしていてカビのようなにおいがする。
ルームメイトはこちらを快く迎え入れてくれた。

ちなみに値段は5ソル(175円)。
今まで泊まったホテルのなかで一番安い。

最安値更新しました!



    ↑hospedajeと書かれていたのでここに泊まるのかと思っていたら・・・


    ↑この食堂の奥に泊まることになった


仕事を終えた男たちは、ひとつしかない食堂のシャワールームを取り合い、そのあとは夕食まで食堂内でかかっている海賊DVDの映画を見たり、隣のグラウンドでサッカーを見たり、外へ友人と会いに行ったり。

そんなペルーで働く人々の生活を垣間見る。

冗談を言ってからかい合いながらすごす彼らのその時間はとても穏やかでやさしく、セピア色をしていた。


この食堂も夕食セットが5ソル(175円)と、安く食べることができた。


なんだ、いいところじゃん。

全然マラじゃなかった!


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