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偽金の見わけ方、教えます。~ペルー・硬貨編~(追記)


ハイ、最近ニセモノのお金をつかまされたReiです、どうも。


そう、ついに騙されたんですよ。偽のコインに!

今まで偽物なんて見ることもなく見わける方法も知らなかったので、もしかしたら手に取ってて知らずに使ってしまっていたかもしれないんですが、


今!

ついに!

入手してしまいました!!!


いやーもうね、すごくショックでしたね。
ハンバーガー屋で5ソルコイン出したら、おばちゃんに
「ファルソー(偽物)!」
って大声で言われましたもんね。


そこでですね、たまらなく悔しかったので、
今泊まっているところの門番の人に、本物と偽物の見わけ方をある程度聞いてみました。
それをまとめたいと思います。

今回は硬貨編ということで、偽札をつかまされたときには紙幣編もやるかもしれません。
そんなことになるのはまっぴらごめんですけどね。





さて、上の写真。
片方は本物の5ソルコインで、もう片方は偽物です。

その違い、判りますか?



一番の違いは、素材
偽物は安い素材を使っているため、表面が妙にツルツルテカテカしています。
本物は少し白っぽくかすんでいるのがわかると思います。

ただし、できたばかりの新コインも同じようにキラキラテカテカワクワクしているので、色だけでは見わけづらいかもしれません。


素材が違うということは重さも違うということで、偽物のほうが軽いです。
そして落とした時に石を落としたような低い音が出ます。
本物のほうは、落とすと高い音がします。

あとは、本物のほうが落とした時にはじけてコンコンコンクルクルクルーとなり(これなんて表現すればいいの?)、停止するのが遅いです。
これは素材の影響なのでしょうか、それとも重量バランス?


また、よくよく見てみると、文字のずれがあるのがわかります。



左の BANCO CENTRAL の文字が内側に寄ってしまっています。
そして文字が小さくコンパクトですね。
本物は大きくのっぺりした文字です。

比べてみると、柄も偽物は削ったような変な絵になっているのですが、しかしこのへんは慣れていなければ比べてみないとわからないでしょう。



一目で見てわかるのは、縁のギザギザです。



下の本物はきれいにはっきりとギザギザがついている一方、上の偽物はうっすらとしかついていません。

ただし、古い硬貨はこのギザギザが全くついていません。
ツルツルなのです。

だからとてもややこしいのですが、中途半端にギザついていたら怪しいと思っておいたほうがよいでしょう。


ちなみに古い硬貨はこちら。


    ↑左が偽物、右が古い硬貨。

模様がほぼ削れてしまっていますが、これでも使えます。
本物は銀色の部分が白っぽいのがわかるでしょうか。
重さも、手に乗せたときに気持ちずっしりとしています。


最後に、2014、2015年製造の5ソルコインはもしかしたら怪しんだほうがいいかもしれないですね。

1ソルコインや2ソルコインにも偽物はあるらしいのですが、数は少ないとのことです。


ペルーの店では、みんなコインや札を受け取った時に丹念に調べます。
それくらい偽札や偽造硬貨が多いのでしょう。

お釣りを受けとったときには、店員に悪いなんて思わずにすぐ本物かどうかチェックしましょう。
交換してくれと言えば即従ってくれる人が多いので、こりゃ偽物だと思ったら遠慮せずに交換してもらってください。


ではまたー。


2016/9/1追記:こんな記事を見つけたので載せておきます。全部スペイン語ですが。

¿Cómo comprobar que una moneda de S/5 del 2015 no es falsa y no morir en el intento?
リンクURL → http://www.msn.com/es-pe/noticias/nacional/%C2%BFc%C3%B3mo-comprobar-que-una-moneda-de-s-5-del-2015-no-es-falsa-y-no-morir-en-el-intento/ar-AAil2Hz?li=AAaX9T0

えっと、なんて書いてるかよくわかりませんが、
金色になっている境目のところの線と線がちゃんとつながっているかどうかと、
動物や植物の模様の細かさを見るらしいです。
よくわかりませんが。


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きょうのリマ ~ リマ市街観光




今ブログの更新が滞っているのは、動画の制作に専念しているからです。

それとですね、ホテルの写真を撮るの忘れてたんですよね。
だからどうしようかなーと思って。

日本人宿2つ紹介しようと思ってたのに、写真がないとなると、
今回は観光のときの写真を垂れ流して乗り切ろうと、そう思ったのです。

ということで、ペルーの首都であるリマを観光したときの写真と、ジャングルのほうへ行ったときに撮った写真も載せていきます。

サクッとね。



まずは、旧市街の中心部にあるPlaza de Armaz de Lima(プラサ・デ・アルマス・デ・リマ)へ。



ものすごい人。
カメラを持った観光客も多いです。



カテドラルも大きいですね。

手前に写っているのは宿が同じだった日本人女性旅行者。
たまたまここで会いました。




ちょうどイベントをやっていたようで、それにつられて移動販売もいくつかありました。
写真は、お菓子を売るおしゃれなスタンド。

セグウェイに乗った観光警察もたくさん配備されていて、治安維持に気を付けているようです。


広場から走る歩行者天国のほうへ足を向けます。



巨大なチェスをする子どもたち。
楽しそう。



テレビ撮影でしょうか。
気になりますが、邪魔にならないよう写真だけ撮って素通り。
まわりの人たちもそんな感じでした。

リマでは色々なところでよくテレビカメラを見かけましたね。


その奥の公園では、絵を描いて売っている人たちも。



まるで写真のようなリアルなタッチの絵を描いているところが目を引きました。


そのまわりはこんなに大都会といった光景が広がっています。



南米にもこんな町があるんですね!



今度は新市街のミラフローレス地区へ足を伸ばします。

ここの中心地街に“ネコがたくさんいる公園”というのがあるそうで、まずはそこを目指してみましょう。


そして着きました。
ミラフローレス中心公園だかケネディ公園だかというネコの公園へ。

公園というか、楽園へ。


それがね、




もう、うじゃうじゃ いんの。

気持ち悪いくらいに。




すごくないですか。



椅子のオブジェをネコと人が共有してます。



人にめちゃくちゃなついてるけど、話によるとこのネコたちは公的に補助を受けているのではなく、近隣住民が世話をし始めたんだそう。



ネコのおかげでかなりひと気の多い公園ですが、病気とか大丈夫なんですかね。


その公園からまっすぐ海に向かって歩いたところにある、ラルコマールというオシャンティなモールへ。



思ってたより小さかったです。
でもオーシャンビューはとても美しい。

  

このときはチョコレートなどのお菓子を販売しているイベントがやっていました。
チョコマシュマロの柱がお気に入りです。

きれいなところでしたが、やっぱり物価は高め。
というか、高いブランド品ばかりが並んでいる、という感じでしょうか。

一般人には手が出せませんね、こりゃ。




通りにあった看板に日本語の文字が!
見えますか?

こうざんびょうのたいしょほう

と書かれています。
海外にある日本語文字で表記ミスがないのはとても珍しいことです。


さて、これまた海岸線なんですが、ネコ公園(勝手に改名した)やラルコマールの近くに「恋人たちの公園」というところもあります。
恋人も、友達すらいない自分には用もないところですが、一応見てみましょうか。




いきなり熱いキスをしている巨大な像がお出迎え。



タイルを張った壁が続いています。
これはなかなか良かった。



奥には超高層ビル。
こんなところに一度は住んでみたいですよね~。



ハートにくりぬかれているところが恋人公園という雰囲気を最大限に醸し出します。



もっと奥には運動に最適な広々とした草地と、かわいらしい灯台があります。



自転車の移動式ジェラート屋。
写真を撮りたいのでほかの客が去るのを待っていたら、彼らに「なにやってんだあいつ」「知らない」とか言われてました^^#



ここリマでは、自転車パーツを探さなくてはいけませんでした。

前々回に紹介したカルロスさんに、旧市街には自転車のメルカド(市場)があると教えてもらっていたので、探してみました。


タクナ通りというところを南へ歩き、Emancipacion(エマンシパシオン)通りを右へ。

そうして、見つけましたよ。



おおー!

思っていたよりもすごい。


で、今乗っている自転車に合うキャリアーというんですか? 荷台をね、探しましたが、見つかりませんでした。


新市街にも自転車はあるけど品ぞろえはこことそう変わらず値段だけ高いんだそう。

あるとしたらブラジルじゃないかって、店のおじさんたち。



ぶ、ブラジルー!!



当分この壊れかけの荷台でがんばっていくしかないみたいです。



そんなガッカリ感を、広場のあたりを渡り歩いているオカリナ販売人が癒してくれます。

            

さすがオカリナ歴が長いので、初めての12ホールオカリナもなんなく吹きこなしています。
上手。


といったところで、今回はおしまい。


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おいしいフラペチーノランキング in リマ, Peru


メキシコでフラペチーノが好きになった自分。
リマでもたくさん飲みました。

そこで、調査した成果をここに残しておきましょう。


まずは入ったことのある全店舗と値段の比較から、どうぞ。




         現地     日本円
   店名    価格    換算  商品名(うろ覚え)
―――――――――――――――――――――――――――――――
スターバックス   |   14  |    490  | フラペチーノキャラメル,グランデ
Juan Valdez Café  |  12   |   420  |  nevada café
Altomayo     |  11   |   385  |  frappe caramel, grande
Pukupuku      |  10  |   350  |  frappuchino,スタンダード
カラスマークのcafe |  10   |  350  |  frappe de café
マクドナルドカフェ| 8.50 |   297  |  長い名前のモカのやつ

※量は全部大体同じくらい。
※情報はすべて2016年6月現在



値段で見るとマックカフェが一番安いですね。
世界的にブランド化されているスタバはやっぱり一番高いです。
それでは、一個ずつ見ていきましょう。



マックカフェ



とにかく料金が一番安いです。
フラペチーノの味もそこまで悪くない。


・・・ただし、やはり欠点もいくつかあります!


まずは、クリームの質が悪いこと
上あごにくっつくような脂肪分たっぷりのクリームで、味がくどく舌触りもよくないです。

それから、マックカフェ自体あまりないこと
マクドナルドはたくさんありますが、大体どこもマックカフェが入っていません。
どこで飲んだのかというと、旧市街のカテドラルがある広場の角から歩行者天国が続いているのですが、その中のマックです。
色々な場所によってみましたが、マックカフェはここしか見つけられませんでした。

ポストレカウンター(ソフトクリームとか売ってるとこ)は混んでいるときもありますが、カフェカウンターは割と空いています。
しかしバーガーカウンターが混んでいるときはスタッフがなかなかカフェのほうに来てくれないので、そこもマイナスポイントでしょうか。

それから、一番の難点は、普通のフラペチーノがないこと。
チョコ味のモカが一番基本形のフラペチーノに近く、ほかはホワイトチョコとかしかありません。

普通のコーヒー味を飲ませて!
 

Altomayo




ここが一番好き!

店名は「アルトマジョ」と読みます。
この名前のコーヒー豆やインスタントコーヒーがスーパーで売っているので、大型チェーン店なのでしょう。


場所は、新市街に近いところにある大きなショッピングモール、Jochy Plaza(ジョッキープラサ)の中。
レストラン街コーナーに入るちょっと手前にあります。
探せばほかにもありそうです。


    ↑外装

フラペチーノのシャリシャリ感がちゃんと残っていて、あとからコーヒーの香りがしっかりついてくる。
後味も香りがふんわり残るくらいでしつこくない。
オレオが乗っかってるのもポイントですね。
とっても甘ーいため、甘党のかた向けです。

上記の値段表にはキャラメル味と書いてありますが、モカもおすすめです。
”mocha”と書かれていますが、「モカ」と発音するらしいです。(一度恥をかいた)


持ち帰りにしたためか、なかに大きな氷の塊が入っていました。

かさ増し?
冷却用?

入っていないこともあったので、作る人によって氷を砕く粗さが違うのでしょうか。
氷のシャリシャリ感を残すため、と言われれば納得してしまいますが・・・
真実はどうなのでしょうね?



甘いのが苦手というかたはこちら。

despertemos al mundo




おそらく本当の店名はこれじゃないと思うんですが・・・
でも看板にはそう書いてあるし・・・・・

ちなみにこのスペイン語は、
  デスペルテモス・アル・ムンド
と読みます。
意味は「世界を叩き起こそう」とかそんな感じと予想。


フラペチーノの味は無糖なのか、とってもビター。
固めののど越しのなか、コーヒーの香りがしっかりと鼻を通り抜け、大人な味わいです。
さすが本格的なカフェ!

コーヒーが好きな人は好みの味だと思います。


    ↑カップにもカラスの絵が!

場所は、新市街のミラフローレスの海岸にLarcomar(ラルコマール)という洒落たモールがあるのですが、その近くです。
そこから中心広場へと向かう"ホセ・ラルコ通り"の右側にあります。

値段も10ソルと、ほかと比べると安めです。
メニューにはフラペチーノ以外にも多数あるので、試してみてはいかがでしょう。
あの感じだとおそらく普通のコーヒーもおいしいと思います。



Pukupuku




これも店名に自信がないです。

場所を先に書いておくと、旧市街カテドラルの後ろにあります。
大統領府とカテドラルの間を走る道路を、カテドラル側へと進むと右にあります。
入口にfrappuchinoと小さく書かれています。



値段が安く、場所も入りやすいところにあるので、気軽に立ち寄ることができます。

味もなかなかおいしいですし、作る人によっては氷を砕いたシャリシャリが残っていて言うことなし!
しかし薄味のものが出てくることもあるので油断できません。


    ↑持ち帰りの場合

    ↑店内で飲んだ場合



Juan Valdez Café




フアン・バルデス・カフェと読みます。

写真の場所は、旧市街のカテドラルのある中心広場から出る歩行者天国をずっと行き、そのまま道路を直進するとReal Plaza(レアル・プラサ)という小さなモールに着きます。
その中です。

レアルプラサは町にたくさんあり、タクシーや人に道を尋ねてもうまく返事がこないかもしれないので注意。

これもたぶんチェーン店でしょうね。
たしかジョッキープラサにもあった気がします。


味はとってもおいしい!
さすが高いだけあります。
とってもクリーミーでマイルド、甘さが若干控えめの高級感のある味が楽しめます。
下手したら、フラペチーノというよりはアイスコーヒーかもしれません、これ。

メニューのなかに"granizado"もあったので、氷感を楽しみたいかたはそっちのほうがいいかもしれないです。
安いし。


※granizado
グラニサードと読む。シロップと一緒にかき混ざっているかき氷。frappéと書かれるところもある。ちなみに普通のかき氷はペルーでは"raspadilla"(ラスパディージャ)だが、同じスペイン語の中南米でも国によって呼び名が全然違う。



スターバックスコーヒー


日本でも味わうことのできるスタバ。
リマでは探そうとしなくても町中いたるところに存在しています。
さすが都会!

しかし、あんまりスタバのフラペチーノって好きじゃなかったんですよね。
だから日本にいるときはフラペチーノ自体そんなに好きになれませんでした。

あの飲んだ後の舌に残る苦みが苦手で・・・・・
それを好きにしてくれたのが、メキシコのフラペチーノ、というわけです。


スタバのメリットは、やっぱり店内の大きく清潔なトイレが使えるというところでしょうか。
トイレや雰囲気にお金を出していると言っても過言ではないです。
wi-fiが使えるのもいいですね。



全部紹介し終わったところで、どれが自分の好みだったか、
個人的なランキングの発表です!


1、Altomayo

2、Juan Valdez Cafe

3、カラスのとこ

4、Pukupuku

5、マックカフェ

6、スタバ



という順番ですかね。

個人によって好みが違うと思うので、参考程度に。
ではでは~。


関連:
メキシコの飲み物ランキング
↑昔書いた記事。もっと短くて見やすい。


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恩人に会いに逆戻り Huaral



前回リマまで車で自転車ごとピックアップしてくれたカルロスさん。
別れるときに、彼が住んでいるHuaral(ウアラル)に招待されていたので、行ってみることにしました。


日曜日に、リマのCentro Historico(読み:セントロイストリコ。日本人からは旧市街と呼ばれている)のすぐそばにあるZ Buss(セータブス)社のバスに乗り、80km手前のウアラルへ。

自転車ではなくバスを使ったのは、80kmはさすがに遠いのと、ジュース代や食事代などを含めて考えた場合、移動費のみのバスのほうが安いから。

片道たしか8.5ソル(約300円)くらいだったと思います。




    ↑ウアラルの中心部。ちなみにウアラルは前回出てきたチャンカイのすぐそばにある



とにかく寝る作戦により、いつもの乗り物酔いは回避。

とりあえずネット屋にある電話でカルロスさんと連絡をとります。
この場所がわかるか心配だったのですが、無事に再開を果たしました。


少し散歩しながら町を案内してもらいます。
彼はレストランをいくつか経営しているのでそこを見に行ったり、ウアラル近郊の観光スポットや特産物などを教えてもらいました。

そして数年前まで大金持ちが住んでいたという荘園のようなところへ、バイクタクシーで向かいました。


※荘園 ― しょうえん
国の支配を受けない個人所有の大きな土地のこと。別荘であったり、人を雇って農業などで働かせたりする。・・・と学校で習った記憶がある。
詳しく正確に知りたい方はこちらをどうぞ→wikipedia荘園



    ↑入口。奥にも続いているので入ってみるとものすごくデカい


広ーい土地に教会や元住居、レストランなどが設置されています。
というのも、元々は小さな町のようになっていて、大体の用はここで足せるようにしていたらしいです。

ここウアラルは果物の名産地であり、この中でも多くのフルーツが育てられていたということ。

今は観光用に小さな博物館もありました。



ウアラルは日系人が多いのも有名で、カルロスさんの家の近くには日本人学校が建っていました。

夕方になり、カルロスさんが関わっている会社のパーティがあるというので一緒についていくことに。

ビールや食事をもらいながら、声をかけてくれた人たちと少し会話。
日本歴の長いカルロスさんは日本語を話せるので、進んで通訳してくれて助かりました。



    ↑会社員たちにプレゼントが用意されていた



    ↑おしゃべりをしたりビールを飲んだり演説したり踊ったり・・・



帰りに寿司屋に行きます。

ここで出されたしょうゆが日本とは違いちょっとビターで旨みがなく、カルロス家から日本風のしょうゆを持ってこさせていました。


    ↑おごってくれた寿司。両端のはクリーミーな恵方巻みたいな感じで、にぎりは普通の日本で食べるものと同じ。どれもとてもおいしかった



夜はこっちの安宿で泊まるつもりでしたが、カルロスさんの家の兄の部屋が今空いているということでそこに泊めてもらいました。

かなり立派な部屋を使わせてもらってなんだか恐縮してしまいます。



次の日も仕事のついでに車でリマまで送ってもらい、まさに至れり尽くせりの一泊二日でした。




―――拍手コメント返しのコーナー―――


さーさんへ

風邪はだいぶ良くなってきました。
動画を少しずつ作ってみているのですが、新しい動画ツールの扱いがなかなか難しいです。
ああいう派手で統一性のある街並みって日本では少なそうですよね。カメラが安いのなので限界はありますが、もっといい写真をいっぱい撮れるようにしていきたいと思います!



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日本人に優しい人たち、そして目的地到着 Chancay ~ Lima



2016/4/15 Huacho, Peru


前回も書いたことだが、ここから先しばらく町がないという。

なので、今日は早起きして明るいうちに走行距離を伸ばしておこう。






・・・・・寝坊しました。(通常通り)


だからといってもう一泊する気分でもなく、それでもまあなんとかなるだろうと自転車にまたがる。



    ↑なんもない道。家があっても無人だったりただの民家だったり労働者の寄宿舎だったりする


地図で見た通り、砂漠以外なにもない通りを走る。



25km先の商店の横でテントを張らせてもらった。

海風がかなり強く、肌寒い。
しょうがなく嫌々寝袋を出した。

この寝袋はかなり暖かく、低地などの寒くない場所で使うと暑くて寝苦しくなる。
そのうえ片づけがものっそい面倒なので、袋から出さずに枕にすることも多い。



今日食べたのは昨日買った2ソルのケーキの残りと6ソルのナッツミックスと飴玉とチョコケーキ菓子とウェハースのみ。

お菓子dayとなった。


※ソル
ペルーの通貨単位。正式名称はヌエボソル。2016/6/25現在のレートは約31円。このブログでは手数料なども含めて切りよく 35円 として計算している。





2016/4/19


ちんたら片づけをする。
キャンプで一番苦痛なのが、この片づけの時間だ。


キャンプをすると体力があまり回復してくれない。
すこし雨が降っている。
それらが複合して、走る気分がなかなか乗らない。



ダラダラと出発するが、腹が減っているせいで進みが遅い。
店を探しながら進むが全然見つからない。


1時間後に町、というか町を作っている段階の集落が現れた。

おお、助かった!


建設中の門をくぐって工事中の家に自転車を置かせてもらい、特設タープの下で売っているおばさんからハンバーガーと飲み物を買ってむさぼった。


ここはハエが驚くほど多い。
カラになった皿がハエで真っ黒になるほどだ。

こんな砂漠のなかでたくましく生きているのは尊敬に値するが、正直いなくなってほしい。
あーもう、だから今食ってるハンバーガーにたかるなってば!




小さなハンバーガーだったが、ちょっと腹に入るだけで全然違う。

砂漠のハイウェイを精力的に走った。


道で停車していた軽トラの男に声をかけられる。
前にもこちらの自転車で走っている姿を目にしたらしい。

英語もすこし話せる彼にこの先の情報をもらう。
もうすぐ町があるのだそうだ。
これはいいことを聞いた。


    ↑英語とスペイン語を織り交ぜてしばらく話をした



その先Chancay(チャンカイ)という町に入る。

ホテルを見つけ、なかへ。
そこのご主人がとてもいい笑顔でこちらを迎え入れてくれ、20ソル(700円)の部屋を紹介してくれた。

しかしこのご主人、ほかのペルー人にはすこぶる不愛想である。
日本人か中国人か韓国人に恩義でもあるかのような対応だったが、せっかくよくしてくれているので、こちらもそれに負けないように明るく陽気に振る舞った。




    ↑看板破りが喜びそうな立派な看板が掲げられている。中国語かもしれない



    ↑小さいけどかなりいい雰囲気の町だった。歩行者天国まである



    ↑広場の角にあるジェラート屋


    ↑トッピングもたくさん


    ↑そこで頼んだフラペチーノがおいしかった。何度も買いにいくと12ソル(420円)から10ソル(350円)に負けてくれた


居心地がよくオシャレな街並み、そして宿も安いので、ここで数泊すごしてしまう。


子どもたちがじゃんけん遊びをしているときに、「じゃんけんぽ、じゃんけんぽ」と日本語を使っていたのに驚いた。
テレビでも同じフレーズを使っていたので、おそらくこっちの日系人がペルーへ伝えたのだろう。

ペルーでは「じゃんけん」が通じるようです。




2016/4/22


もう出ていくと言うと、ホテルのご主人は泣く真似をして見送ってくれた。
ひょうきんで楽しい人だった。




    ↑低空飛行していた白い鳥が畑のトラクターに集まり、また飛び立ち・・・ を繰り返している。人に慣れているようだ



海沿いのルートと丘を登るルートがあり、楽ができそうな海ルートを選択。
しかしこの道は大型車のみしか通ることができないらしく、自転車通行禁止マークの看板が掲げられていた。


しょうがなく道を戻り坂道をゼイゼイ言いながら登っていると、突然車が止まり
「大丈夫?」
日本語が聞こえてきた。

「やっぱり。日本人だってわかったよー! この坂は長いし大変だから車で送ってあげるよ」

と言ってくれた。


車に乗せてくれた男性、カルロスさんは日本に16年間住んでいたそうで、かなり日本語が話せる。

車で運んでもらいながら、彼の話や今住んでいるHuaral(ウアラル)という町の話、リマの情報などを教えてもらった。



    ↑70kmさきのリマまで一気に行くことができた



    ↑ピックアップしてくれたカルロスさん


カルロスさんに連絡先を教えてもらい、困ったことがあったらいつでも電話してくれと頼もしい言葉を残してくれた。


ホテルへの道も教えてもらったのだが、間違えてかなり先まで通り過ぎてしまった。

探し回っていると、軽トラに乗ったペルー人が車の窓から顔を出し、探していたホテルの場所を教えてくれた。

何も言っていないのに!
なぜわかったのだろうか。

実のところ、その人がその日本人宿のオーナーのマリオさんだったのだ。



    ↑宿を探し回りながらちょこっと探索。ここはリマックという地区らしい。プリンカラーがきれいですね




こうして、

ついに、

ペルーの首都であるLima(リマ)へと

着くことができたのだった。




――― 拍手コメント返しのコーナー ―――


さーさんへ

初めまして! 動画からようこそー。
ツイッター登録ありがとうございます! そっちのほうはあまり考えずに好き勝手書いていて情報などもほぼないのですが、嫌でなかったらよろしくお願いします。
新しい動画編集ソフトも少しずつ使い方がわかってきたので、そろそろ編集を再開したいと思います。アクションカメラを買ったので、リマあたりから画質もよくなるかもしれません。かなり先になりますけどね。
ラブサイケデリコいいですよね!!! Abbot Kinneyはノリが旅行動画にピッタリだと思ってたので使おう使おうと思ってました。気に入ってくれたようでとてもうれしいです。
体調が戻るまでまだ走れなさそうですが、気をつけて旅行したいと思います。コメントありがとうございます!



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贅沢は味方 Huacho




2016/4/15 Paramonga, Peru


お気に入りだったパラモンガの町を出る。

ホテル代を払うと、おつりがなかったようでかなり待たされ、出発が少し遅れた。
ペルーではおつりがないことが結構多いので、そんなに驚くべきことでもない。



すぐ先にBarranca(バランカ)という大きな町があるのだが、治安がかなり悪いらしい。
近くの町はすべてスルーして先を急ぐ。


パソコンもスマホもなくインフォメーションセンターでもらった地図もかなりアバウトなので、今はネット屋で写真に撮ったgoogle mapだけが頼りだ。



    ↑町を出たところ。奥にうっすら海が見える。左に見えているのがバランカ



この先にSanta Cluz(サンタクルス)という村があるらしいのでそこを目指していたが、その手前でちょっとよさそうな村を発見。


海がすぐそこ。
村の規模はかなり小さめ。
でも集落レベルよりは上である。
さびれた感じがとてもいい雰囲気。
物価も安そうだし自然が豊かで、歩き回るのも楽しそうだ。


名前を、Medio Mundo(メディオムンド)という。
翻訳すると、世界の中心 といったところか。
海に向かって、愛でも叫んでみる?



村の中に入っていってホテルを探してみる。

村の広場に一軒あり、そこの泊り客に携帯電話でホテルスタッフを呼び出してもらう。

値段は20ソル(700円)。
安いほうだ。


 
    ↑「重そうですね。お手伝いしますよ」



    ↑”世界の中心”の役場


荷物をホテルに置いて海のほうへ行ってみる。

海の手前にはラグーンがあり、その手前は湿地帯になっていた。


つまり、砂漠 → 湿地 → 池 → 細い砂浜 → 海という並び。


※ラグーン
潟湖。湾と海とが、流れてきた土砂などによって分かれてしまった地形のこと。


    ↑ラグーンの手前だけ緑が豊かで青々としている



    ↑見晴らし台があるみたいだ。行ってみよう



    ↑イスラム世界に迷い込んだかのような建物を通り過ぎる



    ↑まわりを一周見渡せる



    ↑砂漠との境界線


そのあとはのんびり散歩してすごした。
なかなかいい一日だった。


    ↑村はこんな雰囲気



201/4/16


朝10:30ごろホテルを引き払う。
いつもより少し早い出発となった。


昨日目指していたサンタクルス村はほんのすぐそこで、ほとんどつながっていると言ってもよかった。
昨日来ることができなかったので代わりとしてそこで朝食を摂る。
値段交渉も成功。



ボーっと走る。

こうなだらかな道だと走るのも楽しい。
苦しくない。



25㎞先のHuacho(ウアチョ)に到着。
まだ昼すぎだが、google mapさんが言うには、この先はしばらく町がないはずである。



ということで今日はここで宿泊宿泊!



ここがかなーり大きい町で、ホテルがどこもかしこも高い。

やっぱりここに泊まるのはやめようかと思ったが、なんとか25ソル(875円)の安宿を見つけることに成功。



ここは物価も高く、もういいや今日だけ、あきらめて節約解除。
高めのレストランで夕食を食べた。


そこで一波乱起こる。


レストランでメニュー表にのっているコーヒーを頼むのだが、どうしてもお茶が出てくる。

「いや、これcaféじゃないよね」
と言うと、今度は違う種類のお茶のティーバッグが。

それを拒否すると、そのウェイトレスは他のスタッフたちに愚痴を言っているようだ。
おそらく「あいつ注文したくせにいらないと断るんだ」などと言っているのだろう。

愚痴を言った相手スタッフの一人に何か言われたのか、そのウェイトレスがもう一度来て、「このcaféはどう?」と聞いてきた。

そこには見たことも聞いたこともない名前のティーバッグが・・・・・

もしかしたらティーバッグ型のコーヒーなのかもしれない。

「これ、本当にコーヒーなの?」
「ええそうよ」

と言うので、
「じゃあそれで」と告げる。


しかし心配になったので、ほかのウェイターに
「あれって本当にコーヒーなのか?」と問いただすと、
言葉はうまく通じなかったが、

「ちょっ、ちょっと待っててください! 今すぐコーヒーを持ってこさせますので!!」

と慌てて厨房へ入っていった。
そしてさっきのティーバッグはどこへやら、ちゃんとコーヒーが出てきた。


隣でさっきのウェイトレスがまた愚痴をこぼしているのが聞こえる。

その話の聞き取れるところを想像で補ってまとめると、彼女の地元はお茶全般のことをcaféというのだそうだ。

ほかの人たちはやっぱりcaféはコーヒーのことと認識しているらしく、不思議そうに彼女の話を聞いていた。


よかったね、その言葉の違いがわかって。


今回、いつもと違い自分が笑顔で愛想よく対応できたのは、この日節約をしようとしなかったためだろう。

やっぱり貧乏ってつらいね。




    ↑町の道路にあったゆうパックのトラック。



    ↑ケーキが安い!



    ↑スーパーにはこんなデザインのパッケージのお菓子も



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よくわからない遺跡と町の入口 Paramonga




2016/4/12


前回の小屋を安値で使わせてもらった商店で朝食のクラッカーとお茶をもらう。

トイレやシャワーはないが、こんなによくしてもらって10ソル(350円)なら安い。
特にお茶をくれたのは、水がない砂漠のなかでは助かった。



しばらく走る。

エマージェンシーの車がこちらを見つけるなり止まって、
「大丈夫か、水はいるか」
と聞いてきた。

水道の水は良くないからと、ウォーターボトルの水を入れ替えてくれる。

親切な人たちだったし、ちゃんと見回りしていることが意外だった。
だってペルーってそういうとこ適当な気がするじゃないですか。



まわりに木々が増え始め、遠くに家が見え始めたあたりで、遺跡が道路わきにあったので見学してみる。

入場料の3ソル(105円)を1ソル(35円)に負けてくれた。



ほかの見学者はだれもいなかったのでゆっくり見ることができた。

どうも儲かってなさそうだ。

維持費は大丈夫だろうか。
国に見捨てられそうで心配になった。


遺跡自体は、小さなピラミッド風の要塞といった形の建築物だった。



    ↑レンガが積まれている壁。いつ頃のものなんだろう。インカの遺跡らしいが、気まぐれに入ったので前知識がない



    ↑遺跡のうえでは海と畑と砂漠が見渡せる



    ↑来た人たちが記念に名前をぎっしり刻んでいる。汚されてるのは残念だけど、これはこれで見ごたえがあるなぁ、なんて思ってみたり



    ↑コンドルが飛んでいる。気持ちよさそう



    ↑・・・あれ? これって見ちゃいけないものを見てしまったのか? まさか、遺跡を増・・・ た、たぶん道路の線をレンガで作ってただけだよね!? うんきっとそう



    ↑ここ爆弾で壊せると思う(ゼルダ脳)


荷物を入口の小屋に置かせてもらっていたので盗られないか心配だったが、親切なおじさんは手をつけずに待っていてくれた。

しかもこのあたりの情報も教えてくれる。



    ↑ここを見学しました


すぐそばにいくつか町があるらしい。

一番近いParamonga(パラモンガ)に向かい、うまよくば泊まることにした。



    ↑遠目から見たパラモンガ。これだけ見ると炭鉱の町という感じ。ジブリでありそう



細く荒い道を進むと、スラムに見えて仕方がない町の入口へと到着。


    ↑ボロい


商店で飲み物を買って休憩。
パッと見た感じホテル類はなさそうなので、次の町を目指そうと来た道を戻る。



    ↑来た道を戻る際に見つけた人形の首のみ。この状態で落ちてたので怖すぎて爆笑した



先へ進んでわかったことは、さっきのところは本当の入口ではなく、裏道だったということ。

反対側に町へと伸びるちゃんとした道路と「ようこそ」の看板があった。
では、改めて入りましょう。



街中のホテルは20ソル(700円)。
別のところも見てみようか迷っていると、気のいい従業員のおばちゃんが3階の部屋へ案内してくれた。
さっきの部屋は物も壊れているし暗くてイマイチだったが、こっちはすばらしくいい!

ここに決定します。



    ↑めちゃくちゃきれいで窓からの眺めもいい



    ↑ホテルにあった中世風のバンダヂと槍のようなもの



    ↑泊まったホテル。もっと安い部屋もあるが、20ソルでこれならこっちのほうがお得!



町もゆっくりすごすにはちょうどいい大きさで、とてもいいところだった。
中心部は人々で賑わっており、小さな町にしては広い中央広場を持つ。

屋台の鳥の炭火焼きとスパゲッティが安くておいしい。



    ↑中心の広場



    ↑すてきなお家。の左側にボロボロの建物が建っているこの対比



    ↑ホテルに住んでいる猫


ついつい連泊してしまうが、ここに泊まれるのは今だけ、この町を体感できるのは今しかないと考えればまあいいのではないか、そう思うのだ。



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ホスピタリティ満載な安宿のスタッフ家族たち Huarmey ~




2016/4/8


朝6時すぎにクレメンテさんに起こされる。


リビングへ行くと、朝食とコーヒーを用意してくれた。
さらに大きなペットボトルの水もいただいてから出発。

何から何までお世話になってしまった。




   ↑レストランの外見。リマから北に347km地点にあります



    ↑窓には旅行者が自作したステッカーがたくさん



    ↑もらった水はこのように運びます



休憩をはさみつつ、なにもない砂漠のなかをゆっくりと進んでいく。



午後4時過ぎにHuarmey(ウアルメイ)という町へと到着。


実は、ウアラスから山の谷間を通らずにわざわざ海沿いへと戻ってきたのは、この町に行きたかったからだ。

それはなぜかというと、つい最近この町で新しく発掘物が見つかったというニュースをたまたま見つけたのだった。

金銀財宝の発掘現場なんて見てみたいじゃないか!
夢がいっぱいだ。



    ↑入口の壁がめちゃ遺跡感あふれてる!


あまり名前を聞かなかったので、小さな村だと思っていた。
たしかに都会ではないが、それでもほどほどに大きく、若干観光地になっているように見える。

ホテルはいくつも見つかるが、どこも非常に高い。


警察官や町の人々に聞きまわり、町の奥にある安ホテルへ。
それでも35ソル(1225円)だったのだが、25ソル(875円)まで値下げ交渉をする。

このホテルの人たちはとてもおしゃべり好きで、2年前にスウェーデン人のサイクリストがここに泊まりに来たことを楽しそうに話してくれた。

海外の旅行者が珍しいのか、彼らはたくさん質問を投げかけてきた。
スペイン語が不自由なためあまりちゃんと答えてあげられなかったが、歓迎してくれていてうれしかった。



よく聞かれる質問のひとつに、「ペルーは好き?」というものがある。

それまではなんだか申し訳なくて苦笑いを浮かべながら「好きだよ」と答えていたが、今は「好き」とは言わない。
ある日から、何か嘘をついているようで嫌になって「好きじゃない」とか「まあまあかな」と答えるようになった。

失礼かもしれないが、正直今のところ全然好きではないのに「好きだ好きだ」というのもあまり良くないな、と思った。


それでも話はちゃんと伸びていくものだ。



遺跡に行くつもりだったのだが、今はパソコンが壊れているため保存しておいた情報を見ることができず、改めて調べることもできなかったので、あきらめてゆっくり休むことにした。

ウアルメイに来た意味がなくなってしまったが、まあいいや。
この町をゆっくり散歩して堪能することにしよう。



    ↑ウアルメイのはずれから見た景色



2016/4/11


朝食を食べて10:30に出発。


    ↑レストランで朝食を食べているときに鳥が近づいてきてこれだけでハッピー


 
あいかわらずずっと砂漠だが、景色は悪くない。



    ↑砂漠を歩く二人組。この先しばらく町がないけど、どこまで行くのだろう



    ↑砂を被ったはげ山の白と茶色の色合いに見とれる



    ↑砂漠のなかのバス停


途中、ポツンと建っていて見逃しそうな店で飲み物を補給し、コーヒーを一杯頼む。

こういうところにある店は値段が高めなのだが、ここは良心的だった。
それだけでハッピー。




    ↑トンネルを通ります。ペルーはトンネルが多い気がする



    ↑リマまであと249kmだってさ。うへぇ・・・



午後4時、
これまたポツンと建っていたレストランへ。

値段が高いのでコーヒーのみを頼んだ。


    ↑カップと皿のデザインが素敵です


そのレストランの奥にも家が少し見えていたが、
「この先は家はあるけどhospedaje(オスペダヘ = 安宿)はないし、そっちは潮風も強いからここの隣でテントを張ったら?」
と言ってくれた。

トイレもあるようだし、ここなら安全そうだ。
今日はここで泊まろうか。



    ↑店内は乾燥させた魚の皮の模型が吊るされていて雰囲気満点。水族館みたい



   ↑近くに海があるため、風が強い


でもちょっと待って。
食事はどうしよう。


ちょうどパトロールしに来た警察が言うには、
「あの見えてる家々のところにレストランがいくつかあるよ、値段も向こうのほうがほんのちょっとだけ安いはずだ」
ということだったので、荷物をすべて持って一度そちらを覗きに行ってみよう。

このキャンプ場はキープで。



結局どのレストランも高かったので、その中でも一番安値の料理を注文した。

飲みものを買って帰ろうかとしたところ、その商店のおじさんたちがここの部屋を貸してくれる、という。


料金は10ソル(350円)でいいと言っているが、どうしよう。
キャンプすればタダだしなぁ。


悩んだ末に10ソル払ってしまった一番の理由は、彼らがそのとき遊んでいたトランプのルールを教えてほしかったから。



結果、カードのルールはちゃんと教えてもらい、
また、それ以上の成果があった。



部屋に案内されると、ベッドの枠組みの上に段ボールが敷かれ、その上に毛布が乗っかってるだけ。
隣には鳥小屋があり、こちらもほぼ動物小屋のような感じだった。
トイレはなし。
裏庭に用をたせ、と言われる。


まあこんなもんだろうな、と思っていたら・・・

なんと軽食を提供してくれた!
これは期待していなかったので驚いた。


   ↑ソースをかけたご飯と芋とお茶をごちそうしてくれた


暗くなってからカードは終え、みんなで映画を見る。
ここは夕方から電気が通るらしく、彼らはそれを待っていたようだ。

海賊版のDVDでギャング映画や中国アクション映画を見る。

彼ら家族はこちらにとても気を使ってくれて、温かい人たちだった。
それだけで10ソル以上の価値があった。


 
    ↑子猫もたくさん



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