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山と川と線路と汚いトイレ ~ Cabanillas




朝食は5ソルと安い。

宿のおじさんとおばさんと話をし、彼らと犬に別れを告げた。
今日はちょっと遅めで10時出発。


    ↑昨日のヒョウがまだ残っていた


美しい景色を写真におさめながら走る。
大した距離ではないのでのんびり。



    ↑線路や川と共に進む



    ↑標高3930mらしいですよ! 寒い!



    ↑ちょっと変わった建物を発見。元駅かなにか?



    ↑アルパカ!



    ↑山の地肌が見えててごっつく見えるね



    ↑次の町までもうすぐ!


昼の1時にCabanillas(カバニージャス)に到着。
もう少し進んでもいいが、こっちのほうが大きな町だと聞いていたので今日はここで休むことにする。


ホテルを探す。

町には3つほどしかなく、ひとつは10ソル(350円)と格安。
扉の向こうは小さな長屋のようになっていて、それぞれ小さな部屋の扉が並んでいる。

バストイレはあるが共同で、あまりきれいじゃない。


もうひとつ、バス停についているホテルも訪ねてみる。
こちらはもっと大きな部屋とベッドだったがかなり古く、掃除もきれいにされていない。
どうやらここのおじさんはバスの受付と宿の経営を両立しているらしく、忙しいみたいだった。

ゴミ箱も片付けられていないしドアも壊れているが、広い室内と寝心地のいいベッド、熱いお湯が出るシャワーそれに誰もいないホテルにひかれてこの20ソル(700円)の部屋に一泊することにした。


しかし、衝撃の事実。

その後続々と泊り客が!!
おじさんは誰も来ないだろうって言ったのに!


だってね、こっちの人たちはトイレを汚く使うんですよ。
2つ前のホテルだって便座におしっこがかかってたり、酷い使われ方をしていたんです。

今回も例にもれずそうなったそうな。

話を聞いたところ、近くの山の鉄塔修理に来た人で普段はこんなに泊まらないとのこと。



大きい町だと聞いていたが、サンタルシアとそう変わらない。
木陰の線路。
古い駅。
落ち着いた町と人。








サンタルシアのほうがちょっとさびれてはいたけど活気があったかもしれない。
それでもこのゆったりした空気はけっこう好きだった。

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